医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

経営者に必要な要素であるK(知識)A(能力)E(経験)を表します。Kaeマネジメントはお役に立つ知識の提供を目指します。

ありがとうございます!

2013-12-31 04:26:03 | 薬局
1年を振り返り思うこと。

年のせいかあっという間の1年であった。
お陰様で、約150回のセミナーや研修にお呼びいただき東奔西走であった。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
“ありがとうございます”
特に、九州と中四国にはよく通わせていただいた。
そして、美味しい料理と地酒も堪能させていただいた。
何よりもありがたいのは仲間が増えたことである。
その仲間同士のつながりも私の大事な財産だ。
“ありがとうございます”

ちょっと残念だったのは…。
実は、ネパールの医療視察を中止したことである。
ちょうど訪問している間に選挙が始まることになり、その間の交通手段がストップする可能性があったからだ。
ご多分にもれずデモがあり交通手段がまひだったそうだ。
申し込んでいただいた方々には、誠に申し訳ございませんでした。

おっと!
忘れちゃいけないのがニューフェイスの登場だ。
「雨松正大」こと“アメちゃん”が1月から入社した。
何を血迷ったか零細企業に舞い込んできた。
始めのころセミナーの手配が悪く、思いっきり机をたたいて怒鳴ったことがある。
これが効いたのか、その後の動きは格段と良くなった。
最近では、ある企業からのオーダーで薬科大学を訪問しリクルートの代理業務もこなしている。
関西人らしい人なっつこさと図々しさがマッチした営業力が生かされている。
その他にも、彼は脳トレの“シナプソロジー”のインストラクターとしても活躍している。
実は、彼は高体連で少林寺拳法の優勝者(チャンピオン)だ。
ただし、実践ではなく「型」が美しいとか…?

息子の公大が皆様のお蔭さまで、また太った。
どこから仕入れてきたのか“防風通聖散”を服用していたが、臨床実験は失敗に終わった。
とある一般薬の肥満治療薬のデータ改竄があったが、本当に痩せる効果があるのか。
最近は、自分で作った”ひじきの煮物“を事務所にまで持ってきて食べている。
無駄な抵抗はいつまで続くのか。

今年の彼の成果は、20代の薬剤師を集めた「TYPE」(The Young Pharmacist Event) を企画したことだ。
鹿児島で2回、松山、札幌でそれぞれ開催し、鹿児島での第2回は70名の参加があった。
参加者は20代の薬剤師で、薬剤師以外は彼だけである。
この「TYPE」は、当社が願う薬剤師同士の「つながり」のきっかけになればと考えている。

昨年(2012)は商店街の活性化事業、今年(2013)は観光ホテルの研修を通じてマネジメントとマーケティングを勉強させていただいた。
これらから学んだ知識は薬局にも通じるものが多い。
何事も無駄がないことに今さえらながらに気付かされている。

さて、新しい年は何が待ち構えているのか。
今朝は穏やかな夜明け前を迎えた。
昨日は、3回も雪かきダイエットを楽しませてもらった。

新しい年が皆様にとって実り多いことを願って今年を精一杯過ごしたいと思う。




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みそかにひそかに思う

2013-12-30 06:24:19 | 薬局
もういくつ寝ると…。

さすがに業務を続けている薬局も少ないことと思う。
それとも今日が仕事納めであろうか。
医療に休みはない。

さて、新しい年はどうなるのだろうか。
先日、2014年度予算案が決まった。
国の予算を夫の年収が500万円の家計に例えると、妻のパート代が46万円と新たな借金が413万円の合わせた959万円の家庭となる。
実際の国家予算は95兆8,800億円である。
この959万円の使い道であるが生活費として726万円必要となっている。

この内305万円が親の世話や医療費となる。
これはかなりきつい。
305万円には社会保障費(年金・医療・介護保険料)などが、気付かないうちに給料から天引きされている。
その他に、実際に親(1人)が特定施設やサービス付き高齢者住宅、グループホームに入所すると1ヶ月に13~15万円は必要になる。
この他に医療費がかかる。

