医療・介護を支える継続企業の知恵袋          ㈱Kaeマネジメント 代表取締役 駒形和哉

経営者に必要な要素であるK(知識)A(能力)E(経験)を表します。Kaeマネジメントはお役に立つ知識の提供を目指します。

驚きとオドロキ

2015-06-30 05:58:58 | 薬局
儲かるビジネスだ。

ご存知の様に今年もあの方がやってくれた。
昨年よりたった3,800万円上乗せの7億1,500万円だそうだ。
会社をいくつか持っているので、その合わせ技としての報酬である。
ただ基本になっているのは調剤報酬から出た利益である。
ちなみに、調剤報酬は租税と社会保険料から成り立っている。

上場企業の役員の報酬が1億円を超えた場合、公開されるようになって以来、連続して高位置につけている。
2010年が4億7,700万円、11年が5億7,200万円、12年が6億7,700万円、13年が5億9,000万円、14年が6億7,700万円となっている。
これだけ合わせても29億9,300万円になり、今回分を追加すると37億円にもなる。
因みに、株式の配当金が毎年1億5,000万円くらいあったと思う。
まさに、この業界における「今太閤」である。

ところで、25日に厚生労働省医薬食品局総務課から「無資格調剤」に関する課長通知が出たようだ。
ファーマライズHDの問題を受けて「当該事案を含め、少なくともこうした軟膏剤、水剤、散剤等の医薬品を薬剤師以外の者が直接計量、混合する行為は、たとえ薬剤師による途中の確認行為があったとしても、薬剤師法第19条への違反に該当する」と明記された。
この通知は「薬食総発0625第1号」として出されたようだが、残念ながらインターネットでは探せなかった。
したがって、内容の詳細は今朝の現段階では確認出来ていない。

さて、上記の内容に錠剤のピッキングについての記載がないことにだれしも気がついただろう。
これはどうなるのか。
以前からブログでも、明らかにファーマライズHDでは、事務職員による錠剤のピッキングを認めていた。
これに対して厚労省は何のコメントもお咎めもないまま今に至っている。
そして、今回の課長通知である。
要は錠剤のピッキングはグレーから青空になったのか。
もしそうなら調剤報酬における錠剤のピッキング、いわゆる計数調剤の調剤料は大幅に引き下げられることにつながる。
こうなると今までセミナーで言っていた私の予想が当たってしまうことにもなる。
嬉しいような、申し訳ない様な複雑な気持ちになる。

先ずは、今回の課長通知を探して見ることにする。
何せ出張が続きで、今朝は清々しい山間の上田にいる。
東京に戻ったら中小企業診断士の年に一度の継続研修が4時間も待っている。
今のすが清々しさが曇天してしまう。



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似て非なる

2015-06-29 05:43:34 | 薬局
不便を感じないか。

今月は、大型の後発医薬品が発売になった。
後発医薬品を専門に扱う販売会社(販社)は一斉に動き出した。
しかし、その売れ行きはいまいちである。
何でも先発医薬品にあって、後発医薬品にはない適用症があるとか。
その結果、医師側も処方せんの発行には気を使う。
適用症がなければ返戻をうけてしまう。
おかしな話である。
処方せんには病名の記載などない。
一般名処方にして適用外の後発医薬品が投薬されると面倒なことになる。

オーソライズド・ジェネリックも販売になったらしい。
こちらも一部適用症がないと聞く。
同じ製品なのに、それもおかしな話だ。
明らかに先発医薬品を守る政治力が働いている。

国は後発医薬品の使用促進を進めている。
であるならば、なぜ中途半端な状態で販売させるのか。
素人の私には計り知れない。
誰もが不便さを感じている。
同じ成分なら薬効も同じはずだ。
それなのに………。
いっそのこと先発医薬品と同じ適用症が取れるまで販売許可を出さなければ良い。
世の中に混乱を招くだけだ。

そして、この矛盾に対して薬のプロが物申さないのも納得がいかない。
総会やっているなら、この議題が出てもおかしくない。
なんでも"そうかい"で終わらせては困る。
薬局だって困っている。
処方せんが出るたびに疑義照会をかけるのか。
こんな不思議発見を中医協あたりで議論して欲しい。
それとも厚労省に直接談判にでも行こうか。

薬剤師会の幹部の方はもっと現場の声を拾って欲しい。
言い訳や「やっています」の答えなど要らない。
大事なのは結果だ。
何事も結果な全てだ。

今朝、目が覚めたら、ここはどこだ?
大阪だった。
これから東京に戻り、折り返し長野県に向かう。
鮎が美味しそうだなぁ。





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得になし

2015-06-28 05:29:01 | 薬局
残念だが…残念!

