何をやっているのか…と思ちゃう。
日本医師会総合政策研究機構(日医総研)から、いつもの女性から鋭いレポートが出てきた。
今さらながらに数字をひねくりだしてくるところが凄すぎる。
内容はごく当たり前のことであるが、こんな見方もあるんだと感心させられる。
明らかに2020年の報酬改定に向けた先制攻撃のようだ。
診療報酬改定の比率は誰が決めたか分からないが、医科、歯科、調剤の配分を1:1.1:0.3となっている。
この1:0.3を日本薬剤師会は必守するといっているが、実は大手調剤チェーンの引き下げ分は含まれていない。
従って、1:03の比率は机上の夢である。
その1:1.1:0.3が考え方によって1:1:1になると言うのが日医総研の見解である。
詳しい説明は面倒なので自分でレポートをご覧あれ。
そもそも1:1.1:03は本体(技術料)改定率から計算されているはずである。
2018年度の本体改定率は医科が0.63%、歯科が0.69%、調剤が0.19%で、全体が0.55%となっている。
この比率が1:1.1:03になる。
調剤は0.19÷0.63=0.3でしょ。
しかも大手調剤チェーンの引き下げ分は別腹となっている。
反論できない寂しさを感じる。
忘れていたが日本薬剤師会が自前の会館を建設すると決まり、2013年3月に取得した東京都麻布台の90坪の土地がある。
90坪では不足として隣接地の取得も交渉中だとしていた。
あれから6年が経過した。
今さらではあるが隣接地は取得が困難なようだ。
となると今の90坪が使えなくなる。
誠に失礼な話ではあるが、以前の持ち主に買い取ってもらおうかとなっているらしい。
この6年間の土地から生じる機会損出はどうなるのか。
まさか同じ値段で買い戻すってことはないと思うけど…。
ちょっと常識では考えられない。
因みに、私は宅地建物取引士でもある。
そもそも自前の会館など必要なのだろうか。
建物には維持費がかかる。
収益性のある建物ならある程度の償却は可能かもしれない。
前の会長が残りてくれたお土産かもしれないが、受け取ったからには人のせいにはできない。
放置が長すぎる。
…と思ちゃう。
5月もおわちゃうねぇ。
今日から6月18日までロング出張に出かける。
コメントに返せない事もあるので、今から”ごめんなさい”としておきます。