Latin for Beginners_88

【本文】
PART I

THE PRONUNCIATION OF LATIN

THE ALPHABET
 1. The Latin alphabet contains the same letters as the English except that it has no w and no j.

【語句】
except that ~:~である以外は、~である点を除いて

【訳文】
第1部

ラテン語の発音

アルファベット
 1. ラテン語のアルファベットは、 w と j がないことを除いて、英語と同じ文字から成っている。

【コメント】
 後述するように、 j と u の取扱いは本によって異なっていることがあります。

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Latin for Beginners_89

【本文】
 2. The vowels, as in English, are a, e, i, o, u, y. The other letters are consonants.

【語句】
vowel:母音
consonant:子音

【訳文】
 2. 母音は、英語と同様に、a, e, i, o, u, y である。その他の文字は子音である。

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Latin for Beginners_90

【本文】
 3. I is used both as a vowel and as a consonant. Before a vowel in the same syllable it has the value of a consonant and is called I consonant.
 Thus in Iū-li-us the first i is a consonant, the second a vowel.

【語句】
syllable:音節
value:音価
thus:そういうわけで、したがって;このように、こうして

【訳文】
 3. i は母音としても、子音としても用いられる。同一音節内の母音の前では i は子音の音価を持ち、「子音のi」と呼ばれる。
 したがって、Iū-li-us(ユーリウス)では、最初の i は子音であり、2番目の i は母音である。

【コメント】
 もともとラテン語には i しかなく、i が母音[i]と子音[j]の両方の音を表していました。そして、後世になって、両者を区別するために、子音[j]を表す文字として j の文字が作られました。ラテン語を書き表す場合、母音と子音の区別を明確にするため、j を用いることもあります。例えば、 Julius という綴りを見かけることもあるかと思います。
 また、u も母音[u]を表すために後世に作られました。もともとは、v が母音[u]と子音[v]の両方を表していました。本書では、両者を区別するため、u と v の両方を用いています。

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Latin for Beginners_91

【本文】
SOUNDS OF THE LETTERS(1)

(1) N.B. The sounds of the letters are best learned by hearing them correctly pronounced. The matter in this section is, therefore, intended for reference rather than for assignment as a lesson. As a first step it is suggested that the teacher pronounce the examples in class, the pupils following.

【語句】
N.B.:(Nota Bene の略)注意せよ
matter:内容、事
section:節
intend A for B:AをBに使うよう意図する
reference:参考、参照
rather than ~:~よりもむしろ
assignment:仕事、任務;宿題、研究課題
suggest:提案する

【訳文】
文字の音(1)

(1) 《注意》 文字の音は、正しい発音を聞くことによって学習するのが最も良い。したがって、この節の内容は、課としての学習課題としてよりも参照として利用することが意図されている。第一段階としては、先生が授業で例を発音し、生徒がその後に続けて発音練習をすることがよいと思われる。

【コメント】
 it is suggested ~の文は、次の that 節が真主語となっています。また、その that 節内では動詞 pronounce の原形(仮定法現在)が用いられています。

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Latin for Beginners_92

【本文】
 4. Latin was not pronounced like English. The Romans at the beginning of the Christian era pronounced their language substantially as described below.

【語句】
Christian:キリストの、キリスト教の
era:紀元、時代
the Christian era:西暦紀元
substantially:大体は、実質的には

【訳文】
 4. ラテン語は英語のようには発音されなかった。西暦紀元の初め頃のローマ人は、自分たちの言語を大体において以下に述べるように発音した。

【コメント】
 as described below の内容は次回以降です。

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Latin for Beginners_93

【本文】
 5. The vowels have the following sounds:

VOWELS(2)    LATIN EXAMPLES
ā as in father  hāc, stās
a like the first a in aha, never as in hat       a-mat, ca-nās
ē as in they  tē-la, mē-ta
e as in met  te-net, mer-cēs
ī as in machine  ser-tī, prā-tī
i as in bit  si-tis, bi-bī
ō as in holy  Rō-ma, ō-ris
o as in wholly, never as in hot  mo-do, bo-nōs
ū as in rude, or as oo in boot  ū-mor, tū-ber
u as in full, or as oo in foot  ut, tū-tus


 

 

 

 

 

 

 


(2) Long vowels are marked - , short ones ˘ .

