まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

あじさいは 風の重さを 知っている

2017年06月26日 | 今週も俵札調査

 さぬき市地方は、梅雨前線の影響で曇り、夜には雨の降る所がある見込みらしい。気温は22.0度から26.2度、湿度は88%から62%、風は1mから4mの東北東の風が少しばかり。明日の27日は、引き続き梅雨前線の影響で曇り、夜には雨が降るらしい。

 

 今日から、奥方は新しい施設へ出勤するのかと思っていたら、しばらくは手続きのために出勤できないの・・と仰る。ええ・・毎日、いるのか・・・と、やや、窮屈感。

 

 さて、最近、パソコンの中のデータが行方不明になる。パソコンが何台もあっって、ハードディスクやらUSBメモリやらと記憶媒体が多いと言っても、常用のマシンは1台だけ。昨日、作ったファイルはどこに行ったのか・・というのは日常茶飯事。老化なのか認知症なのか・・・。

 

 今日もパソコンを立ち上げて、昨日の続きの論文の続きを・・・と、ファイルを開いたら、テキスト文章だけで画像や表や図がきれいに消えてしまっている。それじゃぁダメじゃん、春風亭柱昇。印刷出力してあった文書を元に復元作業・・・。

 

 ワードのバージョンによって、使える機能が違うから消えたんだろうか。今回は短い文書だったから元に戻ったけれど、こういうのが重なると辛い。

 

 「六十六部廻国聖の納め札」が終わって、「護符」に手をつけようとしたら、護符にはお寺からのものと神社が授けるものとがある。それを分類しようとしたら、「神仏分離」とか「神仏混淆」という壁が現れた。

 

 お札はお寺なんだが、もう、なくなってしまったもの(稲荷庵)、昔はお寺だったものが神社になったもの(こんぴらさん)などで、分類ができなくなってしまう。祇園さんが八坂神社になったように。

 

  そういうことをやっていたら、あっという間に夕方になる。

 

 この「牛頭天王社」も廃止されたもの。だから、明治4年以前のものということになる。

 

 このおふだも、江戸時代のものということになる。こういうものには年月は記入されないので、あんまり重要視されないけれど、神仏分離以前か以降かということで、大きな線引きができることになる。

 

 ここも廃仏毀釈で廃寺となった、讃岐滝宮龍燈院の牛頭天王の護符である。

 

 今年のアジサイもそろそろとおしまい。桜だって、花しょうぶだって、あじさいだって、咲くのが遅かったわりに、おしまいになるのは早かった。

 

  今日の掲示板はこれ。「屏風は折れるから立つんだよ 突っ張っているとじき倒れるよ」という、荒了寛さんの言葉から。ひとりりよがりにならずに楽しむ事は、これが簡単そうで難しい!自分の意見の前に相手の気持ちを思いやる。正しい事でも相手の事を考えてから意見する。屏風って知ってるよね。絵画を飾る額縁とは違って、壁に立て掛ける物でも吊す物でもない。屏風だけで立てる物なのだけど。その屏風は、折れるから立つんだよね。突っ張っていると、じきに倒れるんだよなぁ~。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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