健保のつぶやき

食事、トイレと他人様に頼る必要はないが、薬に頼る生活がソロソロ始まりました。当面は「親鸞さん」に照準。

糖質制限は医療関係者につぶされる。農業団体も同様。

2017-11-19 21:00:57 | 自分の覚え
この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new.htm#1115-1

【糖尿病1000万人時代!「糖質制限」を徹底せよ 「カロリー制限だけ」は時代遅れすぎる】
 江部先生の記事です。

この記事のアドレス・・・http://www.wound-treatment.jp/new.htm#1115-2

 「大平師匠のグリコーゲン試論」についてのメールです。

 大平氏のグリコーゲンに関する考察は興味深いものでした。
 糖質制限で、初期に急に体重が落ちるのは確かに水分ではないかということは個人的には信じています。効果が表れるのが速いですから。

 筋肉がつることに関しては、最近多いとは感じますが、必ずしも急な運動からというよりは、手足に無理な力(姿勢を変える時)を入れると起きる気がします。年齢からしてグリコーゲン以前の筋肉の老化のための可能性も大きいかもしれません。痛みが生じて、ほんのしばらくですが起こった部位を動かすことが困難になります。糖質制限は、夏井先生の最初の糖質制限本以来ですが、最近は肉にさつまいもをあわせたりもしていますので、多少の糖質は取っています。

 さて、解糖系から脂質代謝系への進化が正しいとすれば、赤血球などの存在もあり、両方必要と考えるのが普通ではないでしょうか(進化の過程で得たものは無くならない)。

 要はどちらに重きを置くかの話になるのではないでしょうか。1万年前から現在にかけてはあまりに解糖系が重用されてきたと(もっとも、それこそ文献的には、百年以上前から精製された砂糖や小麦の害は指摘されているわけですが。例えばGary Taubes “Bad Calories, Good Calories”の記述及び文献)。

 付け足しになりますが、先週11日(土)の日経夕刊に凄い記事が出ていました。
 見出しには、米抜きマイナス面も、糖質制限食でブーム、免疫低下で病気の恐れ,などとあります。
 一部引用してみます。
(略)
「極端な制限は栄養学的に問題」と警鐘を鳴らす専門家も。生産者側は日本の主食を揺るがしかねない流行に危機感を強め、「ご飯を食べるダイエット」を提唱し始めた。
(中略)
糖質制限食は摂取する炭水化物などを大幅に制限することで体重を減らしたり、血糖値などの検査数値を改善したりすることを狙う民間療法の一種。
(以下略)
(引用終わり)
 各種外食産業が、米抜きメニューを提供し始めていることも紹介されており、JAが危機感を抱くのは当然かもしれませんが、「民間療法の一種」には恐れ入りました。