【訳文】
 5. 母音の音は以下のとおりである。

母音(2) ラテン語の例
ā は father の a のように発音する。 hāc, stās
a は aha の最初の a のように発音し、決して hat の a のようには発音しない。 a-mat, ca-nās
ē は they の e のように発音する。 tē-la, mē-ta
e は met の e のように発音する。 te-net, mer-cēs
ī は machine の i のように発音する。 ser-tī, prā-tī
i は bit の i のように発音する。 si-tis, bi-bī
ō は holy の o のように発音する。 Rō-ma, ō-ris
o は wholly の o のように発音し、決して hot の o のようには発音しない。 mo-do, bo-nōs
ū は rude の u 、又は boot の oo のように発音する。 ū-mor, tū-ber
u は full の u 、又は foot の oo のように発音する。 ut, tū-tus



 

 

 

 

 

 


 


(2) 長母音には - の印を付け、短母音には ˘ の印を付ける。

【コメント】
 本書は英語を母国語とする人々向けに書かれているので、本書の説明だけではラテン語の母音の発音が分かりにくいと思います。ラテン語の母音の発音を日本語で確認しておくと以下のとおりです。ちなみに、y の音は[i]の舌の位置で唇をややすぼめ気味にして発音します。ドイツ語や中国語の[ü]の音です(仮名では正確には書き表せないので、仮にユとしておきます。)。

長母音        短母音
ā アー a ア
ē エー e エ
ī イー i イ
ō オー o オ
ū ウー u ウ
y ユー y ユ



 

 

 

 

 ラテン語の母音には長母音と短母音の区別があります。長母音は短母音を約2倍の長さに延ばして発音します。日本語で書けば、長音符号「ー」を付けた音になります。
 脚注(2)の - は長母音を表す符号で、マクロン(macron)といいます。 - や ˘ は学習の便宜のために母音字の上に付ける記号であり、実際のラテン語には付いていません。なお、このブログでは短母音を表す ˘ は省略します。すなわち、母音字の上にマクロンが付いていなければ短母音を表すものとします。
 なお、本文の LATIN EXAMPLES の発音を日本語で書いてみると以下のようになるでしょう。
hāc:ハーク、stās:スタース; amat:アマト、canās:カナース
tēla:テーラ、mēta:メータ; tenet:テネト、mercēs:メルケース
sertī:セルティー、prātī:プラーティー; sitis:スィティス、bibī:ビビー
Rōma:ローマ、ōris:オーリス; modo:モド、bonōs:ボノース
ūmor:ウーモル、tūber:トゥーベル; ut:ウト、tūtus:トゥートゥス
 本文の例で、ハイフン「-」は音節の区切りを表し、便宜上付けてあります(以下、しばらくの間同じです。)。

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Latin for Beginners_94

【本文】
 NOTE. It is to be observed that there is a decided difference in sound, except in the case of a, between the long and the short vowels. It is not merely a matter of quantity but also of quality.

【語句】
note:注、注釈
be to do:…すべきである
observe:注意して見る、観察する;気づく、見る、認める
decided:明確な、明らかな、はっきりとした
not merely ~ but also …:~だけでなく…もまた

【訳文】
 注: 長母音と短母音の間には、 a の場合を除いて、音に明確な違いがあるということに注意すべきである。その違いは単に「音の長さ」の問題だけではなく、「音の質」の問題でもある。

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Latin for Beginners_95

【本文】
 6. In diphthongs (two-vowel sounds) both vowels are heard in a single syllable.

DIPHTHONGS  LATIN EXAMPLES
ae as ai in aisle    tae-dae
au as ou in out    gau-det
ei as ei in eight    dein-de
eu as e'oo (a short e followed by a short u in one syllable)    seu
oe like oi in toil    foe-dus
ui like oo'i (a short u followed by a short i in one syllable. Cf. English we)    cui, huic



 

 

 

 

 

【語句】
diphthong:二重母音、複母音
cf.:(confer の略)比較せよ、参照せよ

【訳文】
 6. 二重母音(2つの母音からなる音)においては、両方の母音が単一の音節の中で聞かれる。

二重母音 ラテン語の例
ae は aisle の ai のように発音する。 tae-dae
au は out の ou のように発音する。 gau-det
ei は eight の ei のように発音する。 dein-de
eu は e'oo(1つの音節の中で短母音 e の後に短母音 u が続く。)のように発音する。 seu
oe は toil の oi のように発音する。 foe-dus
ui は oo'i(1つの音節の中で短母音 u の後に短母音 i が続く。英語の we と比較せよ。)のように発音する。 cui, huic



