フルート吹きのほっと一息

楢崎容子です。ご訪問ありがとうございます。
ミニシュナ・トム君は2008年1月10日生まれ。
ただいま10歳です

ウェーバー トリオ op.63

2011年10月30日 | 作品あれこれ


来月の小さな演奏会で大きな作品を演奏する.ワクワク楽しみなその作品は・・・!!

ウェーバー(1786-1826) のトリオOp.63

ロマン派の大作曲家のほとんどはフルートのための作品を残してくれていないので、

フルート吹きにとっては貴重な貴重なレパートリーなのだ。


<音楽辞典によると>

フルート、チェロ、ピアノのための三重奏曲は大規模かつ創造的な意欲作で、その緩徐楽章は、おそらくプラハで書かれた曲を表現力の豊かな力強いアンダンテに書き直したものであろう。そこに示された不安さやさらに絶望感といってよいものが、諦めたような憂鬱に対置されたころから生まれるコントラストが後ろに付け加えられた他の楽章を色付けている。この曲は、彼の作品としては珍しく、極端なロマン的感情をかなり厳密な古典的形式の枠組みに収めており、冒頭のアレグロでは両要素が素晴らしいバランスを見せて、重々しい憂鬱がベートーベン的ともいえる無骨なスケル構造をなすのは、それらの主題間の入念で対位法的なやり取りである。確かに器用に書かれてはいるが、この作品は真の感情的な動きを表しうるほど、形式的な精密さをもっていない。しかし、この作品の室内楽書法には大きな魅力と巧妙さがあり、同時期のウェーバーの生活を特徴づけるみじめさと慰めが劇的な深い結びつきで反映されている。(なーんてかかれている・・・)


ウェーバーは1815年プラハでフルート奏者のカスパル・フュルステナウ(初代1772-1819)とアントン・フュルステナウ(二代目1792-1852)父子のために作品を書いている。とも辞典には書かれている.このトリオ0p.63も時期的にはフュルステナウのために書いたのかな?ちなみにフルート吹きしか知らない様な名前だけれど、フュルステナウはフルートのためのけっこう難しいロマン派の練習曲を多数書いている。(フルートのエチュードはロマン派の時代に書かれたものが多い)1820年の記録では二代目のアントンはウェーバー指揮下で、第一フルート奏者を務めたそうで、ウェーバーのオペラ作品のほとんどを演奏しているそうデス。


さて、話は興味本位に広がるが、アントンの息子、モーリツ・フュルステナウ(つまり三代目1824-1889彼はドレスデン王立楽団のフルート奏者を経て宮廷室内音楽家と腕利きのフルート奏者となる。(さすがは三代目!!)父親の意向に従いテーオバルト・ベームの新奏法を学ぶため(父はベーム式は断固反対だったはず・・・)ミュンヘンに修行に行き、現在私達が使っているベーム式のフルートを用いて演奏会で好評を博し、その後ドレスデンに戻ったがベーム式フルートを嫌う古参の宮廷楽団員の反対に遭い、残念ながら失職を恐れて再び旧式のフルートを使い続けた。という、記述を見つけた。(こういうのは今も昔も変わらない人間模様だねぇ・・・ウェーバーから話が広がってベーム式フルートのドイツ国内での評価や状況までが見えて来て楽しいわー

 

ベーム式のフルートはドイツよりフランスの方が先に使われ始めたそうだ.機能性の高いフルートの出現があってこその「フランス近代フルート作品」の広がり。素晴らしいのもがあるのだ。ドイツ人の大発明だったのにー。さっさと使い始めていたらどう展開していたことか?!ドイツ人後々悔しかっただろうねぇ。


と、いうわけで、腕利きのピアニストとしても大活躍し、オペラを書いていた合間に作曲した’フルートを使った’Op.6339年という短い生涯の間に書いてくださってありがとうなのです。ウェーバー様

 

追伸:11/26(土)おしゃべり室内楽で演奏します


おふとん

2011年10月25日 | ミニシュナ*トム君 3

寒かったので、毛布にくるんだら出て来ません。

オカーさんはちょっとマジに練習していて

遊んであげられないのよ。

ごめんね~



黄色 水色 赤

2011年10月23日 | ミニシュナ*トム君 3


秋晴れの空


黄色と水色だね




こちらは赤と水色





 


おしゃべり室内楽 vol.1

2011年10月22日 | 室内楽



室内楽のコンサートをこっそりとすることにしました。

会場はRakulaと名付けられた蔵

収容人数は30名ほど

そんなわけでこっそりと




プログラムは

エマニュエルバッハ(バッハの次男)のトリオソナタ

ウェーバーのトリオソナタ などでございます。

素晴らしい作品の演奏は本当に楽しいのです!

いろいろお話を交えながら進めてまいります。


 

ちなみにこのたび、

トリオ風雅

 グループ名をつけてしまいました


素敵な室内楽をお届けします。

よろしくお願い致します(ドキドキ


LAKURA

2011年10月21日 | 室内楽


このれんが造りの蔵は

札幌の地下鉄すすきの駅から西に徒歩14分



中はどんな風になっているかというと、



ちょっと素敵な照明があったりして




グランドピアノもあるんです。

室内楽のコンサートの会場に

ちょっと素敵だと思いません?