医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

きっちんと掃いたぁ~

2020-02-29 03:28:59 | 薬局

知らないと対応に困る。

 

いよいよコロナウイルスも緊急事態になってきた。

政府は28日に全国すべての小中学校や高校などに、来月2日から春休みに入るまで臨時休校とするよう要請した。

 

そんな中で「新型コロナウイルス感染患者の増加に際しての電話や情報通信機器を用いた診療や処方箋の取扱いについて」の厚生労働省から課長通知が出された。

上記の通知は27日であり、その日から実施される。

通知文は薬局関係の各組織団体に送付されている。

知らないとどうしていいのか困惑する。

すでに、ご存じかもしれないが復習する。

 

要は緊急事態なので慢性疾患等を有する定期受診患者等について、医薬品が必要な時は電話や情報通信機器等を用いての診察を可能とした。

いわゆるオンライン診療の緩和対応である。

医療機関に出向いて感染することを防ぐ手段である。  

その場合の処方箋情報は、医療機関から、患者が希望する薬局にファクシミリ等で直接送付が可能としている。

そのファクシミリの処方箋はみなし処方箋として調剤可能だそうだ。

その時の服薬指導は電話や情報通信機器等でも構わないとしている。

まさに緊急時の遠隔服薬指導である。

ところで、この時の「薬剤服用歴管理指導料」はどうなるのか。

とりあえず迷わず対応したい。

 

処方箋が医療機関から直接のファクシミリなどの場合は特に確認の必要はない。

ただ患者から直接薬局にファクシミリが届いた場合は、薬局は必ず処方元の医療機関に内容の確認が必要になる。

ここは気を付けて欲しい。

偽処方箋だと困る。

 

私から皆さんに伝達する内容ではないかもしれない。

すでに薬剤師会等から流れていると思う。

いただいた資料の字が小さくてよく読めない文章である。

目を細くして読んでいる。

勘違いがあっては困るので自分で確かめて欲しい。

 

さて、学生の諸君!

学校がお休みになったら家の掃除でもしなさい。

お掃除は家にあるキッチンハイターを薄めたふき掃除がいい。

薄め方は街の科学者である薬剤師にお問い合わせして欲しい。

ということで、自宅でできる消毒方法などの配布があるとありがたい。

そんなアドバイスをいただいた。

ついでに空気洗浄機はすでに品薄だそうだ。

 

知らないと対応に困る。

今日はまだ2月である。

                           

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濃厚短縮

2020-02-28 05:13:31 | 薬局

勇気ある医療人としての意地を見せる。

 

コロナウイルスの影響しか頭出しが出てこないのが情けない。

そんなコロナウイルスの見えない恐怖から、研究会などの集まりが中止に追いやられている。

毎年多くの人が集まるドラッグストアショーも中止らしい。

主催者にしてみれば「お前のせいだ」と言われたくないのもよくわかる。

でも、やらなくてもいいなら、初めからない方が良かったのかもしれない。

あまりにも過敏になり過ぎていることの方が怖い。

 

当社にもコロナの余波は押し寄せている。

すでに3月のセミナーや研修が3件中止になった。

おかげで暇をもてあそんでいる。

ただ「そんなの関係ない」と実施の知らせも届いている。

そして、4月に変更の依頼も多いが、コロナが収束しているかどうか。

経営者にしてみると、コロナより怖い経営危機が迫っていると感じているようだ。

ちなみに、現時点では3月開催の「薬局経営研究会」は通常通りの実施で進めている。

私や専務が感染者にならない限り、参加者の自主性を尊重する。

 

そんなコロナウイルスの猛威のさなかでも、何といっても薬局には患者がやってくる。

この時期の患者はインフルエンザなのか花粉症なのか、はたまたコロナウイルスなのか見た目ではわからない。

そんなリスクを感じながらも薬局で薬剤師は患者と向き合う。

薬剤師以外のスタッフも同じである。

2m以上も離れての服薬指導などありえない。

当たり前だと軽く流さないで欲しい。

これこそが医療人たる覚悟ではないだろうか。

 

心ある経営者は薬局の店舗内に、ウイルス除去の空気清浄機の増設を考えて欲しい。

定期的な室内換気も意識づける。

薬局の入り口にはもちろんアルコール消毒薬も欠かせない。

業務終了後は店舗内へのアルコールの噴霧もいいかもしれない。

定期的に人が触る部分への消毒も必要になる。

経営者は患者を守るだけではなく、そこで働く社員を守ることにも気を配りたい。

 

