まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

曇天は 風の揺らぎも 居眠りも

2016年10月27日 | 今日もまた、病院に行って・・・。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていたが、気圧の谷の影響で夕方からは次第に曇るらしい。気温は16.8度から22.6度、湿度は76%から60%。風は1mから4mの東北東の風が冷たくなってきた。明日の28日は、低気圧や湿った空気の影響で、雨が降る見込みらしい。

 

 暑くなったり寒くなったり、蒸し暑かったり肌寒かったりのせいかどうか、今朝方は咳がひどくて寝たり起きたり・・・。「これはアカンぞ・・」ということで、インフルエンザの予防接種を受けてきた。

 

 さぬき市長からの「ご案内」で指定されているのはさぬき市内の医療機関だから、町内にある町医者に行ってみた。忙しそうにしているので、「明日にしましょうか・・」というと、「いえ、大丈夫ですよ」というのでお願いした。やはり、肺がゼーゼーと言うとるらしい。

 

 でも、インフルエンザの注射は打ってくれた。1,200円だった。これからは肺炎とインフルエンザが大敵とのこと。そうは言うても、どこから侵入するかわからんのだから防ぎようがない。

 

 その後は、いつもの香川県立図書館へ行ってみた。そろそろと、アキニレの紅葉が始まっている。小さなアキニレの葉っぱがハラハラと落ちてくる。

 

 これを毎朝、ほうきで掃き集めているおじさんが数人いるが、掃いても掃いても落ち葉は落ちるのだからしんどい話だと思う。

 

 午前中の平日の図書館は静かなもの。私は新聞は見ないのだが、毎日、おじさん連中は新聞が好きなようでここで新聞を読んでいる。

 

 こういう専門書コーナーになると滅多に人は来ない。

 

 こうした「娘遍路」の資料を探しているのだが見つからない。これは讃岐の伊吹島の娘遍路であるが、他の島の娘遍路なんぞはまずもって見つからない。

 

 高群逸枝さんの「娘巡礼記」とか・・・

 

 人見さんの写真集とかは娘さん一人で歩くもの。こういうものはボツボツとあるのだけれど、島の娘さんらが社会勉強のためにおへんろをするという習俗の「娘遍路」の資料は見つからない。

 

 そんなこんなで、10冊ほどの本を借りてきたのだが、これを開くだけでも大変だ。

 

 午後からも、あちらこちらと紅葉探しをしたのだけれど、空が曇ってきていい画像にはならない。

 

 やはり、紅葉は晴れた日が鮮やかに見えるもの。早々に山から下りてきた。

 

 今日の掲示板はこれ。「今から一年も経てば、私の現在の悩みなど、およそくだらないものに見えるだろう。」というサミュエル・ジョンソンさんの言葉から。1年前に悩んでいたことって何だろう・・・と、自分自身を振り返って考えてみたが、何があったか、何に悩んでいたのか思い出せない。10年日記を開いても、そんな悩みのことなんぞは書いてない。今回の言葉を読んでみて、「ああ、なるほどなぁ」と感心した。本当にくだらないものだったのであろう。悩みとはそのときの状況によって変わり、他人からすればどうでも良いような悩みもあれば、深刻で大きな悩みもある。一人ではどうすることもできず相談できないとか、悩み過ぎて食事も摂れない、夜に眠れないといったようなことは誰もが一度は経験してきたはずだ。でも、1年もすれば、そんなことなぞ、すっかりと忘れているから大丈夫なんだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>