某広告代理店が今年の1月に「調剤薬局に求められることを自由にお書きください」との調査を行ったそうだ。
対象は40代から50代の200人で、「自身が利用されている調剤薬局に関して」となっている。
その結果は、何とも驚きしかない結果だが、何となく予想も出来た。
1位は「特になし」(35.5%)、2位が「早さ」(17%)、3位が「丁寧な説明」(11%)、4位が「何もしない」(6%)、5位が「ジェネリックの提案」と「正確さ」で4%だった。
この1位と4位は何だろうか。
でも、何となく現実かもしれない。
これでかかりつけや健康情報拠点になりうるのか。
健康情報拠点には、先ず、どんな情報が提供できるのか明確にしたい。
次に、その情報がしっかり提供できるように勉強などで知識を蓄えたい。
それから国民に向かってアピールすべきじゃないだろうか。
マスコミを使ってどんどんやっちゃう。
「特になし」や「何もしない」が上位に来るようじゃ情けない。
2位の「早さ」もいかがなものか。

ケアマネジャーに「薬剤師はどんな仕事をしていると思いますか」と問うと「薬を渡す人」と答える人が圧倒的に多い。
データとしてあるわけではないが、何人かに確認する限りでは、残念ながらそんな結果である。
これにはお互いの役割への不理解が大きいと思う。
例えば近所の人が薬剤師に「介護認定を受けたいのですが」と尋ねてきて、どれだけの薬剤師が的確に答えることができるだろうか。
要は、問い合わせに対してある程度の満足感があればいい。
さらに「訪問調査があるそうですが」と聞かれて答えられるだろうか。
「どんなサービスが受けられますか」、「デイサービスとデイケアは何が違いますか」、「ホームヘルプサービスは何をしてくれますか」、「ショートステイって…」と、どこまである程度の対応は可能だろうか。
ところで薬局の近くにある「居宅介護支援事業所」の所在などは把握できているか。
「地域包括支援センター」はどこにある…?
相手を知らずして自分の姿が見えるなんてありえない。

もっともっと薬剤師の役割や存在を世の中に知らしめる活動が欲しい。
健康情報拠点として国からの予算も付いているんだから。
総会とやらをやってるんだったら、そんなことも議題にあげて欲しいものだ。




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元気満載!!

2015-06-27 05:36:49 | 薬局
やっぱり不安なんだよなぁ…。

4月から始まった「薬局経営研究会」だが意外にも関心が高い。
この研究会の意図は来年の調剤報酬改定に向けて、点数に振り回されないために、なぜそうなるのかを考える会である。
今回の改定は従来のようには何とか乗り越えられるレベルではない。

政府には2020年のプライマリーバランスをプラスに持っていく目標がある。
現状だとどうしても9.4兆円ほど節約が必要になる。
それも2~3%の経済成長があってのことだ。
かなり難しい。
その節約のターゲットとして介護報酬が今年改定になり、さらに来年は診療報酬と薬価が大幅に改定となる。
診療報酬と言ったがターゲットは7対1の急性期病棟と調剤報酬である。

ある地方都市で薬剤師会の会長が緊急会議を開き、処方せんに対する疑義照会を積極的に行うように指示を出したそうだ。
その他にも健康相談の実績を薬剤師会にあげて欲しいと訴えた。
今さら、「時、既に遅し」である。
来年の改定ストーリはもう出来上がっている。
外堀は埋められてしまった。
残る内堀は”へ“のつっぱりにもならない。

今さら”だから“とは言いたくないが、”だから“言ったじゃないとなる。
ある大手調剤チェーンの幹部の方が「ただで凄い情報がもらえるんですね」と私のブログを褒めてくれた。
褒められれば舞い上がる。
でも、社内研修に呼ばれていないので私の話は既に分析済みかもしれない。
大手は手ごわいほど大きな手を持っている。