東京に住んでいると通勤だけで感染のリスクが大きい。

ただ、意外にも安い居酒屋は多くの人でにぎわっている。

これってかなりの濃厚接触の様な気がする。

面白いのは帰る時間が早まっている。

時間短縮が予防なのか。


気になるようだが気にしてもしょうがない。

 

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見えてる脅威

2020-02-27 05:13:33 | 薬局

今回だけの調剤報酬改定から見えてきたもの。

 

世の中はコロナウイルスの猛威に何も見えなくなりつつある。

全てに思考停止状態の様な気がする。

今回の調剤報酬改定で比較的影響が少ないのはどこだろうか。

 

先ず、「調剤基本料1」の薬局は、この報酬には影響がなかった。

中途半端に1,800回を超えて集中率が95%以上だった薬局のダメージが一番大きい。

もちろん同一グループ内での35千回以上で集中率が85%以上も厳しい。

要は、集中率を下げる努力は欠かせないってことのようだ。

 

次に、健保連が皮肉った98%の薬局が算定している「薬剤服用歴管理指導料」は基本的に引き上げになっている。

6ヶ月以内が3ヶ月以内に変更になってはいるが、基本的には大きな影響はないような気がする。

ただ今まで「調剤基本料1」以外の薬局が算定していた分は目減りする。

3ヶ月を超える処方箋はそんなに多くはないような気がする。

 

「後発医薬品調剤体制加算」についてはマンツーマン薬局には、諸般の事情があるが、面で受けている薬局にとっては、患者の選択肢はあまり考慮しなくていいかもしれない。

「当薬局では、この後発医薬品しかありませんが、いかがいたしましょうか」との言葉に、「仕方ないわね」と言わせる何か他の魅力があればいい。

例えば「調剤ポイント」やスマホ決済などのあいまいな「支払いポイント」である。

何人もニンジンには弱い。

 

「かかりつけ薬剤師指導料」も引き上げになったが、現状で算定していなければ、そのままでいいかもしれない。

かかりつけ薬剤師の確保が難しい薬局では初めから算定をあきらめている。

24時間の対応は働き方改革につながらないと、夜間までやっている薬局が言い訳をする。

 

 「地域支援体制加算」も同様に薬剤師の勤務実績の1年以上は維持できない。

捨てる報酬なのかもしれない。

35点や38点よりもおいしいものが他にある。

それは薬が出来上がるまでに店内回遊による“ついで買い”である。

ここで300なにがし円以上の利益が出るといいだけだ。

また「地域支援体制加算」を捨てると、在宅も「服薬情報等提供料」の実績も気にならない。

 

「調剤料」が引き下がったが長期処方ではあまり影響がない。

処方箋単価が平均で1万円を超える処方箋の日数は短くはない。

となると影響は少ないと読める。

 

上記のことから今回の調剤報酬改定では、意外に面で処方箋を受けているドラッグストアに有利だと気づきませんか。

ますます力を発揮するドラッグストアの存在が怖い。

 

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中止を注視する

2020-02-26 05:23:01 | 薬局

あれもこれも中止に追い込まれた。

 

35日に予定されていた診療報酬改定の説明会が中止になったようだ。

薬剤師会による調剤報酬改定の伝達講習も中止が出始めている。

何がどうなるのか見えてこない。

説明なしでは算定要件の詳細も不明となる。

厚生労働省や薬剤師会の説明会でも肝心な部分ははっきりしないのが今までも同じである。

そこで大事になってくるのが、現状の情報からいかに判断するかにある。

当社ではすでに数多くの調剤報酬改定のセミナーをこなしてきた。

お陰様で、何が疑問で、何が謎なのかが他よりも確認できていると思う。

実は、これが重要である。

少なくとも、このブログから何らかのエッセンスを吸収してほしい。

 

それはそれとして、このままでは調剤報酬改定の算定要件があいまいなまま41日を迎えることになる。

厚生労働省からはネット配信があると思うが、ちょっと高齢なパパ・ママ薬局には難しい。

中小薬局にとってもネット配信をゆっくり見ている時間的な余裕がない。

薬剤師会から配布される分厚い解説書が届いても全てを見るには無理がある。

それよりも薬剤師会として配布する郵送料がかなりの負担となる。

どうなる。

どうする。

 