さらに生活費からは息子などへの仕送りが161万円かかる。(地方交付税)
これも文科系の授業料なら年間100万円くらい必要であるが、薬科大学に入学すると授業料は200万円ほど必要になる。
この他に生活費が年間で150万は必要だろう。
我が家はすでに終わったが1人年間で250万は必要だった。
(長男、次男は文科系、娘は理科系で大学1年の授業料が120万円、4年には140万円になっていた)

残りは260万円で、お父さんはひっそりと生活していたものだ。
子供たちが大学に行っている間は仕事用のスーツは買ってもカジュアルの服など買える余裕はなかった。
普段着はジーパン1本で、さすがに子供たちが全員卒業のころには擦り切れた。

959万円の残り233万円は借金の返済である。
実は、積もり積もった借金が1億円もあったのだ。(よく借りることができたものだ)
どうやって返すのか。
このままでは自己破産が目の前に迫っている。

社会保障費は給料から勝手に天引きされる。
抱える高齢者を見放すわけにもいかない。
子供たちへの仕送りを減らすと何か悪いことでもしないかと心配になる。
いったいどうすりゃいんだ。

そんなボヤキとともに新年が始まります。
でも、心配いりません。
意外に本人は平気なんですから。

こんな家庭にならないように、少し気を引き締めて、新しい年を迎える準備がしたいものです。

すでに、雪かきは終わっている。
これからCVSに新聞とコーヒーを買いに出かける。
意外に、早朝のCVSには客が多い。
昨夜、お風呂に入る時に体重を量って驚いた。
自宅に戻ると食べ過ぎ、飲み過ぎで油断してしまう。
困った…。


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寒い朝

2013-12-29 06:15:23 | 薬局
よって、たかって…。

政府の規制改革会議にある「規制改革ホットライン」に、「薬剤師の員数に関する規定の統一」や「遠隔診療における遠隔服薬指導および調剤薬剤の民間搬送の可能化」などが挙がっている。
先ず、「規制改革ホットライン」とは、内閣府に設置された規制改革会議に対し、環境や技術変化に対応した規制改革をタイムリーかつ着実に進めるため、広く国民や企業等からの提案を受け付ける仕組みである。
ここに先ほどの提案があった。

薬局では処方せんが40枚に薬剤師1名の設置があり、それを超える場合は1名ずつ増やす必要がある。
ところが病院外来は75名に1名となっている。
さらに診療所には何人外来がいても規定がない。
外来の調剤業務は基本的に同じであるはずにも拘らず、員数の規定に差があるのがおかしい。
確かに、言われてみればおかしい。

「薬局及び一般販売業の薬剤師の員数を定める省令」の第1条に「40枚までを1名とし、それ以上40枚またはその端数を増すごとに1を加えた数とする」となっている。
それ故に、処方せんが40枚で薬剤師1名必要だとなるが、これは薬局の開設にかかわる決め事である。
この40枚を超えて調剤を行った場合はどうなるのか。
調剤による報酬は40枚の規制などない…はず。
だから薬剤師が1人で何枚もの処方せんを調剤しても何らペナルティーはない。
ここにメスが入ると、減算なんてことになるかもしれない。

また、遠隔診療に対する部分はスカイップなどでの服薬指導や電話でも可能にしてはとなる。
出来た医薬品は宅配でも構わないととれる。
どこかが意図的に提案しているのではないのか。

この他にも保険者と一部の薬局で始まっているレセプトの直接審査・支払いを推奨する動きもある。
また、漢方やビタミン剤などの「処方箋医薬品以外の医薬品」の自由販売などもあるそうだ。

薬局を取り巻く環境はかなり変化を強いられている。
こんな分析を来年もやっていこうと思う。

いつもどう言うわけだか4時半ころに目が覚める。
雪が降っている時は外が明るく感じる。
今朝は、その明るさを感じた。
案の定、雪が降り続けてかなり積もっている。
雪かきはつらいけど、意外に好きな作業だ。
家の周りがさっぱりとして気持ちがいい。
片づけた雪が家の横に高く積みあがる姿も心地よい。
すでに高いところは1mを超えている。

今年も残りわずかとなった。
昨夜で、最後の忘年会を終えて明らかに胃腸の調子がおかしい。
おなかも前に出っ張っている。
久々に会った友人が胃がんの手術をしたと聞いた。
ふと、若くはない自分の体を思う。
あまり無理をさせてはかわいそうだ。
気が付かないうちに酷使していることを反省する。
あと3年は頑張らなくては。




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在庫切れ!

