Latin for Beginners_1046

【本文】
LESSON XLIX

PRONOUNS CLASSIFIED ・ PERSONAL AND REFLEXIVE PRONOUNS

 278. We have the same kinds of pronouns in Latin as in English. They are divided into the following eight classes:

【語句】
classify:分類する
reflexive:再帰の
divide:分ける、分類する(into ~:~に)
class:種類

【訳文】
第49課

代名詞の分類 ・ 人称代名詞及び再帰代名詞

 278. ラテン語には英語と同じ種類の代名詞がある。それらは次の8種類に分類される。

【コメント】
 pronouns classified は直訳すると「分類された代名詞」となるでしょうか。ここでは「代名詞の分類」と訳してみました。
 第1文を直訳すると「私たちはラテン語において英語におけると同じ種類の代名詞を持っている。」となるでしょうか。
 「次の8種類」は次回以降に読みます。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_1047

【本文】
 1. Personal pronouns, which show the person speaking, spoken to, or spoken of; as, ego, I; , you; is, he. (Cf.§279, etc.)

【語句】
speak to ~:~に話しかける
speak of ~:~について話す

【訳文】
 1. 人称代名詞 話をしている人、話しかけられている人、又は話題となっている人を示す。例 ego(私); (あなた); is(彼)(§279 等参照)

【コメント】
 人称代名詞には、以下の3種類があります。

  ①  話している人(the person speaking): 第1人称(私、私たち)
  ②  話しかけられている人(the person spoken to): 第2人称(あなた、あなたたち)
  ③  話題となっている人(the person spoken of): 第3人称(彼・彼女・それ、彼ら)

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Latin for Beginners_1048

【本文】
 2. Possessive pronouns, which denote possession; as, meus, tuus, suus, etc. (Cf.§98.)

【訳文】
 2. 所有代名詞 所有を表す。例 meus, tuus, suus 等(§98(Latin for Beginners_334 以下)参照)

【コメント】
 本文では、所有代名詞(possessive pronoun)とされていますが、meus, tuus, suus 等は品詞としては形容詞ですので、当ブログでは「所有形容詞」として紹介しています。
 所有形容詞にも、第1人称(私の、私たちの)、第2人称(あなたの、あなたたちの)、再帰用法の第3人称(彼・彼女自身の、彼ら自身の)があります。
 なお、再帰用法ではない第3人称には人称代名詞 is(彼), ea(彼女)の属格 eius(彼・彼女の), eōrum(彼らの), eārum(彼女らの)を用います(Latin for Beginners_388 以下参照)。

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Latin for Beginners_1049

【本文】
 3. Reflexive pronouns, used in the predicate to refer back to the subject; as, he saw himself. (Cf.§281.)

【訳文】
 3. 再帰代名詞 述部において用いられ、前に戻って主語のことを指し示す。例 He saw himself.〔彼は自分自身を見た。〕(§281〔Latin for Beginners_1060 以下〕参照)

【コメント】
 used in ... to refer ... は、直訳すれば「戻って主語のことを指し示すために述部において用いられる」となるかと思われます。
 本文の例文 He saw himself. において、himself は、①述部において用いられ(述語動詞 saw の目的語です。)、②主語 He のことを指し示しており、「彼自身を、自分自身を」といった意味を表しています。この himself のような語を「再帰代名詞」と言います。
 前回出てきた所有形容詞 suus も再帰的に用いられます。

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Latin for Beginners_1050

【本文】
 4. Intensive pronouns, used to emphasize a noun or pronoun; as, I myself saw it. (Cf.§285.)

【語句】
intensive:強意の、強調の

【訳文】
 4. 強意代名詞 名詞又は代名詞を強調するために用いられる。例 I myself saw it.〔私自身がそれを見た。〕(§285 参照)

【コメント】
 本文の例文 I myself saw it. において、myself は、主部において主語 I を強調するために用いられており、「(他の誰かではなく)私自身が」といった意味を表しています。
 英語の myself には再帰代名詞としての用法もあります(例 I saw myself.)が、ここでは主語の I を強調する「強意代名詞」として用いられています。

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Latin for Beginners_1051

【本文】
 5. Demonstrative pronouns, which point out persons or things; as, is, this, that. (Cf.§112.)

【語句】
point out:指し示す、指摘する

【訳文】
 5. 指示代名詞 人又は物事を指し示す。例 is(これ、あれ)(§112(Latin for Beginners_380 以下)参照)

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Latin for Beginners_1052

【本文】
 6. Relative pronouns, which connect a subordinate adjective clause with an antecedent; as, quī, who. (Cf.§220.)

【訳文】
 6. 関係代名詞 従属する形容詞節を先行詞と結びつける。例 quī(~するところの(人))(§220〔Latin for Beginners_763 以下〕参照)

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Latin for Beginners_1053

【本文】
 7. Interrogative pronouns, which ask a question; as, quis, who? (Cf.§225.)

【訳文】
 7. 疑問代名詞 質問をする。例 quis(誰?)(§225 参照)

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Latin for Beginners_1054

【本文】
 8. Indefinite pronouns, which point out indefinitely; as, some one, any one, some, certain ones, etc. (Cf.§296.)

