勇気ある医療人としての意地を見せる。
コロナウイルスの影響しか頭出しが出てこないのが情けない。
そんなコロナウイルスの見えない恐怖から、研究会などの集まりが中止に追いやられている。
毎年多くの人が集まるドラッグストアショーも中止らしい。
主催者にしてみれば「お前のせいだ」と言われたくないのもよくわかる。
でも、やらなくてもいいなら、初めからない方が良かったのかもしれない。
あまりにも過敏になり過ぎていることの方が怖い。
当社にもコロナの余波は押し寄せている。
すでに3月のセミナーや研修が3件中止になった。
おかげで暇をもてあそんでいる。
ただ「そんなの関係ない」と実施の知らせも届いている。
そして、4月に変更の依頼も多いが、コロナが収束しているかどうか。
経営者にしてみると、コロナより怖い経営危機が迫っていると感じているようだ。
ちなみに、現時点では3月開催の「薬局経営研究会」は通常通りの実施で進めている。
私や専務が感染者にならない限り、参加者の自主性を尊重する。
そんなコロナウイルスの猛威のさなかでも、何といっても薬局には患者がやってくる。
この時期の患者はインフルエンザなのか花粉症なのか、はたまたコロナウイルスなのか見た目ではわからない。
そんなリスクを感じながらも薬局で薬剤師は患者と向き合う。
薬剤師以外のスタッフも同じである。
2m以上も離れての服薬指導などありえない。
当たり前だと軽く流さないで欲しい。
これこそが医療人たる覚悟ではないだろうか。
心ある経営者は薬局の店舗内に、ウイルス除去の空気清浄機の増設を考えて欲しい。
定期的な室内換気も意識づける。
薬局の入り口にはもちろんアルコール消毒薬も欠かせない。
業務終了後は店舗内へのアルコールの噴霧もいいかもしれない。
定期的に人が触る部分への消毒も必要になる。
経営者は患者を守るだけではなく、そこで働く社員を守ることにも気を配りたい。
東京に住んでいると通勤だけで感染のリスクが大きい。
ただ、意外にも安い居酒屋は多くの人でにぎわっている。
これってかなりの濃厚接触の様な気がする。
面白いのは帰る時間が早まっている。
時間短縮が予防なのか。
気になるようだが気にしてもしょうがない。