豪栄道を破り、そのあと白鵬以下三横綱を連破し、ほとんど神がかりの勢いで、このまま、一気に千秋楽までゆくと思っていたのに!なんてこった!平幕の栃の心にころりのきせのさと。
先場所、白鵬も休場で、絶好の綱とり場所だったのに、初日黒星で、さらに三日目、この栃の心に、それも立ち合いの変化で破れ、一気に初優勝と綱とりの夢の風船をしぼませた憎っき男。今日は、豪快な上手投げかなんかで、栃の心を転がし、先場所の怨みつらみを晴らしてほしかった。なのに、なのに、なってこったの返り討ち。またもや、せっかく膨らんだ大きな風船をしぼまされてしまった。それも、今回は正々堂々とした立ち合いで!
栃の心の得意の右四つに組まれ、押し込まれる稀勢の里
またもや、大事な一番で・・・無念の表情。フアンのため息が聞こえてくるのだろう。
せめて、鶴竜も負けてけれ!一差のままなら。しかし、とほほ、だらしなし白鵬。なんと4敗で優勝戦線から脱落。
日馬富士は取り直しの一番を制する。年間最多勝争いで稀勢と並ぶ。これは↓同体とされた一番。
まだ、数字的には優勝のチャンスは残っている。稀勢の里、さいごのかみがかりへ!おたのみもうします!
鶴竜が14日目に豪栄道に負け、千秋楽に日馬富士に負ける。日馬富士が14日目に白鵬に負け、千秋楽に鶴竜に勝つ。稀勢の里が連勝する。そのとき、はじめて三者(あるいは+正代、石浦の可能性も)による優勝決定戦に持ち込める。その確率は極めて小さくなったが、ゼロではない。当面、明日の豪栄道と白鵬の応援をしよう。しかし、明日、稀勢が照に負ければ万事休す。ぜひ、夢を千秋楽までつなげてほしい。
まだあきらめないぞ。がんばって!黄(稀)の応援団。
(神宮外苑の銀杏並木、今日行ってきました)