フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

ついに寿命かしら?

2015年03月12日 | レッスン室から

 

 

私はメトロノームが好きである。

うーん。違うかな。

メトロノームを買うのが好きであった。

うん、こっちの方がしっくり。

 

今までに幾つメトロノームを買ったか分からないけど

今ウチにあるのは下の三つと振り子のもの。

 

 

一番下のDB-66ってのがお気に入りだったのだけれど

どうも寿命が来たらしく音のなり方がまばら。

仕方なくDB-60を使おうとしているけれど今ひとつ気に入らない。

ドラえもんシールのメトロノームは結構いいけど、もう一機能ほしい

 

DB-66は何年使っただろう。25年くらいかな。

うーん。新しいの買うかな。

 

恩師が存命の頃おっしゃっていたけど、

「昔のフルーティストはうまかったんですよ。

今の楽器でこの曲を演奏するのと昔のシステムの楽器で

この曲の演奏をするのとどっちが難しいと思いますか?」

そう言われたことがある。

 

電話のなかった時代、

電話がある時代、

携帯電話がある時代。

 

暮らしはどんどん便利になっているけれど

道具が進化しているだけで

アナログな人間が進化している訳ではない

人間は対応しているだけなんだよね。

 

アナログな楽器を使って音楽を演奏していると

そんな話をしょっちゅう思い出している。

シュミッツ先生のメソードは時代を軽々と超える普遍性がある。

結局演奏はデジタルにはなれないんだ。

人間と同じ。

 

そんなことを思いながら暮らしている。

 

同じメトロノームは売っていないんだよなぁ・・・

どうしようかなぁ