まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

遍路道山のつつじも赤く萌え

2022年04月23日 | 時には日々是日

 23日のさぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、昼過ぎから夕方は雨の降る所があるらしい。気温は15.5度から25.0度、湿度は58%から90%、風は1mから2mの西南西の風が少しばかり。明日の24日のさぬき市は、低気圧や前線の影響で曇り、朝から昼過ぎは雨の降る所がある見込み。

 

 収縮期104mmhg、拡張期60mmhg、脈拍80bpm、体温36.4c/酸素濃度98%/体重63.7Kg 室内気温17.4c/室内湿度59.8%/気圧1015hPa 体調に変化はないが、またぞろ体重が増加している。尿が出ないせいだ。今日の日の出は05:23分、日の入りは18:42分 月齢は21.9の小潮。

 

 今日は弟と一緒に、東かがわ市払川地区にある「遍路墓」探しに出掛けてきた。子ども(小学生)の頃、お彼岸の中日には、親戚友人を誘い合って、山道を歩いて大窪寺まで行ったものだった。その頃には通ったことのある遍路道だったが、今はもうすっかりと様変わりをしている。

 

 この「のごう(野午)さん」というものが何かよくわからない。昔はここで盆踊りをしたり、茶店が出て山菜料理を食べさせたとかの伝承が残っているが、広場たって、そんなには広くない。ここのイチョウが有名らしいが、今の時期には目立たなかった。

 

 場所的には・・・と言うても、香川の山奥だから誰も知らないだろうけれど、向かって左中央に「大窪寺」があり、谷川に沿って遍路道があった。大窪寺~徳島方面へ約1キロメートル余り下がってきたところあたりである。

 

 今日の探索メモである。谷川を何回も右に左にと渡る山道である。これを弟に手渡して、お墓探しになった。

 

 すると、運良くというか、本物のお遍路さんが大窪寺から下がってきて、「もうすぐ、大窪寺ですよ」と教えてくれた。今時、歩き遍路で、この遍路道を歩く人は珍しい。

 

 ふと、弟が足を止めたならば、そのあたり一帯は「ユキモチソウ」の群落になっていた。

 

 こういう谷川を渡る箇所が何度かあるが、ここのように歩きやすいように整備されているのは「四国のみち」だからなんだろうなぁと思う。

 

 資料には、「大小の遍路墓」とだけしか書かれていない。これが「大きな遍路墓」で1mほどもある巨石である。刻まれているのは「香川県太田村」とあるし、その下に転がっている小さなお墓も「讃岐国太田村」とある。普通、生国が香川の場合には「遍路墓」としては見ない。他国の遍路墓しか「遍路」であるとは認めない。でも、これらのお墓を見ると、讃岐の国の人だって遍路をやっているじゃないか・・と思わされた。

 

 これは備後国(広島県東部・府中市・庄原市あたり)の善兵衛さんのお墓である。こういうお墓がごろごろとしていた。

 

 この人は周防国宮市の惣社村からのお遍路さんである。明日は雨らしいので、これらのデーター整理を行うつもり。

 

 で、私御用達の「野田屋」さんでのお昼になった。すると、目の前でおそばを打って切ってくれている。

 

 で、二人とも「天ザルソバ」を頂くことにした。1050円。山道を歩いた後だから冷たいおそばがおいしかった。天ぷらも揚げたばかりだからさっくりと食べられた。

 

 今日の掲示板はこれ。「楽しい人は何でも楽しむ 苦しむ人は何でも苦しむ」というもの。 「楽しむ」とは 自分の心が 満足していることで、夢や希望、生き方と実際が合っているので、楽しくて自然に楽しくなるもの。一方 苦しい人は 自分の心が いつも不満で 自分の夢や希望、生き方と、実際が合っていないので自然と苦しむようになる。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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