まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

あらしのよるに

2005年12月22日 | Weblog
 「あらしのよるに」という絵本があります・・。あるあらしの夜、真っ暗な小屋の中でガブとメイが出会います。翌日に再会した二人はうろたえます。ガブは狼、メイは子ヤギだったのです。二匹は驚いたものの、相手を思う気持ちを大切にしようと決意するのです。

 ガブはメイを食べてしまいたいという欲望と闘いつつ、メイはいつ食べられるかと言う恐怖と戦いつつ、二匹は絆を深めて友人となって行く・・・。

 この絵本は都合、七冊、いや八冊になったのでしょうか。250万部というベストセラーになりました。で、映画にもなって、12月10日から公開もされております。

 この本がベストセラーになった訳は、こどもが読んだからではありません。多くのおとなたちが、自分たちの生きざま、理想、あこがれを感じたからでありましょう。

 食欲と友情の間で揺れる狼の苦しみは、私たちの誰もが直面している欲望と、その制御。それを乗り越えたところにある社会のおきてやルール。禁じられた関係を知られてしまったことによるしがらみや仲間のルール。派閥の対立や裏切りや・・・。

 そんな会社勤めに疲れたおとなたちが、ほっといやしを覚える絵本。それがこの、「あらしのよるに」でありましょう。

 出会ってはいけない二人の欲望と葛藤・・・。それは上司と部下であるかも知れないし、不倫の男女かも知れない・・。さまざまな立場に置き換えて、自分の思いや理想や不満やらを、この狼とヤギに置き換えて読み換えているのだと思うのです。

 自分の気持ちに正直に、友情を大切にしながら、自分自身であり続けること。誰かを心底から思う気持ち。メイとガブがなぜ、友情で結ばれたのか・・・。

 そんな高潔な人間性を保ち続けて行きたいと、思ったものでありました。


外は猛吹雪でした・・・。

2005年12月22日 | 自然
 昨夜来、ラジオなんかで雪が降る、寒波が来る・・というもので、今朝は雪だろうと覚悟していたけれど、起きてみれば雪なんぞない・・。でも、歩く勇気は出なかったなぁ・・・。昨日はたぁんと歩いたもんだで、今日は車に飛び乗った・・・なぁ。

 でも、朝の組合の新聞配りは冷たかったです・・・。肌を刺すような西風なんですよ・・・。体操も震えながらやったですねぇ・・・。

 産廃処理の契約書とか注文書を作り終わると、自動車事故で壊された公衆BOXの調査ですわ・・・。最近、こういうのが目立つようになったです。よそみしてたんだか、ケイタイを使っていたのか、スリップ事故なのか・・・、ボックスめがけて走るようです。あれはガラスだから、ぶつかると賑やかやろうね・・・。

 さて、今日は断続的に吹雪きですわ・・・。吹雪いてきたからユーターンして帰っていると、晴れ間が出てきたもんだで、またユーターンして現場に向かうと、またもや吹雪き・・・。事故しない間に会社に戻ったですよ・・・。

 外はそんな寒さだから、会社の中に入ると汗が噴き出すんですわ・・・。手袋ぬいで、コートを脱いで、上着を脱いで・・・。そんでも、汗が流れるですよ・・・。で、洗面所で顔を洗ってさっぱりして、アイスコーヒを飲むと落ち着くんですわ・・・。やれやれ・・・。


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