フルート吹きのほっと一息

フルートのこと、音楽のこと、作曲家のこと。そして愛犬トム君との日々。
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モーツァルト フルートハープ

2012年09月13日 | 作品あれこれ


あこがれの曲

モーツァルト

フルートとハープのための協奏曲ハ長調  K299




この作品の依頼主は、

ベルリン、ロンドン等で駐在フランス大使を勤めた外交官ギーヌ公爵で、

公爵がフルートその令嬢がハープと、

上流階級の素人芸術家の父娘のために作曲されました。

たしかにフルートはGdurの協奏曲に比べると見た目の技術的要素は

それほど難曲ではありません。(難しいですけどね)

さらに当時のハープは、現代に比べると不完全な楽器でしたが、

とっても素敵なフランス風サロン音楽に仕上げられています。

モーツァルト自身によるカデンツァが当時はあったそうですが、

残念ながら消失してしまったそうです。22歳のときの作品。

 

練習するのが楽しい作品です

ベーレンライター版で

ピアノとフルートの楽譜が出ています