Japanese and Koreans invaded Asia. We apologize.

本 在日韓国人の終焉

2008年02月07日 00時26分28秒 | Weblog
在日韓国人の終焉 (文春新書) (-)
鄭 大均
、頼んでおいて図書館が取り寄せてくれた本。

予想通りかなり面白い。
ちょっとメモ風にひろってみる。


韓国での生活
「この国はいままで経験した国に比べると公平さや公正さにかけていたし、知識人の間にはナショナリズムという病気が蔓延していた」(6)

韓国人の在日観


「本国の韓国人は彼らが韓国人らしさと考えることを実践しない者を韓国人とはみなさない」(8)


「在日韓国人は一方では日本への同化を願うが、他方では韓国人のプライドを維持する存在として語られており、一方では被害者として語られるが、他方では韓国人の優秀性を証明してくれる存在なのである」(128)/blockquote>


つかこうへい
「・・・いとこだ、はとこだって、韓国はどこからどこまで親戚なのかわからんかったよ」
「それだけ血が濃いってことだよ」
「でも、みんな最初に聞くのはつかさんが帰化したかどうかでしたね」
「だろ、そして次にくるのもきまっていじめられていないか、差別されていないかということだろ」
・・・・
「聞かれる。がオラ、石にかじりついても言わん」
「えらい」
「大体、前にきた作家や文化人ってのがそんなことばっかり言って、とりいってやがったんだよ。・・・」(138)



在日韓国人の意識


参政権についての最高裁(95年)の上告理由書
上告人等は「韓国籍」保持者であるという一点をのみをのぞけば顔かたちはもとよりその生活様式、教育課程、社会生活等において「日本国籍」保持者と区別できる点は何もないのである」(20)

93年、在日韓国青年会が実施した調査によると、18歳から30歳までの在日韓国人800人のうち、「民族差別を体験したことが「とてもある」と答えたものが2,5%、よくある6.5%「少しはある」32.5%「ほとんどない」28%、全くない「30.5%」である(福岡安則「在日韓国人青年の生活と意識」東京大学出版会1997年」(24)

「今日の在日韓国人には差別や排除の体験そのものが実感を伴うものでなくなってきている」(60)

同様な同和問題について
「もしもトイレなどに書かれた「落書き」の内容が、人々の共感をえているものであるならば、「差別落書き」の他蓮が差別深刻化の根拠にもなるだろう。しかし、書かれている内容が多くの人たちに共感をもって受け入れられている事例が存在するなどおいうことは聞いたことがない・・・公衆の面前では、多くの人々の眉をしかめるのであることが社会的に明確になっているからこそ、だから、”犯人”もそのことがわかっているからこそ、トイレなどでの匿名の行為に及ぶのである。・・・論者はこれを「陰湿化”といい、”深刻化”の根拠とするのである。しかし、事態はむしろ逆で、このことは、”差別をトイレに封じ込めた”ものとしてとらえた方がいいのではないだろうか」(97)




在日で国籍を維持しようとする人の論拠


金敬得
「大多数が民族名を名乗れていない在日社会では民族的に生きるための抵抗概念としての国籍という意味が強い」
尹 健次
「・・在日朝鮮人の多くは、日本国籍をとらずに、民族の誇りもって生活したいと思っています」
姜在彦
「在日同胞の日本生まれの世代の大多数はすでにことば、生活文化など民族的特性を失っても、辛うじて「国籍」を民族的アイデンティティのよりどころにしている。」(58)


実際、なぜ帰化しないのかについては、
1 帰化に対するタブー(在日1世からの弾劾)
2 帰化の副作用(民族組織からの誹謗など)
3 外国人意識が薄く手続きに抵抗感(帰化は本来多少異質性があるときすべき)
4 生活に支障がない
5 国籍問題棚上げ(指紋押捺拒否運動に集中)
6 モラトリウム(国籍取得手続きの煩瑣さ、と無関心さ)
などをあげている。

