Latin for Beginners_961

【本文】
LESSON XLVI
THE FOURTH OR U-DECLENSION

 259. Nouns of the fourth declension are either masculine or neuter.

【訳文】
第46課
第4 又は U-変化

 259. 第4変化名詞は男性名詞又は中性名詞のいずれかである。

【コメント】
 今回から、5種類あるラテン語の名詞の変化のうちの4番目である「第4変化」の学習に入ります。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_962

【本文】
 260. Masculine nouns end in -us, neuters in . The genitive ends in -ūs.

【訳文】
 260. 男性名詞は -us で終わり、中性名詞は -ū で終わる。〔単数〕属格は -ūs で終わる。

【コメント】
 第4変化の男性名詞は単数主格形が -us となりますので、第2変化名詞と混同しないように注意することが必要です(Latin for Beginners_263 参照)。

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Latin for Beginners_963

【本文】
 a. Feminine by exception are domus, house; manus, hand; and a few others.

【訳文】
 a. 例外として、domus(家)、manus(手)、及び他の数語は女性名詞である。

【新出ラテン語句】
domus manus

【コメント】
 by exception の訳し方が難しいです。
 この文の主語は domus 以下であり、主語と動詞が倒置されているものと思われます。

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Latin for Beginners_964

【本文】

 

PARADIGMS

  adventus, m., arrival    cornū, n., horn  
Bases   advent- corn-  
 

SINGULAR

TERMINATIONS

MASC.     NEUT.
Nom.
Gen.
Dat.
Acc.
Abl.
adventus
adventūs
adventuī (ū)
adventum
adventū
cornū
cornūs
cornū
cornū
cornū
-us
-ūs
-uī (ū)
-um

-ūs


【語句】
arrival:到着
horn:角(つの)

【訳文】

 

変  化  表

  adventus, m.(到着)      cornū, n.(角)      
語根      advent- corn-  
 

単    数

語  尾

男性         中性
主格
属格
与格
対格
奪格
adventus
adventūs
adventuī (ū)
adventum
adventū
cornū
cornūs
cornū
cornū
cornū
-us
-ūs
-uī (ū)
-um

-ūs


【新出ラテン語句】
adventus cornū

【コメント】
 中性名詞の単数主格と単数対格は同じ語形です(Latin for Beginners_271 参照)。なお、第4変化名詞では、中性名詞の単数形は、属格を除いて、すべて同じ語形になっています。
 また、男性(女性)名詞の単数対格は、語尾が -m で終わります(Latin for Beginners_272 参照)。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_965

【本文】

  adventus, m., arrival    cornū, n., horn  
Bases   advent- corn-  
 

PLURAL

TERMINATIONS

MASC.     NEUT.
Nom.
Gen.
Dat.
Acc.
Abl.
adventūs
adventuum
adventibus
adventūs
adventibus
cornua
cornuum
cornibus
cornua
cornibus
-ūs
-uum
-ibus
-ūs
-ibus
-ua
-uum
-ibus
-ua
-ibus

【訳文】

  adventus, m.(到着)       cornū, n.(角)      
語根     advent- corn-  
 

複   数

語  尾

男性        中性
主格
属格
与格
対格
奪格
adventūs
adventuum
adventibus
adventūs
adventibus
cornua
cornuum
cornibus
cornua
cornibus
-ūs
-uum
-ibus
-ūs
-ibus
-ua
-uum
-ibus
-ua
-ibus

【コメント】
 中性名詞の複数主格と複数対格は同じ語形で、ともに語尾は -a で終わります(Latin for Beginners_271 参照)。
 また、男性(女性)名詞の複数対格は、語尾が -s で終わります(Latin for Beginners_272 参照)。
 マクロン(Latin for Beginners_93 参照)の付いていない通常のラテン語文では、第4変化の男性(女性)名詞は、単数主格(-us)と単数属格・複数主格・複数対格(-ūs)がともに -us となりますので、文中での前後関係等からどの変化形であるかを十分注意して判断することが必要になります。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_966

【本文】
 1. Observe that the base is found, as in other declensions, by dropping the ending of the genitive singular.

【訳文】
 1. 語根は、他の格変化の場合と同様に、単数属格の語尾を落とすことによって見出されることに注意すること。

【コメント】
 前々回の例でみると、adventus の語根は、単数属格 adventūs から -ūs を取り除いた advent- になります。また、cornū の語根は、単数属格 cornūs から -ūs を取り除いた corn- になります。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_967

【本文】
 2. lacus, lake, has the ending -ubus in the dative and ablative plural; portus, harbor, has either -ubus or -ibus.

