Latin for Beginners_756

【本文】
LESSON XXXVIII
THE RELATIVE PRONOUN AND THE INTERROGATIVE PRONOUN

 219. Sentences are simple, compound, or complex.

【語句】
relative pronoun:関係代名詞
interrogative pronoun:疑問代名詞
simple:単文の
compound:重文の
complex:複文の

【訳文】
第38課
関係代名詞及び疑問代名詞

 219. 文には「単文」、「重文」及び「複文」がある。

【コメント】
 本文を直訳すると、「文は、単文、重文又は複文である。」となると思われます。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_757

【本文】
 a. A simple sentence is a sentence containing but one statement, that is, one subject and one predicate: The Romans approached the town.

【語句】
but:ただ、ほんの
statement:陳述
approach:~に近づく

【訳文】
 a. 「単文」は、ただ一つの陳述、すなわち、1つの主語と1つの述語を含む文である。例 The Romans approached the town.〔ローマ人たちはその町に近づいた。〕

【コメント】
 単文(simple sentence)は、“主語と述語(動詞)”を1つしか含まない文のことを言います。本文の例文では、Romans が主語、approached が述語(動詞)で、これらの他には主語、述語は含まれていません。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_758

【本文】
 b. A compound sentence is a sentence containing two or more independent statements: The Romans approached the town | and | the enemy fled.

【語句】
independent:独立の、別個の

【訳文】
 b. 「重文」は、2つ以上の独立した陳述を含む文である。例 The Romans approached the town | and | the enemy fled.〔ローマ人たちがその町に近づくと、敵は逃げた。〕

【コメント】
 重文(compound sentence)は、“主語と述語(動詞)”が2つ以上含まれ、それらが、等位接続詞 and, or, but 等で結び付けられている文のことを言います。本文の例文では、“主語と述語(動詞)”を1つずつ含む "The Romans approached the town" と "the enemy fled" の2つの部分が、等位接続詞 and によって結び付けられています。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_759

【本文】
 NOTE. An indepedent statement is one that can stand alone; it does not depend upon another statement.

【語句】
depend upon:~に従属する、~による、~を信頼する

【訳文】
 《注》 独立した陳述は、単独で存立し得る陳述である。それは他の陳述に従属しない。

【コメント】
 one は statement のことを指していると思われます。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_760

【本文】
 c. A complex sentence is a sentence containing one independent statement and one or more dependent statements: When the Romans approached the town | the enemy fled.

【語句】
dependent:従属している

【訳文】
 c. 「複文」は、1つの独立した陳述と1つ以上の従属した陳述を含む文である。例 When the Romans approached the town | the enemy fled.〔ローマ人たちがその町に近づいたとき、敵は逃げた。〕

【コメント】
 複文(complex sentence)は、“主語と述語(動詞)”が2つ以上含まれ、それらが、従属(従位)接続詞 when, because 等や関係詞で結び付けられている文のことを言います。本文の例文では、従属接続詞 when が導く "When the Romans approached the town"(従属節)と "the enemy fled"(主節)の2つの“主語と述語(動詞)”が含まれており、従属節は主節に従属しています。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_761

【本文】
 NOTE. A dependent or subordinate statement is one that depends on or qualifies another statement; thus the enemy fled is independent, and when the Romans approached the town is dependent or subordinate.

【語句】
subordinate:従属の、下位の
qualify:修飾する

【訳文】
 《注》 従属している陳述は、他の陳述に従属し、又は、他の陳述を修飾する陳述である。したがって、the enemy fled は独立しており、when the Romans approached the town は従属している。

【コメント】
 one は a statement を意味していると思われます。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_762

【本文】
 d. The separate statements in a compound or complex sentence are called clauses. In a complex sentence the independent statement is called the main clause and the dependent statement the subordinate clause.

【語句】
separate:個々の、別々の
clause:節(文の一部であって、主語と述語(動詞)を含み、まとまった意味を表す語群)

【訳文】
 d. 重文又は複文中の個々の陳述は「」(clause)と呼ばれる。複文において、独立した陳述は「主節」(main clause)と呼ばれ、従属している陳述は「従属節」(subordinate clause)と呼ばれる。

【コメント】
 第2文の the dependent statement the subordinate clause は "the dependent statement is called the subordinate clause" を省略した形です。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_763

【本文】
 220. Examine the complex sentence

     The Romans killed the men who were taken

Here are two clauses:

 a. The main clause, The Romans killed the men
 b. The subordinate clause, who were taken

【語句】
examine:検討する

【訳文】
 220. 次の複文を検討しよう。

     The Romans killed the men who were taken.
     〔ローマ人たちは捕らえられた男たちを殺した。〕

ここには2つの節がある。

 a. 主節 The Romans killed the men〔ローマ人たちは男たちを殺した〕
 b. 従属節 who were taken〔捕らえられた(ところの)〕

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_764

【本文】
 The word who is a pronoun, for it takes the place of the noun men. It also connects the subordinate clause who were taken with the noun men.