ついでに指紋押捺問題の経緯
 まず、指紋押捺義務の経緯について、

幽霊登録証が大量米などの不正受給
朝鮮戦争で難民手続きなしで入国
北朝鮮からの工作員
→入管行政が整備(現代コリア1985年7月号佐藤勝巳)(162)

そして、

「押捺拒否運動とは人権主義や多文化主義を志向する日本の馬と反日ナショナリズムをしこうする韓国の馬という・・・2頭の馬に惹かれた馬車のようなもので御者の座にいたのはほんの一握りの在日韓国人であった。」(95)



在日参政権
「在日韓国人が帰化手続きを経て日本国籍を取得することができるのに対して、フランス生まれの外国人は居住に関するいっていの条件を満たし、16歳から21歳の間に届け出をすると、フランス国籍を取得することができる。」(28)
在日韓国人が「日本で生まれ育ち、地域社会への帰属意識が強い」という点は重要である。だが・・・・在日の参政権に対する態度は実際にはかなりバラバラなもの・・・(朝鮮総連など・・・空)


欧州は比較にならない。在日的存在者はいない。
北欧諸国が外国人参政権を認めているのは移民の奨励と社会的統合を目的
EU諸国では国家統合めさすEU諸国内に限り参政権
韓国は日本政府にプレッシャーをかけるだけの便宜上のもの(135)


帰化するのがよい理由

帰化論は排外主義とは限らない(156)

1952年サンフランシスコ条約
機会なし、しかし、国籍選択を求める態度もかけていた。(138)




「イシューが地方参政権から被選挙権、国政選挙権へといこうした暁には、日本国籍の問題が議論されていいのだという。だが、日本国籍の取得がゴールだというなら、なぜただちにその問題を議論しないのだろうか}(164)


アイデンティティ(identity)と帰属(belonging)
「アイデンティティと帰属とは同義語として使われることもあるが、ここでは前者を主観的なもの、後者を客観的な意味合いのもとして使い分けることにする(ダニエル・ベル「20世紀文化の散歩道」第10章ダイヤモンド社1990年)」(15)


「在日が外国人としてこの社会に生存し続けるということは、日本社会の加害者性の確認を自己の氏名とするような少数の知識人には生き甲斐を与えるものであるかもしれないが、多くの在日にとっていはアイデンティティと帰属のズレを永続化する」(180)


「私たちはは基本的には日本語人、日本文化人としてこの世に生まれてくるのであって、私たちにはそもそも同化に値する異質性がはじめから欠けているのではないか?」(181)

「在日が外国籍のまま日本で生活を続けるということは、在日の「被害者性」「犠牲者性」を保存し、「差別国家日本」という烙印を国際的に広めるには貢献するだろうが、そのことによって在日韓国人のアイデンティティと帰属のずれが解消するわけではない。」(182)


「在日のように文化的異質性を喪失し、しかも本国への帰属意識にかけたような集団する外国人として保存されるようでは、日本国民は永遠の日本人、つまり世襲の日本人によって構成されるということになるが、それでいいのだろうか?」(184)

被害者としてのアイデンティティの維持しようと活動する例として、

辛淑玉氏
「ここで語られているエピソードが真実なら、辛氏が役所を訪ねたとのは、帰化手続きのためというようりは冷やかしや批判のためであったのだろう。彼女は日本人の係官を挑発し、差別用語の言質のひとつでも採集してやろうという魂胆だったに違いない」(197)




で、著者の提案

「特別永住者には基本的には審査なく、申請に基づいてすみやかに日本国籍が取得出来るようにする。」(190)

「一般永住者の第2第3世代には、日本国籍を取得できるようにする。」(191)

「特に工作員活動に従事してきたような人に日本国籍をあたえていいのかどうかといった議論があるだろうし・・・」(192)


「私たちは日本国籍をもたない限り、内国人ととの完全な機会や権利の平等を獲得することができないのであり、・・・日本国籍を取得すれば、参政権や公務就任権の問題は自動的に解決するのである。また、そうすることによってはじめて、私たちはハンディキャップ故に同情される人間でも、特権ゆえにねたまれる人間でもない普通の人間としてこの社会で生き続けていくことができるのである」(195)

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