医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

経営者に必要な要素であるK(知識)A(能力)E(経験)を表します。Kaeマネジメントはお役に立つ知識の提供を目指します。

もどり鰹か、もどり薬

2011-02-28 08:30:10 | 薬局
これはないだろう。

「返品の“中身”抜き取り、知らん顔」のリスファックスの記事を見て、モラルの低さに驚く。
この記事によると医療機関となっているので、薬局の問題ではなさそうなので、薬局応援団としては少し安心した。
購入した製品の卸への返品に製品の一部を抜き取り「知らん顔」があるそうだ。
大した度胸だ。
などと感心していられない。
そして、その手口が実に巧妙になっている。
箱の中身を取り出した後、セルテープで丁寧に貼り合せ、開封前と変わらぬ状態にして返品する。
これはありえそうだ。
そうかと思うと抜き取った分の重さを調整して偽造もあるとか。
こうなると犯罪である。

薬局をやっていると特定の患者に出ていた薬が急に出なくなることがある。
患者が入院したとか、亡くなったとか、もちろん処方内容の変更もある。
しかし、医療機関は医師による在庫調整は可能で、返品しなくても病状が類似した患者への使用は可能である。
何てったって自分で処方せんが書けるのだから。
病院だと薬局で管理し、使用していた医師との調整が可能であるからだ。
にも係らず、それを返品とは、まして偽装してまでも。
嫌な世の中になったものだ。

返品された製品はメーカーへの返品は出来ない。
もちろん「ダーゼン」の様な自主回収は別だが。
たまに卸のMSから「開封された製品ですが使ってくれませんか」と泣きが入ることもある。
可哀想だから快く受けたことも多々あるが、中身が胡散臭いのではそれも出来ない。
そうなると卸の“自損”となる。
卸の立場は弱い。
以前も書いたが卸の利益は風前のともし火である。

お互いにルールを守って行きたいものだ。


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お付き合いありがとう

2011-02-27 07:49:43 | 薬局
悩める経営者たちよ。

25歳の跡取り息子が頑張っているのが養蜂園だ。
大正9年創業で4代目となる。
こちらは91年だから1代が22年とありえる。
POSレジを導入したい希望があったが、目的を聞くと顧客管理だそうだ。
で、現状を確認すると出来ていないのでPOSレジを導入したいとのことである。
確かにPOSレジで顧客管理は出来るかもしれないが、今出来ることが出来ていないのに、100万円もするPOSレジを導入して出来るわけがない。
きっぱりダメ出しをしてくる。
今出来ることを確りと指導する。
何事も直ぐに機械に頼ろうとする。
しかし大事なことはやれるだけやってみての姿勢が大切だ。
若さゆえ目が輝いているのが印象的だった。

床屋は「安くて早い」が売りである。
カットだけなら1,500円だ。
都会では駅ナカなどに珍しくないが、ここは人口10万人ほどの地方都市である。
1,500円は十分過ぎるくらい安い。
また、理・美容協会みたいなのがあって、価格はある程度決まっているらしい。
それによるとセット込みで4,000円が相場とか。
ここはその協会に入っていない。
安さゆえかお客の入りがなかなかいい。
床屋なのに女性客も多い。
この不景気は女性のカットにも影響しているらしい。
ここの問題は売りである「安くて早い」を宣伝していないことにある。
外からでは「安くて早い」は見えない。
早速、看板を新しく設置することになる。
ほとんどのお客が10~15分程度で帰っていく。
客足の早いこと。

負けん気が強いメガネ屋の店主。
昔は、この辺りでは評判のメガネ屋だった。
しかし、最近では近くのスーパーに出来たメガネ屋に客を取られている。
価格でも負けない自信がある。
そんなところと争っても消耗するだけだと伝える。
市場は超高齢社会である。
この市場を確り固めましょう。
お客は老若男女である。
どこに領域を絞るかが問題だ。
そして、その領域に対する雰囲気で、いつでも気軽に立ち寄れる店作りが大切である。
ここの奥さんが気さくで感じが良い。
行くとだれにでもお茶かコーヒーでもてなす。
会話も上手だ。
なかなかの好感度だ。
この調子、この調子。
増えるマーケットを固めましょう。

などと、商店街での研修事業は終了した。
皆さんから機会があったらまた来て欲しいと依頼される。
私も機会を見て遊びに行くのもいいかと思っている。
素晴らしい経験をさせていただいた皆様に感謝し、厳しい中で確りと生き残っていただきたいと願っている。