 

 

 

 




【コメント】
 二重母音は2つの母音を別々に分けて発音するのではなく、全体で1つの長母音となるように滑らかに発音すればよいと思います。二重母音の発音を日本語で確認しておくと以下のとおりです。

ae    アエ(やや“アイ”に近い。)
au アウ
ei エイ
eu エウ
oe オエ(やや“オイ”に近い。)
ui ウイ



 






 なお、本文の LATIN EXAMPLES の発音を日本語で書いてみると以下のようになるでしょう。
taedae:タエダエ
gaudet:ガウデト
deinde:デインデ
seu:セウ
foedus:フォエドゥス
cui:クイ、huic:フイク

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Latin for Beginners_96

【本文】
 NOTE. Give all the vowels and diphthongs their proper sounds and do not slur over them in unaccented syllables, as is done in English.

【語句】
slur over:不明瞭に発音する;あっさり片付ける、軽視する、おろそかにする
unaccented:アクセントのない、強勢のない

【訳文】
 注: 全ての母音と二重母音に正しい音を与えること。英語においてなされるように、アクセントのない音節で軽く不明瞭に発音しないこと。
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Latin for Beginners_97

【本文】 7. Consonants are pronounced as in English, except that

CONSONANTS LATIN EXAMPLES
c is always like c in cat, never as in cent ca-dō, ci-bus, cē-na
g is always like g in get, never as in gem ge-mō, gig-nō
i consonant is always like y in yes iam, io-cus
n before c, qu, or g is like ng in sing (compare the sound of n in anchor) an-co-ra (ang-ko-ra)
qu, gu and sometimes su before a vowel have the sound of qw, gw, and sw. Here u has the value of consonant v and is not counted a vowel in-quit, quī, lin-gua, san-guis, suā-de-ō
s is like s in sea, never as in ease ro-sa, is
t is always like t in native, never as in nation ra-ti-ō, nā-ti-ō
v is like w in wine, never as in vine vī-num, vir
x has the value of two consonants (cs or gs) and is like x in extract, not as in exact ex-trā, ex-āc-tus
bs is like ps and bt like pt urbs, ob-ti-ne-ō
ch, ph, and th are like c, p, t pul-cher, Phoe-bē, the-ā-trum






















【語句】
count A B:AをBとみなす;含める

【訳文】
 7. 子音は以下の点を除いて英語と同様に発音される。

子音 ラテン語の例
c は常に cat の c のように発音し、決して cent の c のようには発音しない。 ca-dō, ci-bus, cē-na
g は常に get の g のように発音し、決して gem の g のようには発音しない。 ge-mō, gig-nō
子音の i は常に yes の y のように発音する。 iam, io-cus
cqu 又は g の前にある nsingng のように発音する(anchorn の音と比較せよ。)。 an-co-ra (ang-ko-ra)
母音の前にある qugu 及び時として su は、[qw]、[gw]及び[sw]の音になる。ここでは u は子音 v の音価を持っており、母音には含めない。 in-quit, quī, lin-gua, san-guis, suā-de-ō
s は sea の s のように発音し、決して ease の s のようには発音しない。 ro-sa, is
t は常に native の t のように発音し、決して nation の t のようには発音しない。 ra-ti-ō, nā-ti-ō
v は wine の w のように発音し、決して vine の v のようには発音しない。 vī-num, vir
x は2つの子音(cs 又は gs)の音価を持っており、extract の x のように発音し、exact の x のようには発音しない。 ex-trā, ex-āc-tus
bs は ps のように発音し、bt は pt のように発音する。 urbs, ob-ti-ne-ō
chph 及び th はそれぞれ c 、p 、t のように発音する。 pul-cher, Phoe-bē, the-ā-trum






