今回のコロナウイルス感染に関して手の打ちようがない。

手洗いにも限界があり。

人ごみを避けると言っても東京の通勤ラッシュは避けられない。

外出は控えるようにと言っても閉じこもるわけにもいかない。

 

ところで人が集まるというとディズニーランドはどうなるのか。

親戚が楽しみにしていた森ジブリ美術館が3月17日まで臨時休館になった。

私が飛行機も宿泊も手配していたが、残念ながらキャンするとなる。

むなしく残るのはキャンセル料だけである。

仕方ない。 

 

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石の同意

2020-02-25 06:18:38 | 薬局

医師の同意には医師の意思が必要なのか。

 

今回の調剤報酬改定では「患者若しくはその家族等から求めがあった場合であって、処方医に了解を得たとき」が多く登場する。

「吸入薬指導加算」「経管投薬支援料」「調剤後薬剤管理指導加算」「服用薬剤調整支援料2」は、すべて「患者若しくはその家族等から求めがあった場合であって、処方医に了解を得たとき」が算定要件となっている。

果たして患者やその家族から求めがあるのだろうか。

ちょっと想定しづらい。

ただ、「保険医療機関の求めがあった場合」も算定要件にある。

ここなら何とかなるような気もする。

 

先日来から研修を行って思ったのが、保険医療機関からの求めとは、事前に処方医との連携で可能じゃないかと思った。

それがプロトコールである。

学術的な用語の使い方を理解していないので間違ったらごめんなさいであるが、あらかじめ処方医との話し合いにより、上記の算定の患者の処方箋に関して、薬剤師の薬学的知見による判断で服薬指導を行うことを了承してもらう。

事前了承である。

これが「プロトコール」になるのかは怪しいが、いかがであろうか。

処方医にしても都度の確認は業務上において煩わしい。

さすがに服薬指導等の必要な情報の文章は省けない。

そうなると今回の新しい報酬は適用患者がいる限りスムーズに行われる。

もちろん患者若しくはその家族の同意は欠かせない。

 

ここで大事になるのが処方医との普段の付き合いである。

先日、ある研修会で医師への接待の仕方をレクチャーした。

MR経験のある薬剤師はそれなりに接待のコツを押さえているが、根っからの薬剤師業一筋には接待など無縁な行為である。

変に気の使い過ぎや気の使わなささも逆効果となる。

ここはきちんと身に付けたい部分である。

さらに医師の奥様への配慮も欠かせない。

私の接待では最も重要視している。

 

ということで、今回の調剤報酬改定には医療機関との連携が必須となっている。

あらためて関係強化とは何か。

連携に必要な工夫とは何かを考えることをお勧めする。

現場の薬剤師に任せっきりではいけない。

会社としての取り組みが問われる。

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マスクまん

2020-02-24 05:56:04 | 薬局

遠隔になるとありがたい。

 

世の中は何やら物騒な時代になった。

何といっても見えない恐怖ほど怖いものはない。

お化けも見えそうで見えていない。

かつて加藤茶が「ちょっとだけよ」と言っていたレベルで見えた方がうれしい。

 

先日の新聞に中国で遠隔診療が広まっているとの記事があった。

確かに、まさかの感染予防に遠隔診療はありがたい。

日本も初診はダメなどと言わず、積極的に進めて欲しいものだ。

医師のわがままで何事も進まない現状はどうにかして欲しい。

 

私も血圧の薬の処方箋をもらうために、月に1度クリニックを受診する。

待たされることほぼ1時間である。

診察は血圧を測って聴診器を当てるだけ。

3分とは言わないがそれに近い。

後は会計して処方箋をもらう。

はっきり言って待ち時間がもったいない。

 さらにこの時期は忘れかけているインフルエンザも怖い。

出来るだけ手で周りに触れないように気を使っている。



医薬品医療機器等法(薬機法)の中にオンライン服薬指導が認められている。

施行は秋ぐらいになりそうだが、特区での遠隔服薬指導は既に始まっている。

この特区では診察後医療機関からFAXで処方箋が送れるようだ。

さすが特区と感心してはいられない。

薬機法のオンライン服薬指導も同様になる可能性は高い。

見えざる恐怖はここにもあった。


さて、これから伊丹空港までバスに揺られるとするか。

昨日も楽しく研修をさせてもらい感謝、感謝である。

 

 

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やっててよかった

2020-02-23 06:13:32 | 薬局

やっぱりお互いの話し合いが大事だ。

 

