まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

梅雨の日は 控えめにして 箸を置く

2017年07月07日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、梅雨前線や湿った空気の影響で曇り、夕方を中心に雨が降るらしい。雷を伴う所がある見込みだとか。高温が予想されるため、熱中症など健康管理に注意するようにとのことである。気温は23.9度から29.9度、湿度は90%から74%、風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の8日は、梅雨前線や湿った空気の影響で曇り、昼過ぎからは雨や雷雨となる所があるらしい。

 

 久しぶりに雨も上がったようなので、「現地に行こう、現物にさわろう」ということで、山寺さんに出掛けてみた。天候のせいか、時期的なものがあるものか、境内にお遍路さんの姿は少なかった。

 

 いつもは素通りする「鐘楼」にのぼってみた。ここも、大師堂、仁王門、鐘楼は同時に造られたようで、昭和54年から59年までの五年工事だと聞いている。弘法大師「入定1150年記念」だった。その昭和58年が1150年の年だった。

 

 この鐘は紀州産で明治14年4月13日に鋳造されている。ということは、今の二天門にあった鐘で、私も何度も突いたことのある、あの鐘なのか・・。当時は、山門の中央にロープが下がっていて、それを引っ張ると鐘が鳴る仕組みだった。

 

 で、かねてから気になっている「日本・中国友好への道」の石碑である。これはググってみても分からない。田中角栄とか大平正芳とか平山郁夫だとかの名前が並んでいる。

 

 表の、西安の月 長安の月おぼろ月を中国語に直すと、こうなるのだろうか。

 

 待ちわびていた、11期生募集の案内が、納経所前に置いてあった。まだかまだかと待っていたものだった。

 

 帰って早速に、ホームページの更新をしておく。

 

 インフォメーションでも内容を掲示しておく。

 

 講座の日程や講師、場所、内容などもお知らせしておく。申し込み期限までに二週間ちょっとしかないので、どうしたものかと心配していたが、講師の都合とかあったのだろうか。

 

 お昼からは、いつもの文具屋さんに寄ってみた。ガイドマニュアル作成のための資料なんぞに、上質紙を使わないで、「わらばん紙」でやってみようかと考えたからだ。

 

 すると、ぽつんとこれがあった。昔の便所の落とし紙とか小学校のプリント用紙とかに貼ってあったマークだった。でも、これも検索しても出てこなかった。

 

 もう、こういう記事にしか残っていない品物らしい。今日のあのお店でも、もう、手に入らないのかもしれないと思うと、そんなに気楽には使えないなぁと思ったものだった。

 

 懐かしい、灰色の紙である。昭和は遠くなりにけり・・・。

 

  今日の掲示板はこれ。「なんのために生まれて なにをして生きるのか こたえられないなんてそんなのはいやだ」というやなせたかしさんの「アンパンのマーチ」から。あの有名なアニメ主題歌の出だし、「なにが君のしあわせ なにをしてよろこぶ わからないままおわる そんなのはいやだ」という歌詞は、実は2番だったのである。アニメでは決して流れない歌詞が存在した。その「幻の1番」とは・・・。それが、これ。「なんのために生まれて なにをして生きるのか こたえられないなんて そんなのはいやだ!」という重い歌詞だった。この歌には、特攻隊で亡くなったやなせさんの弟のことを書いたものだという説がある。また、やなせさんご自身が「これはアンパンマンのテーマソングであり、ぼくの人生のテーマソングである」と著書に書かれてあった。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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