【コメント】
 子音の発音を日本語で確認しておくと以下のとおりです。

b [b]  バ行の音
c [k]  カ行の音(ci はキ、ce はケと発音する。)
d [d]  ダ行の音
f [f]  ファ行の音
g [g]  ガ行の音(gi はギ、ge はゲと発音する。)
h [h]  ハ行の音
子音のi [j]  ヤ行の音
k [k]  カ行の音
l [l]  ラ行の音
m [m]  マ行の音
n [n]  ナ行の音、ンの音。ただし、[k][g]の前では[ng]の音(日本語でも無意識に区別しているので殊更に意識する必要はないと思います。)
p [p]  パ行の音
r [r]  ラ行の音(巻き舌で発音する。)
s [s]  サ行の音(ザ行に濁らない。)
t [t]  タ行の音(ti はティと発音する。)
v [w]  ウァ行の音(ヴァ行の音ではない。)
x [ks]  二重子音クスの音
z [z]  ザ行の音
gu [gw]  二重子音グゥの音
qu [kw]  二重子音クゥの音
su [sw]  二重子音スゥの音となることがある。
ch [k]  カ行の音(c と同じ。チャ行の音ではない。)
ph [p]  パ行の音(p と同じ。ファ行の音ではない。)
rh [r]  ラ行の音(r と同じ。本文には出てきませんが補足します。)
th [t]  タ行の音(t と同じ。英語の th の音ではない。)
bs [ps]  プスの音
bt [pt]  プトの音

 



































 なお、本文の LATIN EXAMPLES の発音を日本語で書いてみると以下のようになるでしょう。
cadō:カドー、cibus:キブス、cēna:ケーナ
gemō:ゲモー、gignō:ギグノー
iam:ヤム、iocus:ヨクス
ancora:アンコラ
inquit:インクウィト、quī:クウィー、lingua:リングウァ、sanguis:サングウィス、suādeō:スウァーデオー
rosa:ロサ、is:イス
ratiō:ラティオー、nātiō:ナーティオー
vīnum:ウィーヌム、vir:ウィル
extrā:エクストラー、exāctus:エクサークトゥス
urbs:ウルプス、obtineō:オプティネオー
pulcher:プルケル、Phoebē:ポエベー、theātrum:テアートルム
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Latin for Beginners_98

【本文】
 a. In combinations of consonants give each its distinct sound. Doubled consonants should be pronounced with a slight pause between the two sounds. Thus pronounce tt as in rat-trap, not as in rattle; pp as in hop-pole, not as in upper. Examples, mit-tō, Ap-pi-us, bel-lum.

【語句】
combination:組み合わせ、結合
distinct:別個の、異なった、区別された;明瞭な、明白な、紛れのない、はっきりした
double:2倍にする、2重にする
slight:わずかな、かすかな
pause:(一時的な)休止、中断、絶え間

【訳文】
 a. 子音が連続する場合には、それぞれの子音に明瞭な音を与えること。二重子音は、その2つの子音の間にわずかな間を空けて発音されるべきである。したがって、tt は rat-trap の tt のように発音し、rattle の tt のようには発音しないこと。また、pp は hop-pole の pp のように発音し、upper の pp のようには発音しないこと。例 mit-tō Ap-pi-us bel-lum

【コメント】
 同じ子音が2つ重なる場合の発音を日本語で表すとすれば、最初の子音を促音「ッ」と考えるとよいでしょう(ただし、mm, nn の場合は「ン」)。本文の examples の発音を日本語で書いてみると以下のようになります。
mittō:ミットー、Appius:アッピウス、bellum:ベッルム

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Latin for Beginners_99

【本文】
SYLLABLES
 8. A Latin word has as many syllables as it has vowels and diphthongs. Thus aes-tā-te has three syllables, au-di-en-dus has four.

 a. Two vowels with a consonant between them never make one syllable, as is so often the case in English. Compare English inside with Latin īn-sī-de.

【語句】
as is often the case …:(前の文を受けて)…にはよくあることだが

【訳文】
音節
 8. ラテン語の単語には、その有する母音及び二重母音の数と同数の音節がある。したがって、aes-tā-te は3音節であり、au-di-en-dus は4音節である。

 a. 子音を間に挟む2つの母音が1つの音節を形成することは決してない。なお、このことは英語ではしばしば見られることである。英語の inside とラテン語の īn-sī-de を比較せよ。

【コメント】
 ラテン語の単語の音節の数は、その単語に含まれる母音及び二重母音の数に一致します。
 なお、本文の例の発音を日本語で書くと以下のとおりです。
aestāte:アエスターテ、audiendus:アウディエンドゥス、īnsīde:イーンスィーデ

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Latin for Beginners_100

【本文】
 9. Words are divided into syllables as follows:
 1. A single consonant between two vowels goes with the second. Thus a-mā-bi-lis, me-mo-ri-a, in-te-re-ā, a-best, pe-rē-git.(1)

(1) In writing and printing it is customary to divide the parts of a compound, as inter-eā, ab-est, sub-āctus, per-ēgit, contrary to the correct phonetic rule.