薬局経営研究会の6月分が昨日終わった。
平日の17時からの開催なので、ある程度の規模がなければ参加できないようだ。
残念だが、そのフォローはブログでしている。
ただナマ駒形に会うと元気が出る。
4月のテーマは“地域包括ケアにおける薬局の関わり方”だった。
もちろん来年改定の準備は伝えてある。
時の話題には事欠かないご時世だ。
5月は“介護保険を知らずにケアマネジャーとは語れない”である。
こちらも“地域包括ケア”の介護の側面から関わり方を伝えた。
既に始まっている”地域ケア会議”の情報も初耳だったと思う。
そして6月は“「薬歴未記載」と「無資格調剤」が大きな波紋を呼ぶ”である。
この事件が出てきた背景に迫ってみた。
さらに来年の報酬改定への影響を考察した。
ついでに薬価改定の情報も満載した。

この時期はこれでもかと情報が錯綜する。
それを整理整頓するのが私のお仕事である。

先週の水曜日から大阪、松山、福岡と渡り歩き。
今日は大阪に戻り1日研修が2日続く。
今が来年に向けた研修の旬である。
変化に対する心の準備は早ければ早いほど良い。

さて、7時5分発の便に向かって、いざ出発!





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替えられたら帰れない

2015-06-26 06:44:05 | 薬局
これも規制緩和になるのか。

安倍総理が成長戦略の目玉に位置つけている「国家戦略特区」がある。
その中に病院や薬局に行かずスマートフォンやパソコンの画面や電話機能を使って、処方せん薬がもらえるような規制緩和が盛り込まれている。
基本的に処方薬は薬剤師と対面し説明や使用上の注意など服薬指導が必要だ。
政府は医療機関や薬局などの医療資源が乏しい離島やへき地などはテレビ電話等で対応可能とする方針を考えている。

テレビ電話で服薬指導をして薬は宅急便で送る。
もちろん診察もテレビ電話で行う。
これは既に行われている遠隔診療である。
この遠隔診療であるが診察は出来ても薬は薬局に取りに行かなければならなかった。
それがネックであまり普及していないのが現実である。
このサービスが出来ると歩行が困難や移動手段がない高齢者にはかなりの朗報となる。

ただ”アリの一穴“ではないが、このサービスで特に問題が生じなければ広がる可能性を秘めている。
いわゆるメールオーダーである。
安倍総理を囲む有識者には虎視眈々とメールオーダーを認めさせる方向に持っていきたい人もいる。
気をつけたいところである。

先日読んだ本に「変わらなければ替えられる」と言う文章があった。
何だかすごく腑に落ちる言葉だ。
我々は今まで変化によって進化してきた。
「俺は今のままがいいからこのままでいたい」と考えるのもいい。
しかし「変わる」ことを拒否すると「替えられる」という現実も受け止めて欲しい。

国は薬局に医薬分業と言う変化を与えてくれた。
その変化にうまく自分を変えた人が、今、ある面では成功している。
言い訳はいくらでもできる。
問題は結果がどうなっているかだ。
そして、今、医薬分業に大きな変化が訪れようとしている。
この変化を拒否すると業界からの退場が待っている。
替えられるのだ。

帝人と言う会社が繊維を扱っていたと知っている人はどれだけいるだろうか。
もともとは帝国人造絹絲で人絹(レーヨン)から始まっている。
富士フイルムも数年すると何の会社か分からなくなりそうだ。
DNP(大日本印刷)も今では何でも屋だ。

どんな変化にも「変われる」体質が求められる。
なぜなら変わらなければ替えられるからだ。




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ハイ、ポーズ

2015-06-25 05:58:17 | 薬局
ついに出てきた。

薬歴未記載の自主点検の結果が報告された。
2月23日に厚生労働省保険局医療課医療指導監査室から日本薬剤師会、日本保険薬局協会、日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の各団体に薬歴の未記載に関する自主点検を依頼していた。
提出は3月中ごろである。
その間にツルハの子会社の「くすりの福太郎」が41万7,000件強の未記載を発表し、1億7,000万円の返還をすると発表している。
そんな話は6月22日のブログに書いたばかりである。

さて、その自主点検の結果は約81万2,000件もあったそうだ。
これは薬歴算定した3.96%になる。
81万2,000件の内「くすりの福太郎」が全体の半分となる。
いやいや「ハックドラッグ(CFS)」はたった20店舗で7.8万件だったので、この2社で6割以上を占める。
何とも不思議な“うそ臭い”81万2,000件である。

調査対象期間は2014年1月から同年12月末までとなっている。
団体別の内訳ではJACDS加盟薬局で7.34%だそうだ。
日薬の加盟薬局では3.28%、保険薬協会が1.39%となっている。
何だかJACDSの7.34%はほとんどが「くすりの福太郎」と「ハックドラッグ」ではないのか。
今回の不祥事は、これだけに押さえたって感じがする。