【語句】
harbor:港

【訳文】
 2. lacus(湖)は、複数与格と複数奪格において、語尾 -ubus を持つ。portus(港)は、-ubus 又は -ibus を持つ。

【新出ラテン語句】
lacus portus

【コメント】
 lacus の複数与格・複数奪格は lacubus となります。
 また、portus の複数与格・複数奪格は portubus 又は portibus となります。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_968

【本文】
 3. cornū is the only neuter that is in common use.

【語句】
common:よくある、普通の、ありふれた
be in use:用いられている

【訳文】
 3. cornū はよく用いられる唯一の中性名詞である。

【コメント】
 関係代名詞 that は、先行詞に the only 等が付いている場合に用いられることが多いようです。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_969

【本文】
 261. EXERCISES
 First learn the special vocabulary.

【訳文】
 261. 練習問題
 はじめに「特別な語句」を学習せよ。

【新出ラテン語句】
adventus ante cornū cremō equitātus exerceō exercitus impetus lacus manus portus post

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_970

【本文】
I.
1. Ante adventum Caesaris vēlōcēs hostium equitēs ācrem impetum in castra fēcērunt.
2. Continēre exercitum ā proeliō nōn facile erat.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

1. カエサルの到着の前に、敵の素早い騎兵たちが陣営に激しい攻撃をかけた。
(解説)
 adventum は第4変化男性名詞 adventus(到着、接近)の単数対格です。また、Caesaris は子音語幹の第3変化男性名詞 Caesar の属格(単数)です。
 「カエサルの到着の前に」とは、意訳すれば「カエサルが到着する前に」となります。
 vēlōcēs は1語尾の第3変化形容詞 vēlōx(速い)の複数主格です。
 vēlōcēs hostium equitēs
(敵の素早い騎兵たちが)の語順は“A→G→N”となっています(Latin for Beginners_396 参照)。
 ācrem は3語尾の第3変化形容詞 ācer, ācris, ācre(鋭い、激しい)の単数対格男性形で、impetum に係っています。impetum は第4変化男性名詞 impetus(攻撃、襲撃)の単数対格です。
 “impetum in +対格 faciō ”は「~に攻撃をかける」の意味です。

2. 軍隊に戦闘をさせないことは容易ではなかった。
(解説)
 contineō exercitum ā proeliō は、直訳すれば「軍隊を戦闘から離れた状態に保つ」とでもなるでしょうか。ここでは、「軍隊に戦闘をさせない」と意訳してみました(Latin for Beginners_837, 849, 953 参照)。
 exercitum は第4変化男性名詞 exercitus(軍隊)の単数対格です。
 continēre は不定法ですので、単数の中性名詞として扱われています
Latin for Beginners_738 参照)。
 facile は2語尾の第3変化形容詞 facilis,-e(易しい、容易な)の単数主格中性形です。

-初学者のためのラテン語-

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Latin for Beginners_971

【本文】
3. Post adventum suum Caesar iussit legiōnēs ex castrīs dūcī.
4. Prō castrīs cum hostium equitātū pugnātum est.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

3. 自らの到着の後に、カエサルは軍団が陣営から外へ導かれるように〔軍団に陣営の外へ出るように〕命じた。
(解説)
 “iubeō +対格(legiōnēs)+不定法(dūcī)”は「軍団が導かれるように命じる、軍団が導かれることを命じる」の意味です(Latin for Beginners_728 参照)。さて、この部分の解釈ですが、ここでは〔 〕内にあるように「カエサルは軍団に陣営の外へ出るように命じた」(=軍団を導くのはカエサル)と解してみましたが、「カエサルは(誰かある将校に)軍団を陣営から外へ導くように命じた」(=軍団を導くのはカエサル以外の者)と解することもできるでしょうか。
 dūcī は第3活用動詞 dūcō(導く、連れて行く、率いる)の不定法受動相現在形です(Latin for Beginners_560 以下参照)。

4. 陣営の前で、敵の騎兵隊との戦闘が行われた。
(解説)
 equitātū は第4変化男性名詞 equitātus(騎兵隊)の単数奪格です。
 cum hostium equitātū
(敵の騎兵隊と)の語順は“P→G→N”となっています(Latin for Beginners_396 参照)。
 pugnātum est は、自動詞 pugnō が受動相完了形となっており(完了受動分詞が単数中性形になっていることにも御留意願います。)、非人称(impersonal)の用法です(Latin for Beginners_665, 869 参照)。ここでは、「戦闘が行われた」と訳してみました。

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Latin for Beginners_972

【本文】
5. Post tempus breve equitātus trāns flūmen fūgit ubi castra hostium posita erant.
6. Tum victor imperātor agrōs vāstāvit et vīcōs hostium cremāvit.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

