フルート吹きのほっと一息

ご訪問ありがとうございます。
ミニシュナ・トム君は2008年1月10日生まれ。ただいま 9歳です

音の花束をあなたに(追記あり)

2015年11月04日 | flute 2015

 

12月の最初の土日月の三日間

札幌のホテルでランチタイムのコンサートを開いています。

一日限定40名様です。月曜日に少しだけ席が残っています。

 

 

腕によりをかけてプログラムを練り上げました。

どうぞお楽しみに!

 

 

ところで。ホテルの名前が11月に変わりました

プレミアホテル-TSUBAKI-札幌

だ、そうです

 

 

追記 全席売切となりました。ありがとうございました


「変化」「進化」「上達」

2015年10月04日 | flute 2015

毎日。

時間を積み重ね大人になって老人になって行く訳ですが

演奏は経験を積み重ねることで「変化」「進化」「上達」。

身体の老化に沿って演奏は完成を迎えている訳です。

 

どうも若かりし時に必死で演奏していた作品は、

技術的にも音楽的にも結構まずい。

ちょっとしたクセが残っていてその曲になると同じように反応してしまう。

その曲だけ、昔のクセがそのまま出てくる。

 

 

こうなるとそれは身体能力じゃなくて頭の問題なのだわ。

この曲はこうなんだ。という固定観念だろうなぁ。

若い頃に使えなかった分析力を総動員して

発想ごと読み直さないと演奏がスタートしない。

 

などと思いながら向き合う。

まあ、面白いといえば面白いのだ。

 

 


明治大正昭和平成なのよね

2015年07月02日 | flute 2015

バッハの生誕は1685年プロコフィエフの没年は1953年でその間268年。

この数字に近いのは江戸幕府なのだわ。およそ250年強。

 

バッハは5代将軍綱吉の時代に生まれ

ベートーベンは11代将軍徳川家斉のあたり。

明治時代の生まれはラフマニノフ、ラヴェル辺りなので

それより前のロマン派の作曲家はみーんな、江戸時代の人達なのね。

 

家康の鎖国の前に多少は何かが入って来ていたかもしれないけど

西洋音楽って明治時代下の文明開化の中でも、とても異文化だったんだろうな。

鎖国のおかげ?で邦楽の世界じゃ現在、当たり前に

平安時代の作品が演奏されている。これもすごいことだよね。

などとつらつらと考えたりしている。

 

明治の頃わかりやすい讃美歌やスコットランド民謡辺りが

教育現場に入って来たようだけど

大正時代には浅草オペラなんかもあったようだけど

ラジオの普及した昭和初期以降の時代は外来の演奏家が来日すると

そのコンサートはラジオで放送されたりしていた。

1963年かな。ランパルなんかその1人。

 

そんな感じで少しずつ浸透して来たクラシック音楽だけど

今と50年前とじゃ、当然だけど、ずいぶん変わっている

当時は異空間の特別な感覚を覚えさせるようだった気がする。

(ドイツの音楽が優先的に入って来たのは政治的な要素が大きかったんだって)

昭和の時代の音楽教育のあり方って高度成長期のピアノの普及とともにあったりして

その辺りはヨーロッパでの産業革命以降のピアノの普及にかぶる感じがする。

 

バブルの頃に20代だった身としては

フルートが多くの人達に行き渡る時代を生きて

底辺が広がって演奏技術の水準は上がったようにも思えるけれど

飛行機じゃなく船に乗ってテープを切ってヨーロッパに留学していた

今は70才を超える世代の大先輩方の得て来たものとは意味がちがうんだな。

 

ギリシャがユーロ圏でガタツイているこのごろ。

ECのグループ化はいいとしても通貨の統一はつまんないなと思っていたけど

昨今のネット社会は音楽文化のグローバル化を推し進めてしまって、

恩師は(20年位前の話だけれど)

ドイツのフルート音楽の特色が失われつつある事を残念がっていた。

今や音楽は特色の違いよりレベルの違いとしてしか捉えられていないんじゃないかな。

 

そうは言ってもパソコン通信も携帯電話も普通に使う世代になっちゃった以上、

このグローバル化はいやいや拒否しながらも、受け入れざるを得ない

そして社会での音楽文化は細分化もしている

 

私の憧れていたあのフルート音楽は古式ゆかしき物となっているのか?