ある人と話をしていて、準大手のドラッグストアではテンプレートを番号化し、メモに残しているそうだ。
そのメモを事務職員が番号から薬歴に反映させる。
建前上は後から薬剤師が記載内容を確認することになっているそうだが、なかなか確認作業が滞っているらしい。
要は、事務職員が薬歴を書いている様なものだ。
しかもテンプレートの種類は少なく、店舗ごとに薬歴を照らし合わせると同じ内容ばかりになる。
いわゆる“なんちゃって薬歴”である。
もしこれが事実だとすると、これでいいのだろうか。
ここで働く薬剤師には良心もプライドもないのだろうか。
単なるうわさであって欲しいと願うばかりだ。

それにしてもこの自主点検に何の意味があるのだろうか。
思い出して欲しいが自主点検の未記載に相当するのは、
1. 薬剤服用歴未記入件数(当月を超えて記載されたものを含む)
2. 薬剤服用歴の記載が患者に薬剤を交付した翌々日から当月までの件数
3. 記載済み件数(翌日までの記載が完了したもの)
この中で未記載として報告させたのは1番の「当月を超えて記載されてもの」だけである。
しかも昨年1年間の話で、だれが正確に覚えているだろうか。
適当だと言えば適当過ぎる。
どうにでもなる報告である。

さて、この結果を踏まえて厚生労働省は少なかったと判断するのか、多過ぎると判断するのか。
そして、行政処分はどうなるのか。

乞うご期待っていったところじゃないだろうか。




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無視視覚頂戴

2015-06-24 06:32:26 | 薬局
タイトルが何だか中国語みたいになってしまった。
先日の続きである。

3月3日にRIS FAXに登場したのがファーマライズホールディングスの「無資格調剤」である。
この段階では事務職員による計数調剤は認めたが、復元性のない散剤の調合や軟膏の練り、水剤の調合などはやらせていないとなっていた。
ところが5月11日の朝日新聞に事務職員が録音したらしい、薬剤師と事務職員による調剤の様子が記事で出てきた。
どうやら投薬も行っていたような内容でもあった。
こうなると逃げられない。

始めに戻すが、3月3日に出てきた「無資格調剤」から調剤とは何か、事務職員による計数調剤の是非などが話題になった。
諸外国の様にテクニシャン制度を認めてはとの議論も出た。
登録販売者に計数調剤を認めてはどうかなどの意見もあった。
さらに薬剤師国家試験に合格できなかった人をテクニシャンとして認めてはどうかなども出てきた。
何となくテクニシャン制度が認められるのかと思っていたが…。

ある日を境に事務職員による調剤は一切ないに切り替わっていた。
もちろん計数調剤もである。
そして最近では関係3団体がこぞって計数調剤も全て薬剤師が行っているとの発表にすり替わっていた。
そんなはずは…と思いながらも、やっていないと言うならそうなのかもしれないと思うしかない。

以前、ある薬剤師会の幹部の人が事務職員による計数調剤の話題はタブーだと言っていた。
なぜなら「調剤料」を引き下げる理由になるからだそうだ。
確かに、事務職員が錠剤のピッキングをした場合、薬剤師は調剤と言うより監査である。
そうなると「調剤料」が「監査料」になってしまう。
医療機器と同じ様に“半値8掛け”くらいになる。
どうやらそれを恐れてのことではないだろうか。

実は、「無資格調剤」など今さらわかったことじゃない。
以前からも行われていたし、厚労省も把握していただろう。
これも「調剤重視から服薬管理・指導への転換」へのお決まりのコースの様な気がする。

ところで薬剤師が調剤をする必要があるのだろうか。
あくまでも私見であるが薬剤師は処方せんを受け取って、調剤を開始していいかどうかを監査して、調剤はそれなりの人が確かなテクニックで行う。
それを薬剤師が再度監査して患者に服薬指導をする。
欧米では薬剤師が調剤をしている姿を見たことがない。
薬剤師は店舗の管理・監督者だったような…。

さて、肝心のファーマライズホールディングはどうなったのか。
未だに行政処分など確認していない。
やっぱり事務職員による計数調剤はグレーのままなのか。
ある人が厚生労働省の人に計数調剤の是非を確認したそうだ。
「ダメとは言えない」
「では、いいですか」
「いいとも言えない」
「では、どうしたらいいのですか」
「何とも言えない」と返ってきたそうだ。

