フルート吹きのほっと一息

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ミニシュナ・トム君は2008年1月10日生まれ。ただいま 9歳です

全音音階がね、

2017年01月26日 | 日々つれづれに 2016~17

子供の時、クラシック音楽はレコードやラジオを通して

バロックから現代まで一気に耳に入って来た。400年分の

音楽が現存するものとして目の前にあり,クラシック音楽って

こういうものだと漠然と思っていたし固定観念も多分

持っただろうと思う。子供の耳に現代音楽はつまらないものだと

感じていたことは事実だし、ロマン派の音楽を鼻歌で歌うのは

気分は良いけれど特別に感動していたわけではなかった。

立派そうな演奏家は関係の無い特別な人種だと思っていたし

自分の子供の時の感性なんてちっとも鋭くはない。

吸い取り紙のように音楽が吸収されていたとは思うけど。

 

きっと感性の鋭い人ならルネサンスとバロックの違い。

バロックと古典派の違い古典派とロマン派の違いとか、世俗曲と

宗教曲との違いとか沢山あるけれど解らないなりに,うわっ!と、

感じてビックリして斬新に見えたりするんだろうなぁ。

だから音を聞いて自分の中で「ビックリして斬新に見えた時」は

ハッキリ覚えている。初めて全音音階の「スケール」を

練習した時だ。この捉えられるような感覚は一体なんなんだろう?

 

・・・そんなわけでいろいろ考える時に基準点になっているのは

この全音のサウンドが生み出されたその時代に古参の作曲家達に

どう影響が及んでいるか?なんだわ。ドビュッシーと言う人は

音楽家家系の出身でもなく破天荒な革命児だったようでおそらく,

同じ時代を生きたロマン派の長老達にはその影響を受けることは

我慢ならなかったのではないだろうか?この作曲家のこの作品とか

あの作曲家のあの作品とかって

ちょっとした葛藤すら感じられるんだけどな。

なんて思ったりするわけです。どうでも良い様なマニアックな

おしゃべりを聞いてくれる人がいないのでまあ書いておくか

・・・いや、ぜんぜん面白くない話でございました。ハイ。

話はもしかしたらつづくのかもしれませんー。

 

 

 


シチリア島とシチリアーナ

2017年01月25日 | 作品あれこれ


フルートを演奏していると何曲か

「シチリアーノ」という曲にお目にかかります。

有名な所はバッハ(贋作?)にフォーレ。

マニアックなのだとカセラのシシリエンヌとブルレスケ

リズムは同じだから・・・・

レスピーギの舞曲も?ひょっとしてグリーンスリーブスも?

 

年末にテレビで「世界遺産シチリア島」を録画保存し何度か見ています。

なんてステキな街!!

一番驚いたことはアラブとの攻防が続いたけれど、

アラブの文化を拒絶することなく受け入れて融合させていたということ。

(スペインのアルハンブラにもちょっと似ています)

お城のお部屋の中にはアラブ風の水路がつくられ

モスクを模した屋根も見られました。


学生のとき増永先生が「ヨーロッパの人たちは南への憧れがあります。

ですからナポリ風のメロディを作ったりするんです」

と言う様なことをドゥメルスマンのイタリア協奏曲を勉強中に

仰っていたのを思い出します

シチリアーノも南への憧れでしょうか。

 

そしてフォーレはシチリア島に行ったことがあるんでしょうか??

彼のシチリアーノは途中ちょっと変わった転調部分があります

シチリア島の映像をたくさん見ていて感じました。

ひょっとしたら

これはアラブの不思議な雰囲気を出そうとしていたんじゃないのかな?


大きな音楽辞典でシチリアーノについて調べたら

アリアのこと,舞曲のこと、いろいろたくさんかいてありましたが、

映像を見るとイメージが変わるなぁーと言うのが私の感想でござりました。




九歳になりました

2017年01月12日 | ミニシュナ*トム君 9

 

我家のトム君、

ニコニコ元気に

九歳のお誕生日を迎えることができました。

 

 

 

大きな病気もせず,

毎日オカーさんの面倒を見てくれて

どうもありがとう

 

いつもフルートの練習に

つき合ってくれてどうもありがとう

 

お散歩にも連れて行ってくれてどうもありがとう

 

これからもよろしくね。

 

 


小松先生はくしゃくしゃの笑顔でした

2017年01月07日 | 小松先生と。

小松門下の先輩を誘って先生の入院先に伺ってきました

 

90歳の先生は自由に動き回ることはできないけれど

痩せちゃって小さくなってしまったけれど

短期記憶も長期記憶も問題なく

目も,声もしっかりしていて 

 

先生お土産ありまーす。Kさん覚えていますか〜?

うんっ、覚えてるよっ♪

今日は誘って一緒に来ました〜

 

それはそれは破顔の笑顔  。見たことないレベルの笑顔  。

感心の見本みたいな上品な優秀な生徒さんだったもんね、

とてもとても喜んでくれて親孝行した様な気分になりました。

 

よかった!!!

 


歌の翼ファンタジー シュテックメス

2017年01月02日 | 作品あれこれ

トム地方は天気の良い穏やかな元旦を迎えました。

新年早々から「帰省するからレッスンして!!」という

旧知の先輩のリクエストにお応えして

ちょっと楽曲分析などの準備をしておりました。

 

先輩が小6の初めてのフルートの発表会で吹いた歌の翼ファンタジー、

惰性では吹けるんだけどちゃんと組み立て直したいって。

そうですよね。そうですよね。

 

いい音で正しい音程で間違えないでメトロノーム通りに吹けても

ソルフェージュが出来ても

それだけじゃ音楽が美しくなる訳じゃないですもんね。

 

歌の翼幻想曲(1875)なんて名前がついていて

フルートの名曲集に載っているこの曲。

原曲はメンデルスゾーン(1809 - 1847)の「歌の翼」(1834)

歌の方はハイネ(1797 - 1856)のステキな詩(1827)

 

で、アンリ シュテックメス(1875)のこんな楽譜があるらしい。

Fantaisies brillantes, Op.17 

  1. Auf Flügeln des Gesanges (Mendelssohn)
  2. Schlaf wohl, du Süsser Engel du (Abt)
  3. Gute Nacht du mein herziges Kind (Abt)
  4. O bitt' euch, liebe Vögelein (Gumbert)
  5. Mandolinata (Paladilhe)

アンリ シュテックメスって名前はドイツ人かな?

 作品17の1から5まであって、歌の翼は1曲目なのね。

シュテックメスのことはインターネットで漁ってもなかなかヒットせず

op.16は山からの別れ(fl&piano)

LORELEY PARAPHRASEという曲もあるらしいって程度しかわからず。

 

この人物は作曲家なのでしょうか

ひょっとして編曲の得意なフルート奏者だったのでしょうか?

どこかのお金持ちのご令嬢のレッスンのために作った様な感じもします。

 

こういう素晴らしいシンプルな美しい作品って

美しく聴かせる為のノウハウがないと結構むずかしいと思うんですが、

伴奏も秀逸で4小節単位で上手く展開されているように聴こえる

工夫された伴奏音形。で、淡々とソルフェージュのように吹いても

結構いい曲に聴こえるという素晴らしさ。

 

そう,小学校6年生ならばそれで充分だけど,

世界の名手ならどう読むのか?を探るのが大人のお楽しみ。

今年もいろいろやってみたいと思います。