2013-12-28 06:30:37 | 薬局
品薄状態が続く。

ドラッグストア大手が薬剤師の確保に力を入れている。
マツキヨHDは、200人を超える内定者を確保したらしい。
スギHDも250人、ツルハHDは約180人、ウエルシアHDは180人だそうだ。
ドラッグストアが薬剤師の確保に積極的なのは処方せんの獲得にある。
さらに、ネット販売における第1類の販売への準備でもある。
この傾向はこれからが本番を迎える。

薬事法が改正になりスーパーや家電量販店、ホームセンターなどあらゆる業態が「登録販売者」を確保して、第2類及び第3類の医薬品の販売を可能にした。
この影響を一番受けたのはドラッグストアではないだろうか。
もちろん長い間地域を支えてきた薬局への影響は計り知れない。
そこで、ドラッグストアは多業態との差別化として強化したのが調剤である。
従来の薬剤師を使わないコストダウンではなく、薬剤師だからできる調剤に目を向けた。
その処方せんを獲得するために「調剤ポイント」も欠かせないアイテムとなった。
ところが、薬剤師を採用するという路線変更はかなり厳しい選択だったに違いない。
コストダウンからコストアップになるからだ。
それでも着実に薬剤師の確保に努力し実績を伸ばしてきた。
その結果、決算報告に「調剤が好調で」となっている。

さて、これを横目で黙って見ているほど大手調剤チェーンは甘くない。
こちらもリクルートには余念がない。
アインファーマシーズは約300人の確保、日本調剤は155人、総合メディカルは241人、クオールが約200人だそうだ。
大手ドラッグストアと大手調剤薬局の双方を合わせると約1,700人になる。
新人薬剤師は約9,000人誕生するが、ここで全体の約2割が持って行かれてしまう。
それもたった8社でだ。

来年以降の薬剤師需要も厳しい予感がする。
その割には中小薬局の動きが鈍い。
大手は大学のキャリアセンターへ毎月のように訪問している。
ところが中堅薬局でさえも、その内、その内と先延ばしだ。
かなりやばい。
その理由は「大学に訪問できるスタッフがいない」。
いなければ社長自ら行けばいいが、この社長が変なところだけシャイだ。
中途半端に儲かり過ぎたせいか自らは動こうとしない。

伸びる会社には新卒薬剤師が集まる仕組みが欲しい。
薬剤師は少し余裕を持たせて採用したい。
そのために、多少社長の報酬が減ってもだ。
それが来期以降の生き残りにつながるような気がする。

因みに、豊臣秀吉はいい人材には惜しみなくお金を使ったそうだ。
いい人材がいると自分の取り分は後回しでも、後から必ずついてくる。

昨日の天気は予想に反して“急変”ではなかった。
まだ大丈夫と油断は禁物だ!



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昼から急変!

2013-12-27 06:06:16 | 薬局
反映されない引き下げもある。

後発医薬品初収載時には、4~6%の「特例引下げ」があったが、今回は廃止になった。
とは言っても、代わりができた。
すでに、ご存じのように後発医薬品使用促進の新ロードマップが、17年度(18年3月末)までに置き換え率60%を目指している。
これを踏まえて後発医薬品収載5年が経過した長期収載品で、60%に至らない場合、3段階に分けて新たな「特例引下げ」ができた。
新たな「特例引下げ」は、置き換え率が20%未満で「2.0%」、20~40%未満が「1.75%」、40~60%未満で「1.5%」となる。
何だか変な仕組みである。
この対象となる5年間経過した長期収載品は約1,200品目もあり、その内60%未満が1,100品目もある。
って事は、ほとんどってことだ。
因みに、20%未満が約370品目、20~40未満が約420品目、60未満が約300品目だそうだ。

