まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

行く今日を追いかけもせず枯れ落葉

2020年11月18日 | 時には日々是日

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は11度から20.5度、湿度は96%から76%、風は2mから1mの南東の風が少しばかり。明日の19日のさぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れるが、午後からは気圧の谷や湿った空気の影響で次第に曇り、夜遅くには雨が降る所がある見込み。19日の最高気温は、平年より高くなり夏日となる見込みらしい。

 

 122/66/79 36.5c-95% 62.6Kg 17.8c-59%-1028hPa 体調に変化はない。昨夜も2時間半ごとにトイレに起きたし、今朝は3時過ぎから眠られなくなって妙な夢ばかりを見ていたような。

 

 さて、唐突に奥方が「島の柿を取りに行きたい」と言い出して丸亀港までやってきた。6時起きの7時出発。丸亀港には8時半過ぎには着いた。

 

 丸亀港発のフェリーボートしわく丸は9時25分出港。海上45分でしわく広島の江ノ浦港に着く。

 

 4ヶ月ぶりのフェリーボートだが、久しく乗ったことがないような気がした。夏休み前に草刈りや大掃除をするために帰ったのだが、あれからいろんなことがありすぎたのかも知れない。

 

 島の家の草丈はさほどでもないが、庭木の枝がぼうぼうである。近く剪定作業に帰る必要があるなぁと思ったことだった。向こうに見えるのが「王頭山」で標高約312m。王頭山は、塩飽諸島の最高峰である。また、弥生時代の遺跡がある心経山は、空海(弘法大師)が四国巡錫の際に、山に登り堂を建て、修行を行ったと伝えられている。

 

 裏庭には、イノシシがミミズを探して掘って荒らした跡がそこかしこにある。一説にはおとなりの「塩飽本島(ほんじま)」から泳いできたということで、島の裏側(北側)の茂浦地区が荒らされたという話は早くから聞いていたが、とうとう我が屋敷までやってきたのか。

 

 今年は時期が少し遅れたからか、柿の実の数は少ない。裏作だったのかも知れない。

 

 それでも、小型クーラーいっぱいの収穫になった。丸亀までのガソリン代とフェリーの運賃を考えれば買ったほうが安上がりだったかも知れないが、奥方のストレス発散だったのかも知れない。

 

 来週あたりには、この庭木の剪定作業というか、枝の切り落としをやらないといけない。その時には二泊三日くらいの時間は欲しいところ。そういう予定を考えている。

 

 で、お昼にはラーメンを作って食べて、12時50分のしわく丸に乗って島の家を後にした。今回は柿の収穫だけが目的だった。

 

 そのまま、我が家に帰るのかと思えば、五色台のおみかんを買って、それを高松の孫のなぎちゃんちに届けて帰ると言い出した。イノシシ年の奥方は言い出したらきかない。私が「忖度(そんたく)」するよりほかない。

 

 で、それを娘の家まで届けると、今度は、「一週間分の食材を買うからスーパーに寄って」と言い出した。おまけに「お財布も貸して頂戴」と言うのだからたまらない。そんなこんなで、我が家に着いたら17時過ぎだった。

 

 今日の掲示板はこれ。「この一年 悔いなしと散る 落ち葉かな」というもの。花には花の役割があり、葉っぱには葉っぱの役目がある。冬が近くなると、広葉樹などは広い葉っぱでは水分を発散させるので木が弱るために葉っぱを切り落とす。また、光合成能力の落ちてきた葉っぱでも植物は弱る。そこで葉っぱを捨ててしまう。紅葉はその前段階で変色するものらしい・・・。紅葉も落葉もお仕事を終えた葉っぱを切り離すことでおきる自然現象。これを悲しいと見るか、寂しいと見るかは人間様のこころのありようだけ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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