【語句】
as follows:次のとおり、次のように
go with ~:~に付属する
customary:慣例の、通例の、習慣的な
contrary to ~:~と反対の、~と相容れない
phonetic:音声の、発音の

【訳文】
 9. 単語は以下のようにして音節に分けられる。
 1. 2つの母音の間に子音が1つある場合には、その子音は2番目の母音の音節に含める。したがって、a-mā-bi-lis, me-mo-ri-a, in-te-re-ā, a-best, pe-rē-git のようになる。(1)

(1) 書いたり印刷したりする場合には、正しい音声規則には反するが、次のように複合語の各部分を分けることが慣例となっている。すなわち、inter-eā, ab-est, sub-āctus, per-ēgit のようにする。

【コメント】
 単語を音節に区切る場合、子音はその直後にある母音の音節に含めます(子音が2つ、3つと連続する場合については、次回以降の本文で解説されます。)。したがって、子音が語頭にある場合には最初の音節に含めます。なお、子音が語末にある場合には最後の音節に含めます。
 本文の例の発音を日本語で書くと、次のようになります。
amābilis:アマービリス、memoria:メモリア、intereā:インテレアー、abest:アベスト、perēgit:ペレーギト

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Latin for Beginners_101

【本文】
 2. Combinations of two or more consonants:
 a. A consonant followed by l or r goes with the l or r. Thus pū-bli-cus, a-grī.
 EXCEPTION. Prepositional compounds of this nature, as also ll and rr, follow rule b. Thus ab-lu-ō, ab-rum-pō, il-le, fer-rum.

【語句】
exception:例外
prepositional:前置詞の
compound:複合語(2つ以上の語が結合してできた語)

【訳文】
 2. 2つ又はそれ以上の子音が連続する場合は以下のとおりである。
 a. l 又は r が後に続く子音は、その l 又は r と一緒にする。したがって、pū-bli-cus, a-grī のように区切る。
 例外: この性質を有する、前置詞を接辞とする複合語については、ll 及び rr も同様であるが、規則 b に従う。したがって、ab-lu-ō, ab-rum-pō, il-le, fer-rum と区切る。

【コメント】
 2つ以上の子音が連続する場合の音節の区切り方です。bl, cl, fr, pr など lr (流音)が後に続く2重子音は、まとめて1つの子音とみなします。ただし、EXCEPTION にあるように例外があります(規則 b は次回訳します。)。本文の例で ab- はもともとは前置詞であり、前置詞が複合語の構成要素となっているものは別の区切り方をします。
 本文の例の発音を日本語で書くと以下のようになります。
abluō:アブルオー、abrumpō:アブルンポー、ille:イッレ、ferrum:フェッルム

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Latin for Beginners_102

【本文】
 b. In all other combinations of consonants the first consonant goes with the preceding vowel.(2) Thus mag-nus, e-ges-tās, vic-tō-ri-a, hos-pes, an-nus, su-bāc-tus.

(2) The combination nct is divided nc-t, as fūnc-tus, sānc-tus.

【語句】
preceding:先行する、先立つ、前の

【訳文】
 b. 他の全ての連続する子音については、最初の子音はその前の母音と一緒にする。(2) したがって、mag-nus, e-ges-tās, vic-tō-ri-a, hos-pes, an-nus, su-bāc-tus のように区切る。

(2) 連続する子音 nctnc-t と分け、fūnc-tus, sānc-tus のように区切る。

【コメント】
 流音(l, r)が続く場合以外の連続する子音については、最初の子音はその前の母音の音節に、後の子音はその後の母音の音節に含めて区切るのが原則となります。
 ただし、nct は、最初の子音 n だけでなく、nc までがその前の母音の音節に含まれることになります。
 本文の例の発音を日本語で書くと以下のようになります。
magnus:マグヌス、egestās:エゲスタース、victōria:ウィクトーリア、hospes:ホスペス、annus:アンヌス、subāctus:スバークトゥス、fūnctus:フーンクトゥス、sānctus:サーンクトゥス

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