この「特例引下げ」は10年から始まっているが、10年度が230億円、12年度が240億円で、今回の新ルールでは約300億円になる。
なんだかんだと要は引き下げによる財源確保だ。
そして、この引き下げ分は診療報酬には反映されていない。
要は、今回の薬価等引き下げ分の1.36%とは別物となっている。

この他にも「うがい薬」の保険外しも決まった。
これは「行政刷新会議」などから指摘されたことを受けた形となっている。
うがい薬のみを処方する場合は、「市販品と成分や効能が変わらないので保険適用から外す」というものだ。
市販品が609円のうがい薬が処方されると医療費として2,340円になる。
ここには薬価だけでなく調剤基本料や調剤料、薬剤服用歴管理指導料なども含まれる。
今回は「うがい薬」で寸止めであるが、この考え方からするとかなり広範囲で適用されそうだ。
整形では湿布だけって患者も多い。
ロキソニンと湿布の組み合わせだって市販薬にある。
さて、これが保険外しの始まるとなるのか。

そういえば、後発医薬品の初収載は7掛けルール(10社以上からの場合は6掛け)が、6掛け(10社以上は5掛け)も決まった。
価格帯も3つになる。

薬局関係の変る、変る。

成長とは変化を受け入れる勇気があるかないかで決まる。
環境は変えられない、変えられるのは自分自身だ!

今朝の札幌はうっすらと雪が積もった静かな夜明け前だ。
ただ、天気予報では昼から暴風雪とか…。
今の段階では信じられない。
でも、世の中には信じられないことが起きるものだ。

これから新聞とドリップコーヒーを買いに出かける。


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確認すべし!!

2013-12-26 06:44:37 | 薬局
突然に始まった!

通常、中医協の開催は事前にお知らせがある。
ところが、昨日(25日)は、そのお知らせに気付かないほど突然に始まった。
いつもは現場に駆けつけるのだが、今回は出遅れてしまった。

で、その内容はかなりシビアである。
「妥結率の低い医療機関・薬局について」と題した資料には、厚労省からの「流通改善に取り組んできたにもかかわらず」との憤りを感じさせる。
未妥結状態は薬価調査の障害になるとしてペナルティーが課されそうだ。
例えば、200床以上の病院の1,784軒が医薬品卸との価格が80%以上未妥結となっている。
このうち全く決まっていないのは1,710軒となっている。
簡単に表現すると、この1,784軒は「ほとんど決まっていない」となる。
全国の病院数は約8,000軒弱しかない。
次は、薬局であるが20店舗以上を有する調剤薬局の48社が80%以上未妥結であり、28社が全く決まっていない。
どちらも分類上(200床以上、20店舗以上)のほぼ50%が未妥結となっている。
これらに対して「診療報酬上の基本料の引下げなどの対応を検討してはどうか」のと論点となっている。

次に「基準調剤加算」であるが、在宅療養支援診療所(病院)が24時間往診可能であり、訪問看護ステーションとの連携が要件の一部となっている。
これを踏まえて、薬局においても「24時間調剤、在宅患者に対する調剤並びに薬学的管理及び指導(以下「在宅業務」という。)等を提供する薬局を中心に評価するように見直していく」としている。
ここには在宅の実績が問われてはいないが、上記を検証できるのは「実際にやっている」となりはしないのか。

シールだけの算定も見直されそうだ。
「お薬手帳の代わりに安易にシールの配布のみを行い、その後、お薬手帳にシールの貼付を確認していないとの苦情もあることに鑑み、シールでの代替を認めないこととしてはどうか」との反省がある。
したがって「患者の状態を確認し、お薬手帳による情報提供が不要な患者に対しては、患者の意思を確認の上でお薬手帳を交付しない場合について、新たな薬剤服用歴管理指導料(低額)を設定してはどうか」との検討の方向性が示された。
こうなると、この場でも準備を何度か訴えてきた「お薬手帳」の持参率アップが急がれる。
実際の「お薬手帳」の持参率を調べてみるとかなり落ち込んでいる。
以前あった「薬剤情報提供料」(15点)の時は頑張って「お薬手帳」の持参率を上げたものだ。
ところが、前回の改定でシールだけでも良いような話から努力をしなくなった。