クラシック音楽に流れている時間や時代、空気感が

経済社会の移り変わった日常の中ですっかり消失してしまっていて

せっかくコンサートに足を運んでもなんだかちがうんだな。

トムちゃんに留守番させて

ヨーロッパの空気を吸いに行かないとダメかなこりゃ。

 

みんなどう感じているんだろう?

 

 

 

 


まわっているよね?

2015年05月18日 | flute 2015

ああ、まわらない・・・。何がって、指よ。指。・・・んも~っっ。

 

指がまわらないとぼやいているのは今に始まった事ではありませんが、

どんな曲でも3カ所は難所があるかな。

沢山練習したら確実に安心して出来る。というものでもないようで、

指が慣れるのを待つというよりは

気をつけ方を工夫する。とか、聴き所を変える。とか、

こうやれば出来るがちょっとでも気がそれていたら出来ないとか。

指回りは呼吸とも関連するし拍子感とも関連するし。

何とも表現出来ない努力をいつもしています。ふーっ。

 

ほんとはね。指じゃなくて意識と頭が回ってないんですよね

 

20年前と今では違うよねーと思っていますが、どこが違うのか??

沢山失敗しているので苦手パターンはわかる。

本番は気持のコントロールがモノを言う。

 

技術の事を放置して音楽を作りたいけれど

技術抜きでは行けないので練習は一生続くのね。

 

人によっては

手首が固まってしまって指が動かなくなるとか、

ガタガタに上がって震えてしまうので速くなら出来るけど

ゆっくりの曲をゆっくり演奏出来ない (それでもうまい・・・)

という演奏家もいたりして

みんな、それぞれの壁と対峙している・・・

 

人生の折り返し地点を過ぎて見え方や感じ方が変わって来て

違う視点で同じ曲を演奏したりしているけど、

こういった事を面白いと思えればやっている事は常に新しい事かも。

そんな風に考えながら演奏会を振り返ってみて

長く続けて来て良かったなーと、一人幸福感に包まれています

 


ゴールデンウィークの後に

2015年03月29日 | flute 2015


発表会、無事終了でございます。皆様、お疲れ様でした

 

今回も沢山の方にご来場頂きました

ご協力ありがとうございました

暖かい拍手に囲まれて高揚したひととき

努力が実を結ぶ素晴らしい時間でした

 

さて、もうすぐ四月。新しいことが始まる季節がやってきます。

卒業も入学も関係ないのですが、やっぱりこの季節って

ちょっとふわふわした気分になります。(花粉のせいでしょうか??)

 

 

新しいちらしが出来てきました。

ラヴィアンローズのコンサートは5月10日で5回目を迎えます。

 

今回のタイトルは「永遠の瞬間」

忘れられないあの時、運命を分けた分岐点

心に残る原風景・思い出

そんな記憶をテーマに選んでみました

 

フルートは

私の最愛の作品からドヴィエンヌのフルートソナタ ニ長調

ドップラーのヴァラキア地方の歌

 

きっと楽しんでいただけると思います

 

 


一番楽しいのは

2015年02月04日 | flute 2015

"ラヴィアンローズ"は歌とヴァイオリンとピアノとフルートの四人。

自分が演奏する曲を決める時はとりあえず4~5曲候補を考えてみる。

何も考えずに皆で持ち寄って並べると収集がつかなくなるので

相手の曲を見てどんどん変更する

 

若かりし頃は これをやらなきゃ とか思っていたけど

この頃はどう構成するか。どうすれば作品が生きるかを優先する。

まあ4人でケンケンガクガクやってしまうと決まらないので基本は

ピアニストに一任して叩き台を見ながら微調整をするのだ。

 

そんな訳で長くなってしまう3楽章形式の曲は必然的に消され、

1話完結で聴いている人が楽しめてかつ、自分も練習していて飽きない作品を探す。

案外そんな構成を考えている時が一番楽しい。

 

長くなったので明日に続きまーす