私はメトロノームが好きである。
うーん。違うかな。
メトロノームを買うのが好きであった。
うん、こっちの方がしっくり。
今までに幾つメトロノームを買ったか分からないけど
今ウチにあるのは下の三つと振り子のもの。
一番下のDB-66ってのがお気に入りだったのだけれど
どうも寿命が来たらしく音のなり方がまばら。
仕方なくDB-60を使おうとしているけれど今ひとつ気に入らない。
ドラえもんシールのメトロノームは結構いいけど、もう一機能ほしい
DB-66は何年使っただろう。25年くらいかな。
うーん。新しいの買うかな。
恩師が存命の頃おっしゃっていたけど、
「昔のフルーティストはうまかったんですよ。
今の楽器でこの曲を演奏するのと昔のシステムの楽器で
この曲の演奏をするのとどっちが難しいと思いますか?」
そう言われたことがある。
電話のなかった時代、
電話がある時代、
携帯電話がある時代。
暮らしはどんどん便利になっているけれど
道具が進化しているだけで
アナログな人間が進化している訳ではない
人間は対応しているだけなんだよね。
アナログな楽器を使って音楽を演奏していると
そんな話をしょっちゅう思い出している。
シュミッツ先生のメソードは時代を軽々と超える普遍性がある。
結局演奏はデジタルにはなれないんだ。
人間と同じ。
そんなことを思いながら暮らしている。
同じメトロノームは売っていないんだよなぁ・・・
どうしようかなぁ