道東から歯の治療に来た重輓馬の繁殖雌馬。
でっかいのでわかりにくいのだけど、よく見ると痩せている。
斜歯があり、311と411が伸びすぎていて、臼歯の根部には隙間がある。
電動歯科器具で斜歯を削り、311と411も削り、臼歯根部の隙間は別な歯科器具で削り広げた。
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途中で開口器のボルトが折れてしまった。
怪力!
予備の開口器は皮のベルトが届かなかった。
細くて丈夫な紐で代用した。
しかし、どちらの開口器も、切歯のカーブに合っていなかった。
重種馬用の開口器を使うのが正しいのだろう。
手を入れているときに外れたら・・・・指がなくなる。
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以前、こちらへ来て歯の治療をした2頭はすっかり良くなったそうだ。
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重種馬用の開口器を持っているところはどこなんだろう・・・・?
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ルーサン。
アルファルファ。
ムラサキウマゴヤシ。紫馬肥やし。
酸性土壌を嫌うからだろう。
飼料から種はこぼれるのだろうけど、ほとんど生えているのを見ない。
重種のお友達、口に手を入れてニンジンを舌の上に乗せても噛まなかったです。馬はのどちんこないのですか?
危険と思ってびっくりしたら噛むかも。おすすめはしないし、担当者に注意されそう
虫歯のある馬みっけ。どこか大人しすぎなあの馬も治療が必要なのかも。
馬の見かけで体調を推察するように、植物の種類や様子で土の状態や気候が推測できると面白いですね。このルーサンを見つけたおんまさんは「好物!ラッキー!」って思うことでしょう。牧草地にはみかけませんねぇ。
馬ののどちんこはあります。ぶらさがっていないで、軟口蓋の端がそうよばれています。
庭もツツジやブルーベリーのように酸性土壌を好むものと、ルピナスやピンクのアジサイなど酸性を嫌うものと、植えてる人はちゃんと計画して土壌改良して植えてるんですかね?