【語句】
indefinite:不定の
indefinitely:漠然と、不明確に、あいまいに
some one(= someone):(肯定文で)誰か、ある人
any one(= anyone):(疑問文・条件節で)誰か、(否定文で)誰も、(肯定文で)誰でも

【訳文】
 8. 不定代名詞 漠然と指し示す。例 some one〔誰か〕, any one〔誰か、誰でも〕, some〔ある人・物〕, certain ones〔ある人・物〕 等(§296 参照)

【コメント】
 不定代名詞は、不特定の人や物、一定でない数量を表す代名詞のことをいいます。

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Latin for Beginners_1055

【本文】
 279. The demonstrative pronoun is, ea, id, as we learned in §115, is regularly used as the personal pronoun of the third person (he, she, it, they, etc.).

【訳文】
 279. 指示代名詞 is, ea, id は、§115(Latin for Beginners_386 以下参照)で学習したように、しばしば、第3人称の人称代名詞(彼、彼女、それ、彼ら・彼女ら・それら等)として用いられる。

【コメント】
 regularly は「規則正しく;いつも、しょっちゅう」の意味ですが、ここでは、「しばしば」と訳してみました。「通常」と訳してもよいでしょうか。

 is, ea, id の用法をまとめると以下のようになります。
 ① 指示代名詞  あれ、それ、これ;あれら、それら、これら
 ② 指示形容詞  あの、その、この;あれらの、それらの、これらの
 ③ 人称代名詞(第3人称)  彼、彼女、それ;彼ら、彼女ら、それら

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Latin for Beginners_1056

【本文】
 280. The personal pronouns of the first person are ego, I; nōs, we; of the second person, , thou or you; vōs, ye or you. They are declined as follows:

【語句】
thou:なんじ、そなた
ye:なんじら、そなたら

【訳文】
 280. 第1人称の人称代名詞は ego(私);nōs(私たち)、第2人称の人称代名詞は (あなた、なんじ);vōs(あなたたち、なんじら)である。それらは次のように格変化する。

【新出ラテン語句】
nōs vōs

【コメント】
 of the second person の前には the personal pronouns が、また、後ろには are が省略されていると思われます。
 as follows は次回以降読みます。

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Latin for Beginners_1057

【本文】

SINGULAR
   FIRST PERSON  SECOND PERSON
Nom.    ego, I , you
Gen. meī, of me tuī, of you
Dat. mihi, to or for me tibi, to or for you
Acc. , me , you
Abl. , with, from, etc., me    , with, from, etc., you


【訳文】

単   数
   第1人称  第2人称
主格      ego(私は) tū(あなたは)
属格 meī(私の) tuī(あなたの)
与格 mihi(私に、私のために) tibi(あなたに、あなたのために)
対格 mē(私を) tē(あなたを)
奪格 mē(私とともに、私から 等)     tē(あなたとともに、あなたから 等)

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Latin for Beginners_1058

【本文】

PLURAL
   FIRST PERSON  SECOND PERSON
Nom.    nōs, we vōs, you
Gen. nostrum or nostrī, of us vestrum or vestrī, of you
Dat. nōbīs, to or for us vōbīs, to or for you
Acc. nōs, us vōs, you
Abl. nōbīs, with, from, etc., us    vōbīs, with, from, etc., you


【訳文】

複   数
   第1人称  第2人称
主格    nōs(私たちは) vōs(あなたたちは)
属格 nostrum 又は nostrī
(私たちのうちの)
vestrum 又は vestrī
(あなたたちのうちの)
与格 nōbīs
(私たちに、私たちのために)   
vōbīs
(あなたたちに、あなたたちのために)
対格 nōs(私たちを) vōs(あなたたちを)
奪格 nōbīs(私たちとともに、
私たちから 等)
vōbīs(あなたたちとともに、
あなたたちから 等)

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Latin for Beginners_1059

【本文】
 1. The personal pronouns are not used in the nominative excepting for emphasis or contrast.

【語句】
contrast:対照、対比

【訳文】
 1. 人称代名詞は、強調又は対比の場合を除いて、主格では用いられない。

【コメント】
 ラテン語では、動詞の活用語尾によって主語の人称や数が分かりますので、通常は、主格の人称代名詞を用いる必要はありませんが、特に主語を強調又は対比する場合には、主格の人称代名詞が用いられます(Latin for Beginners_145, 154, 513 参照)。
 主語の強調、対比とは、例えば、「(誰かといえば)私が~」、「(あなたではなく)私が~」、「私は~、あなたは~」等の意味を表す場合が考えられます。

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Latin for Beginners_1060

【本文】
 281. The Reflexive Pronouns. 1. The personal pronouns ego and may be used in the predicate as reflexives; as,

  videō mē, I see myself vidēmus nōs, we see ourselves
  vidēs tē, you see yourself     vidētis vōs, you see yourselves


【訳文】
 281. 再帰代名詞 1. 人称代名詞 ego 及び tū は述部において再帰代名詞として用いられることがある。

 Videō mē.(私は私自身を見る。) Vidēmus nōs.(私たちは私たち自身を見る。)
 Vidēs tē.(あなたはあなた自身を見る。) Vidētis vōs.(あなたたちはあなたたち自身を見る。)


【コメント】
 例えば、Videō mē. の mē は、動詞 videō の目的語になっていますが、それは文の主語「私」自身(ego は省略されています。)のことを指し示していますので、再帰的に用いられています。他の3文でも同様です。

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