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くもの巣のネットから

2011-02-26 07:05:49 | 薬局
さて、お待ちかね。

待っていないかもしれないが担当した個店はまだある。
150年の歴史がある種苗園がある。
ちょっと解せないのは4代目となっていることだ。
4代目となると1代が37.5年やっていたことになる。
何とも不思議な老舗である。
ここは主に農家などの専業者を相手に商売をしていた。
ところが専業者の減少と共に売上も減少傾向になっている。
そこで一般客の取り込みが最大の課題となっている。
店舗で私が言ったのは「これじゃ一般客は来ないよ」だった。
一般客が大事だと言いながら商品の陳列に関連性がない。
先ず入口は見栄えが良い花の鉢物、次は種や球根などを置き、そこから肥料や演芸用品へとつなげる配置を提案する。
専業者は店の存在もどんなものが置いてあるかも知っている。
だから黙っていても店奥まで来る。
専業者しか使いそうもない大型の栽培用器材が入口周辺にはびこっている。
この指摘がかなり堪えたようだ。
私が帰った後に、商工会議所の職員に「口惜しい、口惜しい」を連発していたらしい。
何てったって150年の歴史とノウハウで店舗作りをしているのだから。
先日伺った時に是非店舗に寄ってくれと連絡があった。
私に変わった店舗を見せたかったようだ。
レイアウトがすっかり変わり一般客でも買いやすくなっていた。
あの口惜しさが実ることを願っている。

自分でも変わり者だと言っている本屋の主人は、やっぱり変わっている。
自分しか分からないような本の陳列や、趣味がギターと言いながら、店番をしながら弾いていたりする。
店舗内は薄暗く、天井にある蛍光灯はかなり外されている。
そしてあちらこちらにくもの巣が。
彼はマニアックな分野が得意なんだそうだ。
どんなマニアックか知らないが、その分野を絞り込んでネット販売を薦めてみた。
入口の直ぐ横にパソコンが置かれている。
彼はいつもそこに腰掛けて何やら検索している。
正直なところ出入りの邪魔である。
パソコンの置き場所を変えるように行ったが、そこが一番使いやすいそうだ。
それもかなり使い古したパソコンである。
ここからネット販売は無理かな…。
先ずはくものネットからだね。


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ちょっと視点を変えて

2011-02-25 10:00:51 | 薬局
さてさてどうなるやら…3日連続の企画ものだ。
勉強させていただきました。

昨年の10月から始まった商店街の指導事業が今月で終了した。
最後は全体研修と称して、今回の企画に参加した方々の発表があった。
参加したのは10個店である。
小間物などを売るバラエティーショップ、総菜屋の様な精肉店、メニューが多いそば屋、あまり食欲をそそらないベーカリー、種や苗を販売する老舗種苗園、雑然とした陳列が売りの本屋、若専務が切り盛りする養蜂園、格安カットが評判の床屋、大手と戦いたいメガネ屋そして木造住宅を手がける材木屋である。
皆さん厳しい環境に必死で戦っている。

バラエティーショップは化粧品や女性用の洋服、小間物そして手芸用品を扱っている。
ここの特色は何と言っても手芸用品が各種揃っていることだ。
店主は60代後半であるが、私との話から小さくなっている自分に気付いたと、これから前向きに取り組みたいと言ってくれた。
新たに手芸教室のコマを一つ増やして富裕層の顧客開拓を手がける。
ちょっと高級な化粧品が売れ出したそうだ。
楽しい店舗作りを目指したいと語っていた。

精肉店は惣菜店に移り変わりつつあった。
地方都市のデパートを視察して、惣菜の品数と見た目の艶やかさが参考になったと話す。
店舗の清掃をする様になって綺麗にする習慣が芽生えてきた。
実は、ここには北海道名物の「ジンギスカン」をお奨めした。
惣菜では手間隙がかかりすぎる。
良質のラム肉と北海道でしか販売されていないジンギスカン用のたれに少し加工して漬け込むと出来る。
「○○ジンギスカン」としてデビューすることを願っている。

以前もご紹介したが、そば屋のメニューは30種類もある。
この他にうどんが同じだけある。
合わせると60種類となる。
ここには帯広の冷やしかしわそば、通称「ひやかし」を提案した。
ネーミングと言い話題性がある。
ご当地の名産をトッピングすると「○○ひやかし」となる。
ちょっと小ばかにした感じがちょうど良い。
ところが、試作品が不味かった。
自分で勝手に想像して作ったらしい。
ちゃんと調べろよ。

ベーカリーは相変わらずである。
周辺の来店はほとんどない。
なぜなら店舗が汚いのである。
かろうじて外販が売れている。
なぜなら安いからである。
小麦と砂糖の値上がりが気になると言っていた。
私はそれ以上に店舗の汚さが気になる。
売れているらしい外販であるが、利益が出ているのかどうか分からない。
がしかし、妙に笑顔になっていた。
ここには「そわかの法則」を伝えた。
「そ」は掃除、「わ」は笑い、「か」は感謝を意味する。
それを理解してくれているのであろうか。
少なくても「そ」は出来ていない。

そろそろ時間が来た。
長くなりそうなので、この続きはまた後で。


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めでたい話

2011-02-24 07:42:30 | 薬局
みんなでやろう!