昨日は、コロナにも負けず「調剤報酬改定緊急セミナー」を開催した。

今やらずにいつやるのかの判断で、やっちゃった。

1時間ほど今回の報酬改定について解説し、その後、質疑応答など行う。

席はすでにグループ分けされており、メンバー同士にて疑問点などを探り合う。

今回の改定では、特に難解な算定要件はあまりない。

なぞは例の診療所における賃貸借取引関係ぐらいである。

ただ、気づかないような小さな引き下げがあることに皆さんは気づいていない。

気づかないような改定なので気づかなくて当たり前である。

そこを浮き出させて気づいてもらった。

 

次に、いつものようなワールドカフェ方式によるディスカッションが始まる。

テーマは「積極的に算定するための社内体制」である。

サブテーマは”どうあるべきか、どうしたらいいのか”となる。

ディスカッションは約1時間続く。

テーブルにある模造紙に色マジックで自分の考えは書き連ねられる。

ディスカッションはちょっと危ない濃厚接触かもしれない。

 

熱いディスカッションの後は、各グループからの発表となる。

その発表にコメントを入れる。

そのコメントがなかなか鋭い。

何と言っても、この道10数年の知識と経験からズバッと言い切る。

この大胆さが参加者の心をゆすぶる。

ちなみに、コメントは私の担当である。

 

最後に、本日の振り返りとしてグループ内で各自の感想と明日からの行動を発表した。

この振り返りが意外に自分自身への覚悟になる。

やるかやらないか苦悶したが”やっててよかった”くもんしき。

 

終わった後の懇親会は、昨日書いたが土俵のあるちゃんこ屋である。

ちゃんこも美味かったが場が盛り上がった。

その後、浅草まで歩き「ホッピー通り」にてホッピーを飲み干す。

あぁ~疲れた。

 

今日は大阪にて研修がある。

おじさんは忙しい。

 

 

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ぞくぞく中止

2020-02-22 05:25:45 | 薬局

コロナウイルスの猛威はどんな終息を迎えるのか。

 

目に見えない恐怖ほど怖いものはない。

日本国内で市中感染が始まっている。

市中というので特定の地域かと思ったが、社会生活を送っている人に広く感染することのようだ。

その対極になるのが院内感染となる。

 

いろいろなところで人が集まるイベントの中止が始まっている。

実は、昨日と今日は定例のHSEセミナーである。

そして、本日の午後からは調剤報酬改定緊急セミナーも開催される。

どうしようかと迷ったが、世の中で外に出ずに生活は出来ない。

また、人との接触なしには生きてはいけない。

薬局には毎日のように患者がやってくる。

と思いつつの開催を決めた。

 

ちなみに、本日の懇親会は土俵がある両国のちゃんこ屋である。

もともと相撲のけいこ場として使っていた。

7時ころには相撲甚句の催しもある。

“あぁ~どすこい、どすこい”

 

この自粛ムードは日本の経済にも大きく影響する。

先日の博多もいつもより人が少なかった。

インバウンドの来日も大きく減少している。

それによってドラッグストアの売上も減少する。

宿泊客のキャンセルも増えている。

その経済効果は莫大である。

影響を受けるのは常に中小企業である。

不景気になると世の中も乱れる。

 

移動が多い私などはいつ感染してもおかしくない。

安いホテルは外国人客も多い。

 

もし薬局のスタッフがコロナウイルスに感染したら、一時的に店舗の閉鎖をして消毒期間を設ける必要も出てくる。

患者に迷惑はかけられない。

当社のセミナーでもアルコール消毒のスプレーとマスクは用意した。

さすがに参加者は医療関係者だけあってマスクの用意はあったようだ。

 

全く関係ないが、今年は妙に暖冬である。

この暖冬が災害につながらないことを願っている。

何が起こるかわからない世の中である。

 

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道は抜ける

2020-02-21 04:48:10 | 薬局

どうなっているのか不思議発見!