この他にも前回書いたが「服薬状況・残薬状況の確認及び後発医薬品使用に関する患者の意向の確認のタイミングを処方せん受付時(調剤を行う前)とすることとしてはどうか」の論点も忘れてはいけない。
さらにリフィル処方せんの導入もある。
そして、後発医薬品は60%をベースとする可能性も高い。
現状で、シミュレーションをして欲しい。
意外に現在35%を超えていても60%は遠い。

今まで言ってきたことが現実味を帯びてきたことに怖さを感じる。

今朝の札幌の朝は雪かきがいらない穏やかな朝を迎えている。



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素敵な贈り物・・・かな?

2013-12-25 06:35:46 | 薬局
何かしないと。

介護大手が認知症の早期発見に動き出した。
ニチイ学館が訪問先の高齢者の認知症の兆しに気付くことが出来る様に、社員の技術向上に取り組んでいる。
現在、全国に2,500超の事業所で介護サービスを展開しており、既に行われている介護施設での社員6,000人に実施いる認知症に関する研修を、訪問介護(ホームヘルプ)やデイサービスの職員約3万人にも広げるそうだ。
専門の教材を活用してベテラン社員が早期発見事例などを紹介する。
何と言っても認知症は早期発見、早期治療が有効だ。

また、セントケアHDは認知症専門病院と連携して、認知症の高齢者の表情や言動から3つの分類に分けて対処法を提供している。
眉間にしわがより、苦悩に満ちた険しい表情で、またに暴言等を吐く「混乱期」。
困った表情でさみしがったり、無表情で怒り出す「依存期」。
落ち着いた嬉しそうな表情で空想にふける「昼夢期」だそうだ。
そして、「混乱期」にはしつこく話しかけない。
「依存期」には根気よく話を聞き、頻繁に話しかける。
「昼夢期」には本人の世界に合わせる。

これらの動きは次回の介護報酬への先読みがある。
国が高齢者対策に掲げている認知症とがんへの対応である。
介護保険に関係するのは認知症で、2015年の介護報酬改定には報酬が厚くなると予測している。
さすがに先読みが鋭い。
まるで数年前から動き出した大手調剤チェーンの「在宅」への対応の様だ。
大手になると厚労省とのつながりも密になる。
見習いたいものである。

さて、そこで薬局は認知症対策をしなくてもいいのかである。
認知症への服薬指導ばかりではなく、認知症の早期発見スキルを薬剤師スキルとして磨かなくてもいいのだろうか。
かつて、特定健診・特定保健指導事業への手上げが遅れて、管理栄養士などの下請け業務しかもらえなかった教訓が生かされていない。
薬剤師はもっと世の中全体から、その職能をどの様に生かすのかを考えて欲しい。

“ボケは神様がくれた贈り物”と言う言葉がある。
本人ではないので、その真偽は定かではないが「死の恐怖」を忘れさせてくれるそうだ。
でも、こんなクリスマスプレゼントは欲しくないですよね。

私も最近、自分の賞味期限と終焉の時を考える年になった。
「老兵は死なずとも、ただ消え去るのみ」
私の後を引き継ぐ薬局をこよなく愛するコンサル募集!
但し、薄給にて!

今朝は、久々の雪かきだった。
10cm程だったのでさわやかな汗をかく。
でも、息は絶え絶えだ。
この雪かきがささやかなダイェットになる。
いい朝を迎えた!


