まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

小手毬は こだわりもなく 昼寝する

2017年05月01日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、寒気を伴う気圧の谷の影響で、夜のはじめ頃にかけて雨や雷雨の所がある見込みらしい。気温は14.3度から24.6度、湿度は78%から60%、風は2mから5mの西の風が少しばかり。明日の2日は、高気圧に覆われて晴れるらしい。

 

 すっかりと初夏の風景。空気も空も初夏のにおい・・・。

 

正式には「砕石(われいし)集会場」なのだが、「砕石会堂」と行ったり、「自治会館」だと言ったりとさまざま。この集落を、なぜ、「われいし」と呼ぶのかは町史にも記載がない。別に採石場があったわけでもないし、割れた石が転がっているような土地でもない。

 

 それはさておき、昨年の7月2日から3日にかけての間に、この集会場のエアコンの室外機が盗難に遭った。この県道沿いのあちらこちらの集会場の室外機も盗まれたと聞いたが、犯人が検挙されたという話は聞かない。

 

 この春、神戸の義兄(奥方のお兄さん)夫婦をさぬき市内の養護施設に入所させた。そのとき、二台のエアコンを撤去して持ち帰った。当然、施設は冷暖房完備。エアコンが浮いた。そのうちの一台は、島の家の和室に取り付けた。残り一台を、この集会場に寄贈することにした。

 

 で、娘婿の「トオル君」にお願いして取り付け工事をしてもらった。午前中に取り付け工事は終わった。

 

 で、お昼から、トオル君の希望で、東かがわ市にある「讃州井筒屋敷」に行って来た。3日からは各種イベントが予定されているらしいが、今日は平日ともあって人影はまばら。

 

 ここの「母屋:おもや」では、「五月人形」の展示があった。さほど珍しくもないのだが、ガイドさんを冷やかしながら見て回った。

 

 これは明治時代の制作らしく、細かなところまでが丁寧な仕上げになっている。

 

 これは庄屋さんの火消しの装束らしい。ま、こんなものを見ていると、「からくりをやるよ・・」という案内が。ここには「茶運び人形」があるのだが、それを今日は実際に動かして見せるらしい。トオル君が「見たい・・・」というので、見学することになった。

 

 10年ほど昔、私もこれを作ったことがあった。けれど、平成16年の台風で家ごと流されてしまった。で、最近、この人形の動きが悪いという。それで、私に治してくれ・・というのだが、こんな貴重な人形、私がいじくって壊してしまっては申し訳ないので、丁重にお断りした。

 

 お茶碗を乗せると前進し、お茶碗を受け取ると止まる。で、お茶碗をお返しすると、ユーターンして元の位置に戻るというもの。でも、ずいぶんと動きがにぶい・・・。

 

 その後、トオル君が「おみやげを買いたい・・」というので、和三盆の「ばいこう堂」に寄った。職場のおばさまに頼まれたらしい。

 

 甘い物は苦手だから、何を見てもわからない・・。

 

  今日の掲示板はこれ。「こだわるな 心 空なり 吹き流し」というもの。これまた、どなたの言葉かわからない。分からないけれど、あちらこちらで見かけることば。吹き流しのように頭がなければこだわりも生まれない。私たちは頭があるだけ、こだわりが生まれる。この頭を空っぽにしてみたらどんなだろうかと思うけれど、なかなかにオツムもからっぽにはなってくれない。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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