Latin for Beginners_1611

【本文】
6. Caesar numquam timuit nē legiōnēs vincerentur.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

6. カエサルは、軍団が打ち負かされるのではないかと恐れることは決してなかった。
(解説)
 timeō + nē +接続法は「~するのではないかと恐れる」の意味です。timeō“恐れの動詞”ですので、 節は「~するのではないかと」と訳しました。主節の動詞が第二次時制(完了形)ですので、時制の一致により従属節の動詞 vincerentur も第二次時制(未完了過去形)になっています。
 vincerentur は vincō(打ち負かす)の接続法受動相3人称複数未完了過去形です(Latin for Beginners_1526, 1527 参照)。
 この文では、否定の副詞 numquam(決して~ない)が付いていますので、「(恐れる)ことは決してなかった」と訳してみました。

-初学者のためのラテン語-

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