死亡原因のトップはがんで全体の30%にもなる。
2番が心疾患で15%、3番は脳血管疾患の13%と続く。
後は肺炎や不慮の事故などであるがかなり少なくなる。
この2番、3番が高血圧症と糖尿病が基礎疾患になる。
そして、上記の2疾患は生活習が原因である。
そこで、生活習慣病を少なくする試みとして「特定疾患・特定保健指導事業」がある。
この中身は自分で調べて欲しい。

さて、この試みは良かったが初年度(2008年度)の受診率は38.3%で終了した。
その後多少伸びたにしても2012年度の目標の70%はほど遠い。
さらに特定保健指導においては、対象者のたった7.8%が終了者といった散々な結果である。
この実態があってか、厚労省もお奨めしているらしい民間事業に「ワンコイン検診」がある。
500円で血糖値や総コレストロール、中性脂肪などの血液検査が手軽に受けられる。
もちろん健康保険証はいらない。
看護師の指導のもとに客が自分の指先に針を刺し、採血して測定器に乗せる。
診断は出来ないので、後は標準値を示して自己判断になる。
実は、この仕組みには何の許認可もいらない。
簡単に言うとどこでも、だれでも気軽に出来るのだ。

そこで、これを薬剤師会全体で取り組めないのか。
特定検診普及率がたったの38.3%なのは、正直なところ受診が面倒だからだ。
わざわざ医療機関に行って、患者と共に待たされ仰々しく行なわれる。
もっと手軽に薬局で出来ればいいじゃないか。
そうすると特定検診の受診率が上がる。
糖尿病予備軍が早期に発見される。
さらに、薬剤師が食事指導や運動指導などの保健指導も行なう。
この既成事実を作ってしまうのだ。

組織が立ち上がれば厚労省も応援してくれる。
なんたって医療費抑制につながる。
結果として日本の死亡原因から心疾患と脳血管疾患が大幅に少なくなる。

めでたし、めでたし。



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40年越しの無駄遣い

2011-02-23 07:00:36 | 薬局
今さらって…

往年のベストセラーの「ダーゼン」が自主回収となった。
実質上の販売中止である。
40年以上、消炎酵素剤の王道を渡ってきた金看板だ。
信じられないのは、なぜ今頃になって効果が確認できないとなるのか。
2000年から2009年までに実施した試験結果で、たんの切れや捻挫などの腫れを引かせる効果がなかったらしい。
うそ臭い話だ。
1968年に承認を受けた時は効いたのであろうか。
2009年の売上は68億円もあった。

私が卸で営業をしていた30年ほど前は、ダーゼン様々だった。
炭鉱の関係で栄えた町に支店があった。
じん肺患者がたくさんいて、全国一「ダーゼン」を使用する小さな病院もあった。
そして、何てったって売れば売れほどリーベートが出る販売システムだった。
当時の販売は、仕切価はあるが、それ以上に安く売っても利益が出る仕組みだった。
例えば薬価が100円で仕切価が90円としよう。
それを80円で販売する。
そうすると90円で仕入れて80円で販売するのだから10円のマイナスとなる。
このマイナス分をメーカーに補償と言う形で補填してくれた。
そうなるとマイナス10円分が補填され利益はゼロである。
ところが、これに売上金額に対していろいろなリベートが戻ってくる。
かくして利益は確保される仕組みである。
そして、製品によって異なるリベートこそが卸の利益となっていた。
ダーゼンなどは拡売(拡張販売)品目として大いにリベートがもらえる製品だった。
だから必死で売りまくったものだ。
もちろん効くものとして。

それが今さら…。
今までは何だったんだと言いたい。
これは全て医療費であり国民の税金である。
ただ単に、効果がありませんでしたと自主回収したからいいと言うものではない。
正直なところ詐欺の様なものだ。
その当時は分かりませんでしたでは済まされない。
その後、後発医薬品も数多く出ている。
何てったって売る筋商品だったからだ。
どれだけの医療費が無駄になったか考えて欲しい。

因みに、この会社には他にも効かない薬があった。
企業としての責任は大きい。
そして、認めた国家としての責任も大きい。


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チィ~ン、いやゴ~ンかな?