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サンタが0.04%のプレゼント

2013-12-24 06:07:41 | 薬局
数字のマジックの様だ。

既にご存知のように診療報酬改定率は0.1%の微増と決まった。
診療報酬は42兆円弱になると予想されるので約420億円となる。
ここだけ見ると多少でも増えるように見えるが、薬価改定のマイナス分が1.36%もある。
今回の0.1%の上乗せとは、増税対応分として1.36%であり、本体部分の上乗せ分が0.1%となっている。
合わせて1.46%である。
ところが薬価引き下げ分が1.36%あり、その差が0.1%の約420億円となる。
これがネットプラス0.1%の内訳だ。

そこで、増税分の1.36%であるが、この中には本体部分と薬価に対する上乗せとなっている。
ここがちょうど薬価引き下げ分の1.36%と同じなのがややっこしい。
増税の本体部分とは人件費などの消費税の対象ではない経費にかかる消費税分を考慮して上乗せている。
例えば、医療機器などの設備投資や建物などの減価償却などが考えられる。
この本体部分は初診、再診料及び調剤基本料への上乗せとなるらしい。
そして、薬価は実勢価格から新薬価を求めて、それの消費税分を上乗せとする。

と言うことは、薬価が1.36%無くなって消費税対応分として1.36%上乗せになる。
そして、ネットで0.1%上乗せしてくれたが、消費税は右から左へと消えると考えると、薬価引き下げ分の1.36%の補てん分は0.1%となり、実質の診療報酬は1.26%の引き下げとなる。
この理屈が分かりますか。
ちょっと理屈っぽい書き方になったが、消費増税がなければ単純に1.26%ダウンと言うことになる。
1.26%とは約5,300億円の医療費抑制となる。
金額でみると5,300億円のマイナスに対し420億円のプラスとなる。
その差額は約4,880億円となる。

さて、ネットプラス0.1%は本体がプラス0.73%(うち消費税補填分がプラス0.63%)、薬価・材料価格改定がマイナス0.63%(プラス0.73%)となる。
気になるのは医科・歯科・調剤への配分であるが、医科がプラス0.82%(プラス0.71%)、歯科が0.99%(プラス0.87%)、調剤が0.22%(プラス0.18%)となっている。
カッコ内は消費税補填分なので整理すると、医科が0.11%、歯科が0.12%、調剤が0.04%となる。
これがいわゆる「1:1.1:03」と言われる配分となる。
で、今回は「1:1.09:0.27」となり、薬剤師会は満足いく配分となったのか。
かつては「0.4」あったはずだ。
因みに、0.04%とは約168億円になるのかな。
さて、この使途はどこに行くやら。

今日から札幌に戻ります。
1月末に腰の手術した母のケアプランを相談します。
これがなかなか素直じゃないので困る。
介護サービスを使うと施設に入れられると思い込んでいる。
デイサービスとホームヘルプを利用して欲しいだけなのに。
どうやって納得させるか。
因みに、介護認定がかなり厳しくなっている。
これも仕方ないのかな…。

そして、今日は”クリスマス・イブ”でもある。
我が家には煙突がないためにサンタさんともご無沙汰である。
子供たちが小さいころは欲しいプレゼントを紙に書かせて神棚に乗せておく。
すると、不思議なことに子供たちの枕元にプレゼントが置いてある。
私も気が付かないうちに。
でも買う姿には気が付いていた。
そして、お金は私だった。

そろそろ我が家にもプレゼントを喜ぶ孫がいてもいいのでは…。




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動いてる

2013-12-23 06:31:36 | 薬局
まんざら嘘ではなかったようだ。

2012年(昨年)の5月頃、大手調剤チェーンの2011年度決算が発表になった。
その当時は、全体的に売り上げの伸びは好調だったが利益の伸びは鈍化傾向にあった。
その原因は、医薬品卸との価格未妥結による予定納入価が弱含みで決算を迎えたと思われる。
この発表と同時に行われたのが中期(3年)計画である。
この中期計画は2011年度の実績に対して売り上げを2~3倍にすると発表していた。
たった3年で売り上げを2~3倍など通常ではありえない急拡大と言わざるを得ない。
その戦略が3つ示されていた。

