フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
一緒に楽しんでくださると嬉しいです

2018年も楽しかったです

2018年12月29日 | flute 2017~2018

寒いですね。冬ですもんね。

風邪を引かないように気を引き締めて過ごさなければ。

私は初めて演奏する予定の曲の譜読みをしています。

初めての曲は譜読みからワクワクと楽しくて目先の練習では

勿体無いので、大事に大事にお取り扱いしています。

一度それなりに完成させてから少し寝かせて熟成です。

熟成期間はフルートを持たずにスコア全体を眺めて考えています。

もう一度取り組むといろいろ考察が進んだりして発見も多くなります。

楽しみは増えてゆきます。

あとは体力気力を衰えさせないように、

体のメンテナンスもだんだん必要になってくるお年頃。

来年も大切に音楽ライフを過ごします。

皆様、地味〜なブログをご訪問くださりありがとうございました。

どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。



ソ連で!〜平尾貴四男

2018年12月06日 | flute 2017~2018


CDを聴いてあら素敵とスコアや楽譜を買って吹いてみたら

なんてつまらないオーケストレーション。

なんてつまらないメロディ。

 

素敵に聞こえてもつまらないこともあるのだ。

聴いていて素敵でも演奏していて面白いとは限らない。

それでも聴いていて素敵なら商品的価値はあろうもの。

それが演奏家を引き付ける力があるかどうかは別。

 

昨年の「嵯峨野の秋」の勉強はガツンと効果ありで

邦人作品がますます面白くなった。

 

20代半ばで演奏した平尾貴四男のソナチネ。

共演したのはイリーナエフチェンコさんというソ連の大学の先生。

彼女の構成力と演奏の強さはハンパではなかった。

西洋音楽は音符の配列だけで素敵な音楽の世界に誘ってしまう

素晴らしい作品が多いけれど

音楽を紙の上に記号として書いているのが楽譜なのだから

書けることには限界がある。

ソルフェージュの先にあるものが見えていなければ演奏として

成立しないのだけれど

素晴らしい世界を見せてくれたなと今だに感謝感謝。

 

改めてもう一度取り組んでいる年末でございます。

 

歯が一本抜けてしまったトムちゃん(泣)


サウンド オブ ミュージック in 札幌

2018年05月13日 | flute 2017~2018

 

サウンド オブ ミュージック 

お好きな方いらっしゃいましたら

今月5月27日の日曜日は13時に ルーテルホールに

どうぞお越しくださいませ。

素敵な生演奏とマイクなしの歌で大いにお楽しみ頂けます。

 

 

サウンドオブミュージック

私のお気に入り

さようなら、ごきげんよう

エーデルワイス

一人ぼっちの羊飼い

ドレミの歌

全ての山に登れ

 

以上の7曲を選んであります。

ミュージカルとしてではなく生き生きとした素晴らしい

電子楽器ではなく最高の編曲で

スピーカーなしの楽器の演奏で。

ぜひ聞きにいらしてください。

 

 もったいないけれど1日だけなのです

 

 チケットのお求めは 大丸プレイガイド でどうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 


楽譜は

2018年04月30日 | flute 2017~2018

 

10代の頃はフルートのお稽古中に

『楽譜に忠実に』と教えられていました。

まあ、スタートラインなんですから

とにもかくにも基本ですよね。

とは思うんですが・・・

 

 

キャリアうん十年の笛吹きとしては

むかーしにガリガリと練習した作品の記憶と癖は

べったりと残っていてなかなか消えない訳です。

そういう作品を演奏するときは洗いざらいやり直しで

マイナスからのスタートのように思えます。あーあ。

 

 

「楽譜に忠実に」というのはどういう意味なんでしょう?

誰かが印刷した楽譜は正確なのでしょうか?

作曲家はどこまで意図して書いているのでしょうか?

楽譜はどこまで音楽を書き表すことができるのでしょうか?

 

 

亡き恩師、増永先生が仰っていたことをよく思い出します。

ドイツの音楽はあまり細かく楽譜に指示がされていない。

演奏者に自由も与えられるが

演奏者は書かれていないことを読み取らなければならない。

 

 

そんなこんなで大変だ大変だ〜

クーラウのディヴェルティメントを

分析中でございます。

 

 

蝦夷山桜と染井吉野がいっぺんに咲いている

今年のゴールデンウィーク。

例年はちょっとずれるんですけどね?!

 

 

 


新しい?笛は 2

2018年04月22日 | flute 2017~2018


トムちゃんじゃなくて、私の楽しい近況はですね、

10ヶ月を要し、ようやく頭部管を入手  なんです。

 

 

昨年買ったサンキョウの笛が

最近コロコロと歌うようになりました。

今ひとつ鳴りきらなかったところもしっくりと決まります。

C足部管も不思議と音がハマるようになりました。

 

楽器全体のバランスというか、相性は大切ですね。

2本の本体 SH   サイズの合う3本の頭部管abcがあるので

Sa Sb Sc

Ha Hb Hc

このパターンを楽しめる訳です。

なんという贅沢なんでしょう。

古典派の響きはコッチでロマン派ならコッチ

バロックならコッチでテクニカルなのはこの組み合わせ。

 

幸せすぎる〜〜〜という4月です。

 

 

反射板取り替えグッズも作ってしまいました。

 


ナイフで削りました

 

 

サンキョウの反射板は色々あるのでお取り替えすると

音色が変わって飽きずに練習ができます。