政府3会議(骨太の方針、再興戦略会議、規制改革会議)の答申を受けてのコメントなど…。

うぅ~ん、何とも言えない。







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よって、たかって

2015-06-23 06:31:27 | 薬局
薬価も下がる。

政府の行政改革推進会議・歳出改革ワーキンググループが、18日に後発医薬品の使用促進に関する中間とりまとめを公表した。
それによると後発医薬品の薬価はもっと引き下げが必要としている。
患者が後発医薬品を使うメリットを感じさせる薬価にする。
現状では後発医薬品の初期収載の薬価は、先発医薬品の60%または内服薬で10品目を超える場合は50%となっている。
これは高すぎる。
その結果、多数のメーカーが儲かるので参入が多いとしている。
確かに、それは言える。
後発医薬品メーカーの好決算と社員の平均給与が750万ほどになっている企業もある。

長期収載品についても後発医薬品への置き換えが進まない場合は、薬価調査による実勢価格上乗せして引き下げる仕組みが2014年度から導入された。
後発品置き換え率20%未満の場合は2.0%、40%未満:1.75%、60%未満:1.5%となっている。
これを新目標で尚且つ率を上げると言うものだ。
メーカーが必死になってシェアを守っても無駄になる。

さらなる使用促進として、処方せんの変更不可や銘柄指定に対して理由の記載も求めている。
これはかなり有効かもしれない。
調剤報酬としては新目標に対する「後発医薬品調剤体制加算」の使用率の引き上げ。
逆に使用割合が低い薬局に対するペナルティーも検討されている。
これはやっぱり出てきたって感じだ。
私は早くからブログでもセミナーでもお伝えしてきた。
「後発医薬品調剤体制加算」に手が届かなくなると、長期収載品を使用して薬価差益の確保に走るのを避けるためだ。
さらに、患者が先発医薬品を希望する場合は、ある一定価格までしか保険で給付させない参照価格制度も浮上している。
この参照価格制度を導入すると患者自ら後発医薬品を希望する。
その時には「後発医薬品調剤体制加算」は無くなる。
導入は2018年度がかなり怪しいかな。

このワーキンググループの話は実際には聞いていないが、20日の日経新聞に記事が紹介されている。
そこには「新薬と比べて割安な後発薬の使用割合(数量ベース)を2017年度に70%以上、18~20年度の早い時期に80%以上に引き上げるのが柱だ」とある。
こうなると私の予想の75%が現実味をおびてくる。
3月5日の読売新聞の記事から生活保護受給者に対する後発医薬品の使用割合は75%を目標に政府が各自治体に通達している。
2017年度だから次の2018年度は診療報酬も薬価も改定の年だ。
ついでに介護報酬も改定だ。

ビッグウェーブは近い。




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グットタイミング

2015-06-22 06:36:41 | 薬局
ちょっと整理中…混乱!

やたらと薬局に関する話題が出過ぎる。
さすがの私も頭が混乱する。
ここらでちょっと整理してみよう。

先ずは「薬歴の未記載」について考えてみよう。
2月に入って続けざまに「くすりの福太郎」(2/10)、「ハックドラッグ」(2/23)が新聞紙上に登場した。
これを受けてか厚生労働省保険局医療課医療指導監査室が日本薬剤師会と日本保険薬局協会、日本チェーンドラッグストア協会に「薬剤服用歴の記載状況の自主点検について」の自主点検を求めた。
提出期限は3月中旬である。
既に6月中旬を過ぎるが報告の結果は出てこない。
出せない理由でもあるのか。
それともやらなかったのか。

そうこうしている内に、過去のことは水に流して欲しいと思させるように、日本チェーンドラッグストア協会から4月28日に「不適切な薬歴管理の再発防止に関する宣言」が出される。
内容は「適切な薬歴管理の実施を徹底します」との宣言で、「薬歴管理は調剤業務と同時または調剤日のうちに薬歴記入および患者ごとの保管を行います」とした。
この宣言が出たことにより、日薬も保険薬協会も数日後や翌月のレセプト提出日までとは言えなくなった。
でも、宣言は出ていない。

5月25日には「くすりの福太郎」の親会社から不正があった事実が認められる記者会見があった。
それによると何と41万7,125件もの未記載があり、1億7102万円の返還をするというものである。
これはちょっとしたミスではありえない。
明らかに悪意とは言わないが意図的ではないだろうか。
厚生労働省も事実確認ができるまで処分は保留としていたが、事実は確認できた。
にもかかわらず未だに処分は出てこない。
以前、厚生労働大臣は保険薬局の取り消しもありうるようなことを言っていたはず。

