真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

アジアの結婚披露宴

2023年01月13日 | 異文化

以前にも書いたが、私が大学院に通っていた頃は韓国、台湾、中国からの留学生が結構いて、特に韓国の留学生は結婚していたり、婚約していたり歳がいっている人が留学してきていた。でも25年以上も前のことだから1995年くらいの花愛でもある。

だからか、国に帰るとすぐに結婚式を挙げたので、日本から指導教授と多くのクラスメイトが招待されてソウルで行われた結婚式に大挙して行ったものだ。

韓国の結婚式は、挙式がメインで披露宴を行わない時もある。私たちが招待された時は着席方式で次から次へと披露宴にやってくる感じだった。

韓国ではよくあることだが、披露宴に招待客が来ても座る席がないことがあるのだ。10月末の木浦での記念式典後の食事会でも招待客が溢れて着席できなかった人たちが多数出た。

披露宴の代わりに、挙式が終わると式場のレストランや宴会場に移動して、ビュッフェ形式のお料理を振る舞うこともある。

招待客に関しても、事前に招待状は配るが、特に出欠を取るわけではないので、当日まで何人列席するのか細かく分からないらしい。招待客が溢れても一向に気にするふうでもないのが不思議だ。

他方、台湾の結婚式と披露宴は長い。1日がかりだった。台湾での結婚式は300~500人くらい招待客がいるのだが、こちらは着席で美味しい豪華な台湾料理が山盛りでた。美味しかった。スピーチはただ一人、あとは延々ワイワイがやがや無礼講で食を楽しむ。

笑ってしまったのは、当然食べきれないほど豪華なお料理が出るのだが、それをお持ち帰りする人がいたことだ。

韓国では、少しでも縁があれば、招待状がなくても誰でも参加できるし、服装もカジュアルすぎず、少しキレイめな白色以外の服装であればOKで、席も自由で決まっていない。

台湾で黒以外ならなんでも良いと言われたので、綺麗なドレスを着た。シンガポールで、結婚式があるから行こうと言われて全然知らないのにマレー系の披露宴に平服で行ったことがあるし、フィリピンでも結婚式と披露宴に出たことがある。

マニラでの披露宴では、写真を新郎新婦と一緒に撮るのだが、私は一人で参加したので、カメラマンにあなたの相手はどこ?って聞かれて困った。そして、ダンスタイムの時に女性招待客は新郎と踊るのだが、お金を新郎の服にピンで留めて踊るのにもびっくりした。そして笑いの絶えない楽しい雰囲気の結婚式だった。

アジア諸国の披露宴は日本と違ってとても自由な感じがする。おめでたいことは良いことだし、良い思い出でもある。

 

 


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