2011-02-22 06:57:20 | 薬局
第2ラウンドのゴングが聞こえる。

調剤と介護施設とのコラボが始まりつつある。
調剤ポイントで大きな成果があったと報告があったグローウェルHDがまたも日刊薬業に発表した。
それはドラッグストアに介護施設を併設するビジネスモデルである。
従来はドラッグストアに調剤を加えた展開を推し進めていた。
それが、さらに介護も取り込むことで患者の囲い込みをしようというものだ。
9月にはグループホームの併設が決まっている。
さらに、このコラボには医療モールも加えるようだ。
この他に有料老人ホームなどとの計画も進んでいる。

また、介護関係の運営は自社がやるのではなく、介護保険制度の創設時から係っている寺島薬局が担当するらしい。
実は、介護事業は調剤薬局をやっていたレベルの経営ノウハウでは難しい。
同じ在宅への取り組みであるが似て非なる事業である。
餅は餅屋に任せるのが懸命だ。
これは経験から理解している。
今回のコラボを皮切りに介護施設併設型ドラッグストアの店舗を積極的に推し進めていくらしい。

この傾向はグローウェルHDだけではない。
大手調剤チェーンも水面下で動き出している。
先日の講演があったスギ薬局グループでも「所沢市モデル」として始まっている。

超高齢社会は独居老人と認知症がキーワードであると言い続けているが、従来通りの医療機関による外来頼みでは患者の確保は難しい。
自らが患者を集める仕組みが必要だ。
それをマーケティングと言う。
気が付くと近所の高齢者がドラッグストア併設の高齢者施設に入居したなんて事が増えてきそうだ。

先日のHSEセミナーの第3講目はまさに高齢者住居についてであった。
なんと言っても演者は高齢者住宅新聞の社長である。
ところが参加者の反応は今一歩だ。
なぜならあまりに予備知識がなさ過ぎる。
薬局経営者や後継者、薬剤師はもっと地域について意識して欲しい。
薬局・薬剤師は地域のヘルスケアを担っているのだから。
そして地域は住居から成り立っている。
何てったって「街の病棟化」が始まっている。


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わらじ医者

2011-02-21 07:26:51 | 薬局
春は曙。やうやう白くなりゆく、「スカイツリー」 すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。

私の通勤は自転車である。
黒い立派なママチャリだ。
部屋を出るのは6時を少し回った時間帯にしている。
行き交う自動車はまだライトが必要となっている。
気が付くと真っ暗だった通勤路が、いつの間にか紫だったほの明るさを感じるようになった。
春は近い。

先週の金・土曜日は「HSEセミナー」と「薬局未来塾」があった。
昨日も少し紹介したが、もっと地域に興味を持ってもらいたい。
薬局が支えているのは地域のヘルスケアである。
その意味からするとスギ薬局の「街の病棟化」は素晴らしい。

まだ在宅医療や訪問看護が広まっていないころ、京都の堀川病院では早川一光先生が積極的に活動していた。
早川先生は、「自分の体は自分でまもる」をスローガンに、住民主体の地域医療に専念されていた。
私がまだ駆け出しのコンサルタントであった20数年前に、訪問看護マニュアルを作るために訪問したことがある。
その時に言われたのは「道路は病院の廊下と同じ、ご自宅は病室である。何かあれば電話で連絡が来る。これはナースコールと同じだ。そして、元気な自分たちが廊下を通って病室に向かう」の言葉が今でも印象的に残っている。
まさに、「街の病棟化」である。
また、早川先生は「わらじ医者京日記」などの地域医療を題材にした本も書いている。
これが意外に面白い。

さて、セミナーに戻ると2講目はグループ診療による在宅医療について話があった。
以前も少し紹介したが、「湘南なぎさ診療所」の在宅医療モデルである。
詳しい内容については触れないが、この診療所の差別化は「訪問診察はするが往診はしない」「点滴はしない」と言う医療機関が多いらしいが、これらを受け入れることにあるらしい。
当たり前と言えば当たり前のことだと思う。
また、講義の終わりに薬局についてアドバイスを求められた。
答えは「24時間、365日対応してくれる薬局があったら処方せんを全てお願いしたい」と。
さらに「高齢者施設に迎合しないで、きちんと医師と向き合って欲しい」と言われた。
処方せん欲しさに、本来の服薬指導がなされないケースがままあるらしい。
何とも奥が深い。
ここには施設の患者1,000人と個人宅患者500人がいる。
それをやらない薬局があるのだ。
道路は廊下、個人宅は病室、電話はナースコールの発想が薬局にも欲しいところだ。


