真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

1月2日の大感動

2023年01月03日 | Weblog

このブログを読んでくださっている方とはLINEやメッセンジャーなどのSNSで繋がっていて、メールよりもこれらを通してコミュニケーションをとることが多くなっている。昨日の感動を待ちきれずにお伝えした方達がいる。

いつもお正月に日本にいれば、バレーや歌舞伎などを観に行くのが恒例なんだけど、今年も昨日2日の昼の部に、新国立劇場に「くるみ割り人形」を観にってきた。チケットは昨年の9月頃買ったと思う。

すごく楽しみにしていたので、2日の朝から事前勉強をしていこうと思って、まずはCDでくるみ割り人形の音楽を一回さらって、さらに、YouTubeでキエフの舞台も解説付きで観て、ほぼ完璧にして劇場に向かった。

お正月のためか、小さな子供を連れて観劇に来ている方が本当に多くて、あ〜、小さいうちからこういう舞台を観劇させる親も素敵だけど、子どもたちも幸せだな〜って思いました。何よりのお年玉じゃないかなと。

舞台は期待以上に素晴らしかった。バレイは音楽と相待ってその素晴らしさが倍増されるわけだが、狭いピットの中でのフルオーケストラの方たちの演奏が、それはそれは圧巻で、一部の間中、今日の音楽はなんと雄大で伸び伸びしているんだろうと思って聞いていた。

私には贔屓のバレリーナはいなので、日にちと曜日と時間でチケットを購入したのだけど、休憩時間にパンフレットを見ていたら、昨日のオーケストラの指揮者が冨田実里先生だった。冨田先生は、私が以前所属していた合唱団の指導者だ。イギリスで指揮の勉強をしてきた女性だが、指導は厳しくもあり、言葉は的確で好感の持てる先生だった。

私は高齢なので、日々あまり感動することはない。しかしである。昨日ばかりは、冨田先生が指揮をしている事とは関係なく、音楽の素晴らしさに本当に感動し、感激もして、涙が出てくるほどだった。冨田先生が紡ぎ出す音楽は音楽の素晴らしさを我々に伝えてくるものだった。

音楽は素晴らしいな〜って思いながら、帰宅したのだが、帰り車を運転しながら、車内で音楽を聴くのを止めて、劇場絵の余韻に浸った。こういう感動は久しくしたことがなかったので、良いお正月のスタートを切れたと思っています。

 


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