【語句】
take the place of ~:~の代わりをする
connect:つなぐ、結ぶ

【訳文】
 単語 who は代名詞である。というのは、それは名詞 men の代わりをしているからである。それはまた、従属節 who were taken を名詞 men と結びつけてもいる。

【コメント】
 第1文で、who が名詞 men の代わりをしているというのは、従属節 who were taken において、who(=men) were taken という関係になっていることを述べているものと思われます。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_765

【本文】
Hence the clause is an adjective clause. A pronoun that connects an adjective clause with a substantive is called a relative pronoun, and the substantive for which the relative pronoun stands is called its antecedent.

【語句】
hence:ゆえに、だから、したがって
adjective clause:形容詞節
substantive:名詞、名詞相当語句
stand for ~:~を表す、意味する
antecedent:(関係詞の)先行詞

【訳文】
それゆえ、その節は「形容詞節」である。「形容詞節」を名詞と結びつける代名詞は「関係代名詞」と呼ばれ、関係代名詞が表す名詞は「先行詞」と呼ばれる。

【コメント】
 its antecedent の its は、ここでは明示的には訳しませんでしたが、the relative pronoun を指しているものと思われます。
 「形容詞節」は、形容詞と同じように名詞を修飾する役割を果たす節のことを言います。
 さきの例文で説明してみると、以下のようになります。

   men(先行詞)  ←  who were taken(men を修飾する形容詞節。who は関係代名詞)
   男たち  ←  捕らえられた(ところの)


 また、今回の本文自体にも、形容詞節(=関係代名詞節)がありますので、先行詞とともに挙げてみます。

 ・先行詞 pronoun  ←  形容詞節 that connects ... with a substantive
 ・先行詞 substantive  ←  形容詞節 for which ... stands

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_766

【本文】
The relative pronouns in English are who, whose, whom, which, what, that.

【訳文】
英語の関係代名詞は who, whose, whom, which, what, that である。

【コメント】
 who は、人を先行詞とする関係代名詞です。whose はその所有格、whom はその目的格です。
 which は、事物を先行詞とする関係代名詞です。
 what は、先行詞を含む関係代名詞(~するところのもの、こと)です。
 that は、人又は事物を先行詞とする関係代名詞です。
 これらの関係代名詞の用法の詳細については、英文法の参考書等を御参照ください。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_767

【本文】
 221. The relative pronoun in Latin is quī, quae, quod, and it is declined as follows:

【訳文】
 221. ラテン語の関係代名詞は quī, quae, quod であり、それは以下のように格変化する。

【新出ラテン語句】
quī

【コメント】
 quī の格変化は次回読みます。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_768

【本文】

 

SINGULAR

   

PLURAL

 

MASC.

 FEM.

 NEUT.

 

MASC.

 FEM.

 NEUT.

Nom.  quī quae quod   quī quae quae
Gen. cuius       cuius       cuius      quōrum     quārum     quōrum
Dat. cui cui cui   quibus quibus quibus
Acc. quem quam quod   quōs quās quae
Abl. quō quā quō   quibus quibus quibus

【訳文】
 

単  数

   

複  数

 

 男性

 女性

 中性

 

 男性

 女性

 中性

主格   quī quae quod   quī quae quae
属格 cuius     cuius    cuius     quōrum   quārum   quōrum
与格 cui cui cui   quibus quibus quibus
対格 quem quam quod   quōs quās quae
奪格 quō quā quō   quibus quibus quibus

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_769

【本文】
 1. Review the declension of is, §114, and note the similarity in the endings. The forms quī, quae, and quibus are the only forms showing new endings.

【語句】
similarity:類似、類似性

【訳文】
 1. §114is の格変化を復習し、語尾の類似性に注意すること。quī, quae 及び quibus の語形のみが新しい語尾を示す語形である。

【コメント】
 is, ea, id(これ、あれ;彼、彼女、それ)の格変化は、§114(Latin for Beginners_383 以下)を御参照ください。
 関係代名詞 quī の格変化では、以下の点に御注意いただくとよいかと思います。

 男性形及び女性形の主格では、単数形と複数形が同じ形になっています。(男性形は quī, 女性形は quae
 単数主格中性形は quod で、is の単数主格中性形 id や alius(他の、別の)の単数主格中性形 aliud と語末の子音 -d が同じになっています。
 複数主格中性形は quae で、単数主格女性形と同じ形になっています。
 単数属格は3性ともに同じ形で、cuius となっています。また、単数与格も3性ともに同じ形で、cui となっています。これらの語尾は代名形容詞の語尾とほぼ同じ形になっていますLatin for Beginners_368 参照)。
 単数属格と単数与格では、語頭の子音が q- ではなく c- になっています。
 単数対格男性形は、quum ではなく quem という形になっています。
 複数与格と複数奪格は、quīs ではなく3性とも quibus という形になっており、deābus, fīliābus と同様に語末が -bus で終わります(Latin for Beginners_241 以下参照)。

 

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_770

【本文】
 NOTE. The genitive cuius and the dative cui are pronounced cooi'yoos (two syllables) and cooi (one syllable).

【訳文】
 《注》 属格 cuius と与格 cui は、クイ・ユス(2音節)及び クイ(1音節)と発音される。

-初学者のためのラテン語-

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