気ままに

大船での気ままな生活日誌

マンサクの花 見頃 

2008-02-10 22:00:42 | Weblog
先週、北鎌倉の明月院を訪ねましたら、ロウバイの花がそろそろ終わりかけていました。でもその代わり、黄色の細長いちじれた花弁の花をたくさんつけたマンサクの花が見頃になっていました。フラワーセンターにも、マンサクの花があったはず、それに45品種もあるという梅も咲き始めているだろうと、ワイフと一緒に出かけました。

マンサクさんは名前の由来通り、豊年満作のように、いっぱい黄色の花をつけていました。一つひとつの花弁は、嬉しそうに身体をくねらせて踊っているようでした。早春にはやばやと咲くので、”先ず咲く”が”マンサク”になったという説もあるそうです。ボクの説は単純で、ただ”万咲く”ではないかと思っています(笑)。



梅も紅梅、白梅、ショッキングピンク梅(笑)、いろいろ咲き始めていました。とにかく品種数が45ですから、この辺ではピカイチでしょうね。まだまだ、これから楽しめます。



そして、桜は?実は桜の開花を一番楽しみにしていたのです。去年の日記をみると、今頃(2/12)、玉縄桜が開花していたのです。それに、昨秋植えられた、河津桜の若木の花はどうだろうか、それも心配だったのです。ところが、玉縄桜6人家族、いずれも咲いていませんでした。タマタマ姉妹(ボクがあだなをつけている築山の2本のこと、桜界の叶姉妹といわれている)の蕾が大部、豊かにふくらんでいました(笑)。たぶん、開花一番乗りでしょう。4,5日後、聴診器をもって診察にいきます(爆)。河津桜はたくさん花芽をつけていました。これで安心です。無事、大船での初花を咲かせることでしょう。おかめ桜、ひかん桜もまだまだでした。


でも、展示場での”春への誘い展”では一足早く、これらの桜が咲いていました。順に、玉縄桜、タイワンヒカン、おかめ桜です。



春が待ち遠しいですね。






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北斎 in 鎌倉

2008-02-10 09:30:04 | Weblog
八幡宮境内にある鎌倉国宝館で開催されている”肉筆浮世絵の美”展を観てきました。氏家浮世絵コレクションの展示です。これは氏家氏と鎌倉市が共同で、昭和49年に国宝館内に設置したものです。私的コレクションと公立博物館の相互協力のさきがけとなったものだそうです。

今回の展示は、懐月堂安度、勝川春章、歌麿、広重などの肉筆浮世絵が展示されていましたが、ボクはやっぱり北斎の作品に相当の時間を費やしてしまいました。これまで、北斎については、版画にばかり目がいっていましたが、肉筆もなかなかいいと今回思いました。とくに、そう思ったのは、上からのぞくようなガラス張りの展示函の中の作品を鑑賞したときです。そこには4枚の”一枚もの”の、虎や木にのぼる人などの小品がおかれていましたが、じっと絵をみつめていると、自分が北斎になり、その絵を描いているような錯覚におそわれました。ひとつひとつの点や線から北斎の息づかいが聞こえてくるようでした。

考えてみれば、版画は下絵を描く人だけではなく、彫る人、刷る人と何人もの人の手がかかっていますし、作品も通常は200枚ぐらい同じものができます。それに対して、肉筆画は、まさに北斎一人の仕事になりますし、作品も1点だけです。魂もこもるはずですね。

作品としては、ポスター絵にも採用されていた、”酔余美人図”が一番良かったです。美人画を描かしても超一流なんですね。さすが北斎。それと隣りに展示してあった、鶴とコウノトリを描いた絵もすばらしかったです。まるで、博物画のように精密に描かれていました。その他の蛸や蛇(やまかかし)の絵なども、卓越したデッサン力がよく示されていました。

観客も少なく、静かに、ゆっくり鑑賞できました。上野や六本木の美術館では、こうはいきませんね(笑)。隣りの常設展では、ボクもときどき訪れる、大船の常楽寺の銅鐘(重要文化財)が存在感を示していました。

・・・
八幡さまの舞殿では結婚式が催されていました。おめでとうございます。



若いおふたりに、荏柄天神社の紅梅、白梅をプレゼントしましょう。





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