 

医療機関との賃貸借取引関係がある薬局は「特別調剤基本料」(9点)になる。

これはかなり薬局にとって命とりである。

これだけではなく「地域支援体制加算」も高根の花と化す。

これは事件だ。

 

関係する薬局がどうしたら回避できるか必死で考えていることと思う。

ここで私的な考察を述べたいが、問い合わせがきても面倒なのでやめておく。

ちなみに、参考にしたい資料が平成30年3月5日に出された「保医発0305第3号」の「特掲診療料の施設基準等及び届出に関する手続きの取り扱いについて」の課長通知である。

この課長通知が考え方の参考になる。

あえて私見は述べない。

余計なお世話になる。

興味がある人は自分で探して自分で判断をしてほしい。

 

更に、厚生局も大変だと思うが調剤基本料の届出用紙が、あまりにも簡易すぎる。

様式84になるが「調剤基本料の施設基準に係る届出所添付書類」がそれである。

気が付いた人もいると思うが基本的に自主申告である。

  1. 当該保険薬局における調剤基本料の区分(いずれかに〇)」となっている。

私ならついつい「調剤基本料1」に〇をしたくなる。

3番も全ての□にレが入りそうだ。

 

そんなこんなを考えていて、ふと思ったのは現状がどうなっているのかである。

例えば、最近増えている病院内薬局がある。

病院と一体となった薬局で、病院の出入り口のすぐ横にあるパターンである。

もちろん敷地内薬局もいくつか調べてみた。

すべてではないが意外に「特別調剤基本料」になっていない。

建物と一体になった薬局の例外は、現時点では診療所だけのはずである。

病院は例外ではない。

まさか病院と一体になっているにもかかわらず賃借取引がないなんて考えづらい。

 

怪しい話はここまでとしよう。

質問等は受け付けないので自主判断にお任せする。

 

これから空港行きのバスターミナルに向かう。

中途半端な内容でごめん!

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文書が舞う

2020-02-20 05:28:21 | 薬局

新しく出るには出たが…。

 

今回は3回シリーズでネタ探しをした。

このネタ探しで1日中悩むこともある。

今回の調剤報酬における「新設」の報酬がいくつかある。

ちょっと検証してみよう。

 

先ずは、意味不明な「服用薬剤調整支援料2」である。

35日の報酬改定説明会を待たなければ算定要件が見えてこない。

6種類以上の内服薬が処方されている患者若しくはその家族が、薬局に薬を減らして欲しいと求めるだろうか。

現実的ではない。

以前、ブログに書いたように薬剤師が服薬指導時に、患者を脅さないと患者はその気にならないような気がする。

もちろんそんなことはないと思うが。

更に、処方医に文書で提案することになっているが減薬を求めていない。

いつまでも薬が減らないことを予想してなのか3月に1回の算定が可能となっている。

いくら言っても減薬してくれない医師への嫌がらせである。

 

分割処方箋における「服薬情報等提供料」も、今までの分割報酬から通常の報酬が可能となった。

これも当たり前のことである。

ただ、分割処方箋が出る仕組みは医師会の反対にあってなくなった。

長期処方への危惧である。

これで分割処方箋は絵に描いた餅になる。

 

「吸入薬指導加算」も当初はインフルエンザ対応のリレンザやイナビルの吸入指導に期待がかかった。

さすがに、ここは認めてもらえず疾患が喘息または慢性閉鎖性肺疾患の患者と特定された。

かなり限定される。

3月に1回の算定となっているが、その都度、文章と練習用吸入器での指導が必要なのか。

患者はそんなにバカじゃない。

 

「調剤後薬剤管理指導加算」も糖尿業患者で新しく治療開始または処方変更時となっている。

これと「服薬情報等提供料」のどこが異なるのか。

大事なことを忘れていた。

算定できる薬局は「地域支援体制加算」の薬局である。

これは算定が難しい大型調剤薬局への嫌がらせなのか。

 

「経管投薬支援料」は新規の胃瘻若しくは腸瘻の患者への初回だろうか。

すでに簡易懸濁法を活用している患者でもいいのか。

胃瘻や腸瘻の患者は入院時に、すでに簡易懸濁法で投薬されていたのではないだろうか。

今さら…。

 

以上のそれぞれはいずれも医師への情報提供が必要になる。

上手な内容を書かなければ医師からおしかりを受けそうだ。

もちろん医師が見てくれるとの仮定である。

ちゃんと見てくれているものとしてしっかり書こう。

でも、その内に薬局からの報告書の多さにクレームが付きそうな気もする。

 

この他にも「在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料」では、在宅患者を抱える薬局にとって朗報のようだ。

どこまで緊急対応と考えたらいいのか。

何度も緊急になりそうだ。

 

これを見た医薬品卸の人が「当社の緊急配達にも200点欲しい」とさ。

 

「オンライン服薬指導」等は面倒なので、今回はパスする。

 

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