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ほんのチョコっとで

2011-02-20 06:42:00 | 薬局
やっぱり見当たらない。

今朝の日経新聞を見て残念に思う。
「家で人生の最後 在宅ケアの心得」と題して記事が掲載されている。
その中に図で、「在宅ケアを支えるネットワークのイメージ」がある。
かかりつけ医・主治医、病院、介護サービス事業者、ケアマネジャー、地域包括支援センター、歯科診療所、訪問看護ステーションが在宅療養者、その家族を囲むように配置されている。
それぞれが線で結ばれ連携しているイメージだ。
その図には何の違和感もないが、ここに薬局も薬剤師も載っていない。
私には、何とも寂しいネットワークのイメージだ。
記事の内容にも薬局・薬剤師の文字すら出てこない。
在宅療養者は薬なしで療養しているのか。
「責任者出て来い!!」と思わず叫びたくなる。
記事を書いた責任者ではない。
薬剤師を代表する責任者だ!

金曜日と土曜日は私のHSEセミナーが開催されていた。
第1講目はスギメディカル社長の荒井さんにお話をいただいた。
2012年が時代を変えるエポックになることを予測している。
団塊の世代が65歳を越えて高齢者と呼ばれだす。
6年制の薬剤師が誕生する。
診療報酬と介護報酬の同時改定が行われるなど、我々の業界が大きく影響されそうな事象が起きる。
それらを踏まえてスギ薬局グループでは、高齢者における在宅がん患者のサポートに取り組むのだそうだ。
表現が下手なので上手に書けないが、これからの取り組みとして「街づくり、街の病棟化に向けて」と表現している。
高齢者の半分はがんに罹患する。
その高齢者が増えてくる。
当然のこととしてがん患者も増えてくる。
しかし、医療資源である病床には限りがある。
そこで、これからのがん医療は在宅にありとなるのである。
まさに、街の病棟化であり自宅の病棟化であろう。
それを訪問看護と薬剤師が支える。
講演の前の挨拶の時はニコニコしていた新井さんあったが、話し始めると言葉の一つ一つに熱があり力を感じさせる。
苦労も多いと思うが在宅医療に向けた情熱は素晴らしい。

なのに、その存在が見えてこないのはマイナーだからであろう。
「1番でなきゃダメなんですか」
2番でも3番でも構わない。
いやいやラス前でも構わない。
ちょっとでも意識される存在になって欲しい。


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おどおど、どきどき

2011-02-19 04:46:28 | 薬局
一元化はどうなる。

昨日と同じ中医協での議論であるが、「調剤基本料」の24点か40点かである。
いつもの事であるが99%が40点で算定しており、1%の24点は例外である。
そこに合わせるのは合理的な根拠がないと主張する方もいる。
元々「調剤基本料」の2本立てには合理性がない。
かなり前になるが大手調剤チェーンが、処方せんを誘導するために、医療機関に便宜を図ったところから始まっている。
いわゆるペナルティー的な処置だった。
それがいつしか集中率が70%以上や、受付回数が月間4,000回を越えたら、効率がいいので報酬を低くしたとなっているが、そんなのは後から取って付けた理由である。
問題の本質は「調剤基本料」そのものにある。
受け付けただけで400円もの医療費がかかっている。
その医療貢献に対するエビデンスなのだ。

また、川渕発言では24点の薬局の方が疑義照会率、調剤ミス発見率、時間に関する患者満足度などの点から、質的に優れていると提言している。
これに対して、調剤基本料が40点の薬局と24点の薬局では質的な差は認められないとする反論もある。
「門前薬局の方が調剤ミス発見率は高いのは、薬局の調剤ミスが多いということではないのか」と切り替えしたと言う。
これを言われると門前薬局は怒っちゃうよね。
ここは素直に認めてもいいような気がする。
調剤ミス発見率が高いのは確かに、調剤ミスが多いのかもしれない。
しかし、考えようによってはそれだけ未然に防いでいることにもなる。
逆に考えると調剤ミス発見率が低いのは、調剤ミスを見逃しているのかもしれないのだ。
人のやることである。
ミスがなくなることはない。
但し、比較的24点を算定している薬局は、薬剤師の数も充足していて、調剤設備も整っている事が多いように思う。
どちらにしてもあまり根拠のない話をするのは好ましくない。

どうなるのか。
薬剤師会はネット販売解禁と調剤報酬引き下げに向けて署名活動を始めているらしい。
何となく自分たちの主張だけが目立ち、患者や消費者に目が向いていないようだ。
時代は大きく動いている。

昨日からHSEセミナーが始まった!
今日の9時から私が前日のまとめをやる。
早朝の大事なお仕事である。


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