さて、「ハックドラッグ」はどうなるのか。
ここはたった20店舗で7.8万件も未記載があった。
店舗が多過ぎて調査に時間がかかっているのか。
未だに事実確認の報告はない。

今回の事件には昨年の経済財政諮問会議から出された「骨太の方針」にある「調剤重視から服薬管理・指導への転換」が関わっていると私はにらんでいる。
以前から薬歴の未記情報はつかんでいた。
実際、未記載があったとしているのは2012年1月~13年2月と直近1年の14年2月~15年1月である。
それをあえて温めておいて今出してきた。

どう思うかな?





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都都井寿司

2015-06-21 06:42:52 | 薬局
のんびりと…。

昨日は、久しぶりにハードな日を過ごした。
先週の木曜日はある製薬メーカーからのお声がけで19時から1時間半のセミナーがあった。
皆さん熱心に聴いてくれるので、ついつい熱がこもる。
いつものように持ち時間いっぱいまで機関銃のように話した。
質問もあり終わったのは20時45分を回っていた。
参加した皆さん、お付き合いありがとうございます。
ここはわが母校がある仙台である。
同級生も後輩も参加してくれていた。
懐かしい顔ぶれにわが年齢を振り返る。

終わった後は、座長を引き受けてくれた先生と4人ほどでお食事となる。
宮城の日本酒が疲れた体に染みこむ。
あれよあれよと思う間に23時を少し過ぎていた。

翌朝は6時36分の新幹線で東京に戻る。
この日(金曜日)は、月に1度のHSEセミナーが待っている。
事務所に8時20分にたどり着きまだ出来ていない資料の作成を急ぐ。

10時58分浅草橋発の地下鉄に乗ってセミナー会場の五反田へと向かう。
昼食を食べて参加者を待つ。
会場の通りに面した1階はコーヒーショップである。
アイスコーヒーを片手に通りがかる女性の姿をしばし観賞する。
もっと暑くなることを願いながら4階の会場に向かう。

金曜日のセミナーは2人の講師にお願いしている。
内容は企業秘密だ。
セミナーが終わったのは予定通りの17時である。
外から”夕焼け小焼けで日が暮れて”のメロディーが流れていた。
さて、懇親会である。
今回はちょっとこじゃれてイタリアンとした。
みんな飲むは、飲むは、つられてグラスが空になる。

1次会の後は、恒例になっているネパールカレーの店で2次会となる。
ネパールビールを飲み干し、インドワインと、まだ飲む。
タンドリーチキンから始まり、ナンとカレーがつまみとなる。
1次会でも食べたはずだがみんな良く食べる。
ワインも数本なくなる。
21時にはお開きにして錦糸町のスカイツリーが見える我が小部屋に向かう。

3時半に起床してシャワーを浴びる。
4時を少し回ったころにはタクシーで事務所にいる。
これから昨日のセミナー内容をまとめる作業となる。
A4で2枚分に整理する。
セミナーがより理解しやすいように私なりの気配りである。
6時には新聞が届く。
その内容からも切抜きを作成し資料に追加した。

それを持って浅草橋の地下鉄駅に向かう。
7時5分発の五反田行きに滑り込む。
五反田では松屋に行って納豆付きの朝定で胃袋を満たす。
そばにしようかご飯にしようか、どうでもいいことに迷う。
8時に1階のコーヒーショップが開きアイスコーヒーで喉を潤す。
9時から前日のまとめが45分にわたって怒涛のように始まる。
15分休憩して10時から私がブログを振り返りながら世相を斬る。
これは2時間ぶっ続けだ。
本来は外部の講師を呼ぶのだが、手配が付かない時に私の出番となる。
年に2回ほどチャンスはやってくる。(本当はダメなんだけどね!)

12時で終了し、それから時間に余裕がある人が参加する「薬局未来塾」が始まる。
ここではサンドイッチを食べながら私が1時間ほどテーマに基づき話す。
今回は”薬局のマーケティング”についてだ。
その後、参加者から質問を受ける形で進められる。
参加者にはこちらから指名で強制的に質問を募る。
これが14時まで続く。
やっと我が社のお祭りが終了する。

お腹がすいたのでガード下の立ち食い寿司でビールを飲みながら労を癒す。




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