健保のつぶやき

食事、トイレと他人様に頼る必要はないが、薬に頼る生活がソロソロ始まりました。当面は「親鸞さん」に照準。

素晴らしい診立てです.γGTPの犯人は糖質です。

2014-01-31 14:52:31 | 屁理屈医師

http://satoritorinita.cocolog-nifty.com/satoritorinita/2013/07/gtp-f2dc.html

γGTP

 

γーグルタミントランスフェラーゼ(γGTP)が高い、といえばイコール「酒の飲みすぎ」と考えているひとが多いようですが、そうとは限りません。「わたしはお酒はほとんど飲みません。何かの間違いではありませんか?」と食って掛かられる場合もありますが、もちろんお酒を飲まないヒトでも高値のことはよくあります。

肝臓は解毒をする臓器です。γGTPやGPTは何かカラダに合わないものが侵入してくるとそれを排除するために働いてすぐ値を上昇させます。それが酒の場合もありますが、脂肪肝の場合もあれば、薬や健康食品、あるいは「カラダに良いもの」と思っていつも口にしている食品だったり、単なる季節性のアレルギーだったり、原因は千差万別なのです。ですから

γGTPのみが何年も同じように高い方で酒を飲まない上に脂肪肝もない場合は、犯人を捜すのは至難の業です。

もっとも、体調が悪くなく、数値がずっと同じ値なのであれば総じて大した問題ではないと思っておいた方が良いでしょう。

もちろんお酒の影響で上がる方が多いのは事実です。「指摘されたからちょっと休肝日を作ってみたり飲む量を減らしてみたりしたけどあまり変わらなかった」と云われる方、そのやり方では犯人がアルコールなのかどうかわかりません。1か月くらいスッパリ禁酒してみてから採血して正常値に落ちるようならアルコールの影響の可能性があり、再開して同じように上昇するなら、犯人はアルコールに間違いないということになります。この場合、カラダがアルコールを拒否しているのですから、完全に縁を切る以外の方法はありません。もっとも、酒が犯人かと思ったら酒の肴が犯人だったなんてこともよくあることです。

産業医をされている屁理屈医師。誠に素晴らしい。

γGTPが悪いのはすべてお酒。ではないと。

身体に悪いもの、屁理屈医師身近に犯人はいますよ。前科何犯でしょうか。死刑は免れません。

糖 つまり炭水化物。お酒を飲まれない方の数値が悪い健診結果を多く見ております。

医師の診断間違いございません。いい仕事をされています。