1つは、売上を最も早く作るM&Aである。
ここ最近は急速な動きを見せている。
M&Aは調剤薬局だけではない。
ドラッグストアも盛んに行われており、全国制覇を目指す傾向が強い。
規模が大きくなって有利なのが、何と言っても医薬品などの仕入れ価格である。
いろいろバッシングはあるが営利企業として利益を求めるのは宿命だ。
上場企業は株主を代表して利益を稼いでいる。
たとえ株主のほとんどが一族であってもだ。
規模の拡大は回りまわって中小薬局の経営を圧迫する。
大手に出した価格の利益損を中小薬局に求めることになる。
「江戸の敵を長崎で打つ」みたいな話だ。
調剤報酬だって大手に引きずられて下げられる可能性が高い。

2つ目は、在宅訪問活動だ。
これもかなり積極的に動いている。
組織が大きいから動きだすのは鈍いが、動き出したらその威力は凄い。
主に施設への営業をかけているが、個人宅にもしっかり浸透させている。
中には「1薬局1在宅」を掲げて全店舗での取り組みを公言している会社もある。
「在宅をやらないのは地域薬局ではない」としている。
どうもこの主張の陰には在宅の実績が問われることを予想した行動に思える。
この他にもドラッグストアが生活必需品の配達と合わせたお届けも始まる可能性が高い。
既に、ネット販売によるOTCは進んでいる。
在宅と言うより「お薬お届けサービス」もネットで検索するとかなりの薬局が手掛けている。
ある薬局では既に4,000人近い配薬と、ほぼ半分の人への「居宅療養管理指導費」の算定を実施している薬局もある。
この分野を成長分野として事業の拡大に余念がない。

3つ目が、医療モールの展開である。
こちらもここにきて急速な展開が始まっている。
あちらこちらで競うように新設が聞こえるようになってきた。
この医療モールが患者の流れを変える可能性が高い。
患者だけではない。
処方せんの流れも変わる。
大手調剤薬局だけではない。
GMS(イオンの様は大型スーパー)は集客手段の一つとして医療モールが欠かせない。

昨年の5月から1年半余りが過ぎた。
3年計画の期限は2015年3月末である。
どこまで計画が達成されるのか。

「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず」
「よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし」




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一万円也!

2013-12-22 06:30:52 | 薬局
1万円は痛いよな。

15年以降になりそうだが、医療法改正の中に紹介状なしで大病院の外来を受診した場合、患者は定額の負担として初診が1万円、再診が5,000円を支払う制度を導入しようとの案がある。
再診の5,000円は定かではないが、初診の1万円はかなり現実的だ。
これについて協会けんぽでは「医療と健康保険に関する意識等調査報告書」で、安易な大病院への外来利用を抑える効果があると発表した。

政府の社会保障制度改革国民会議では、病院と診療所の適切な役割分担を図るために、大病院では紹介患者を中心に、中小病院および診療所は外来診療を重視した機能の強化を主張している。
今回の診療報酬でも「 医療機関の機能分化・強化と連携、在宅医療の充実等」が重点課題となっている。
これは次への前ふりだ。

さて、初診時に1万円の負担が増えたらどうなるだろうか。
受診抑制に「効果がある」と答えた人が38.0%、「もっと低額の負担でも効果がある」が16.9%で合わせて54.9%になる。
逆に「負担が発生しても利用を抑える効果はない」と「もっと高額の負担でないと、効果はない」の合計は19.3%となっている。
また「利用しづらくなるので、負担の導入自体よくないと思う」は22.4%もある。
少なくても半分強の人に受診抑制がかかるようだ。
こうなると面前神話も幻の神話になるかもしれない。

そして、紹介外来が増えるということは地域の医療機関での受診が増えることになる。
いつも言っているが、秋田県は分業率が85%に達する。
こうなると門前もマンツーマンも関係ない。
全く関係ないとは言わないが、車で移動しているので処方せんを持って自宅近所の薬局に処方せんを持ち込む。
「後で来るから」で済む。
この「後で来るから」と言わせられる薬局かどうかが問われている。

先日も書いたが、どうやら「リフィル処方せん」の導入は近い。
そうなるとなおさら選ばれる薬局の姿が見えてくる。
「地域に支えられる薬局」とは「地域を支える薬局」である。
「地域を支える薬局」とは地域への情報発信が出来ている薬局だ。
その内、その内では遅すぎる。

まさに、「今でしょ」ではないだろうか。




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