フルート吹きのほっと一息

楢崎容子です。ご訪問ありがとうございます。
ミニシュナ・トム君は2008年1月10日生まれ。
ただいま9歳です♡

ライネッケ

2015年05月23日 | 作品あれこれ

フルート愛好家にはおなじみのライネッケ

ソナタ「水の精」という有名な美しい作品があり憧れの作曲家です。

このソナタは第4楽章まであり、技術的にも結構むずかしいので

なかなか気楽に手の出る作品ではないようです。

 

初めて水の精を演奏した頃

他にどんな作品があるのかいろいろ調べていました。

「ライネッケは膨大な作品を残していて、その作品研究はまだされていない。

今後重要な作曲家として取り上げられて行くだろう」

というような事がどこか(?)に書かれていて、

ほう・・・そうなのか。と思いながら数十年が・・・。

 

フルートの曲として見当たる作品は

他に、フルート協奏曲(op.283 1908)と、バラード(op.288)があります。

ちょっと譜読みをしてみて成る程ねぇと思ったのは

ロマン派の響きを通り過ぎた作品であること。

音楽家たちはいろいろ音楽的影響を受け合っていたんでしょうね。

 

ライネッケの結構長い生涯。年表を見ると

1824年6月23日  - 1910年3月10日なので、86年。

フルート協奏曲を書いた時はすでに・・・84才・・!

精力的に活動していて、長生きだったんですね。

その頃ドビュッシーが46才ですから

近代のフランス音楽の波は大きく動きドイツにも届いていたでしょう。

 

ライネッケの一回り位上の音楽家たちは

メンデルスゾーン・シューマン・ショパン・トマ・リストとひしめいていて、

ライネッケもロマン派の大きなうねりの中に入って行きます

当時指揮者として大活躍をしていたライネッケ。

演奏する作品の中には常に若い作曲家による新作もあったでしょう。

(フランスの作品もきっとあったでしょう。電話も普及し始めている頃かしら?)

 

そんなこんなで

バラードの譜読みをしているとあらためて

「これがライネッケ?どういう環境?いつ頃?何していたの?」と、、

ギモン質問が噴出して来たので調べてみた訳でした。

ちなみにライネッケが書いたモーツァルトのフルート協奏曲のカデンツァは

とってもステキです。

 

 

 

 

 


まわっているよね?

2015年05月18日 | flute 2015

ああ、まわらない・・・。何がって、指よ。指。・・・んも~っっ。

 

指がまわらないとぼやいているのは今に始まった事ではありませんが、

どんな曲でも3カ所は難所があるかな。

沢山練習したら確実に安心して出来る。というものでもないようで、

指が慣れるのを待つというよりは

気をつけ方を工夫する。とか、聴き所を変える。とか、

こうやれば出来るがちょっとでも気がそれていたら出来ないとか。

指回りは呼吸とも関連するし拍子感とも関連するし。

何とも表現出来ない努力をいつもしています。ふーっ。

 

ほんとはね。指じゃなくて意識と頭が回ってないんですよね

 

20年前と今では違うよねーと思っていますが、どこが違うのか??

沢山失敗しているので苦手パターンはわかる。

本番は気持のコントロールがモノを言う。

 

技術の事を放置して音楽を作りたいけれど

技術抜きでは行けないので練習は一生続くのね。

 

人によっては

手首が固まってしまって指が動かなくなるとか、

ガタガタに上がって震えてしまうので速くなら出来るけど

ゆっくりの曲をゆっくり演奏出来ない (それでもうまい・・・)

という演奏家もいたりして

みんな、それぞれの壁と対峙している・・・

 

人生の折り返し地点を過ぎて見え方や感じ方が変わって来て

違う視点で同じ曲を演奏したりしているけど、

こういった事を面白いと思えればやっている事は常に新しい事かも。

そんな風に考えながら演奏会を振り返ってみて

長く続けて来て良かったなーと、一人幸福感に包まれています

 


コンサートの内輪話 2

2015年05月17日 | 室内楽

今回ちょっとビックリしたのはチケットの事。

チケットは普通に当日券、前売り券(500円安)という様な形

215席の小さなホールは全自由席。指定席ではありません。

普通のクラシックのコンサート。人気スターのコンサートじゃないので

放置して売れる物でもなく、出演者の方で宣伝にも勤めます。

当日、受付を覗いて見たら当日精算が70枚以上!!

この、当日精算っていうのは前売り券の予約を受けておいた分。

主婦感覚でいうと500円の金額の差は大きいかも?!

インターネットが普通に使われるようになって

メールで連絡をする事がほとんどになった現在

「紙」のやりとりはだんだん少なくなっているんだわ・・・ というわけで、

こんな所で時代を感じている私でした。


コンサートの内輪話 1

2015年05月12日 | 室内楽

ラヴィアンローズコンサート、第五回目も無事終了です。

満席に近いお客様に聴いて頂き幸せな時間でございました。

 

札幌のザ・ルーテルホールは小さなホールですが

音響もよくフルートにはとても優しいホールです。

ピアニストには響きすぎてしまわないように技術がいりますけどね。

 

この春から館長以下スタッフが変わり、段取りがずいぶん変わりました。

時間があっという間にすぎ、お昼ごはんを食べるのが遅くなり、

本番は押せ押せ気分で始まってしまいました。

 

演奏って沢山練習してあれば上手く行くってモノでもなく

精神的な余裕が音楽に直結するので微妙なところが大切です。

出演者がベテラン揃いだったのですんなりやっていましたが、

打ち上げの席では「段取り」について長い時間、話題になっていました

前任の口うるさかったA館長には、御礼をいっておかなければなりませんねぇ


詰めています

2015年05月06日 | 室内楽

 

さて。連休も今日でお終い。

皆さんは楽しい休暇を過ごされましたでしょうか?

 

 

 

私達は本日6日は通し稽古でございまして

重箱の隅を一生懸命に突っついておりました。

最後までどうやったらもっとクリアーな演奏になるか

どうやったらもっと魅力的に聴こえるか

ケンケンガクガクで楽しゅうございました。

 

こういう最後の詰めこそがとても大事で

微妙に妥協しない辺りが品質管理の重要な所

やってもやっても終わらないのは当たり前でしょうかね??

 

ほんとに一瞬の隙間があるかどうかが

運命の分かれ道

 

奥が深い。

趣がある。

そういうことでしょうか?

 

今日の録音を全部聞くために我家のトム君、

録音機をポケットに入れたオカーさんとの

大変長~い二度目のお散歩に行ってきました。

歩いてないと寝ちゃいそうでね。

 

トム君、ありがとね、お疲れ様。