5. 敵の陣が張られてしまっていたとき、短い時間の後に騎兵隊は河を渡って逃げた。
(解説)
 breve は2語尾の第3変化形容詞 brevis,-e(短い)の単数対格中性形で、tempus(時)に係っています。
 trāns は対格の語をとる前置詞で、「~を越えて、~を渡って」の意味です。
 posita erant は pōnō((陣を)張る)の受動相3人称複数過去完了形(中性形)です。完了形 fūgit(逃げた)の動作・行為より以前に陣が張られてしまっていたので過去完了形になっているものと思われます。
 ubi の意味が取りにくいですが、ここでは、時を表す副詞節を導く接続詞と解してみました。なお、「敵の陣が張られてしまっていたところに」のように逃げた先の場所を意味すると解することはできるのでしょうか。文意としてはこの方が自然な感じがします。

6. そのとき〔それから〕、勝利者である最高司令官は、畑を荒らし、敵の村々を焼き払った。
(解説)
 victor と imperātor は同格の関係にあると思われます。

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Latin for Beginners_973

【本文】
7. Castra autem nōn oppugnāvit quia mīlitēs erant dēfessī et locus difficilis.
8. Hostēs nōn cessāvērunt iacere tēla, quae paucīs nocuērunt.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

7. しかし、兵士たちが疲れており、場所が困難だったので、彼は陣営を攻撃しなかった。
(解説)
 autem は、通常、文の2番目に置かれます。
 quia は、「なぜなら~だから」の意味です。
 locus difficilis は、述語動詞 erat が省略されているものとみることができると思われます。「場所が困難だった」とは、敵の陣営が攻撃しにくい場所にあったという意味でしょうか。

8. 敵は武器〔投げ槍〕を投げることをやめなかったが、それらの武器によって負傷した人はわずかであった。
(解説)
 “cessō +不定法”は「~するのをやめる」の意味です。
 quae は関係代名詞 quī, quae, quod の複数主格中性形です。先行詞は tēla ですが、前にコンマが付いていますので、非制限用法(継続用法)で用いられていると思われます。
 paucīs は複数与格で、nocuērunt に係っています
Latin for Beginners_502 参照)。paucus,-a,-um(少ない、わずかな)は、通例、複数形で用いられ、ここでは「少ない人々、わずかな人々」の意味の名詞として用いられていると思われます。
 quae ~ を直訳すると「そして、それら(=武器)はわずかな人々を傷害した。」となりますが、ここでは上記のように訳してみました。

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Latin for Beginners_974

【本文】
9. Post adversum proelium prīncipēs Gallōrum lēgātōs ad Caesarem mittere studēbant, sed populō persuādēre nōn poterant.

【コメント】
 本文のラテン語を訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

9. 不利な戦闘の後に、ガリア人の首長たちは使節をカエサルのもとに送ることを熱望していた。しかし、彼らは民衆を説得することができなかった。
(解説)
 adversus は「反対の、逆の」の意味ですが、ここでは「不利な(←逆境にある)」と訳してみました。
 lēgātōs は lēgātus の複数対格で mittere(送ること)の目的語ですが、ここでは「使節、使者」の意味に解しました。

 “不定法+ studeō ”は「~することを熱望する」の意味です。
 populō は populus(民衆)の単数与格です。“与格+ persuādeō ”は「~を説得する」の意味です(Latin for Beginners_502 参照)。
 “不定法+ possum ”は「~することができる」の意味です。

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Latin for Beginners_975

【本文】
II.
1. Did you see the man-of-war on the lake?
2. I did not see it (fem.) on the lake, but I saw it in the harbor.

【語句】
man-of-war:軍艦

【訳文】
II.
1. あなたは湖上で軍艦を見たか。
2. 私は湖上ではそれ(女性形)を見なかった。しかし、私は港でそれを見た。

【コメント】
 本文をラテン語に訳してみると以下のようになるかと思います。なお、誤りがあれば御容赦願います。

1. Vīdistīne nāvem longam in lacū?
(解説)
 「軍艦」は nāvis longa です。
 「湖上で」は、奪格の語をとる前置詞 in を用いて、in lacū で表してみました。lacū は第4変化男性名詞 lacus(湖)の単数奪格です。
 「あなたは見たか?」は、疑問を表す後倚辞 -ne を用いて、vīdistīne? で表してみました。

2. Nōn vīdī eam in lacū, sed vīdī eam in portū.
(解説)
 「それ」は女性形と指定されていますが、前問の女性名詞 nāvis longa を受ける趣旨と思われます。そこで、ここでは、指示詞 is, ea, id の単数対格女性形 eam を用いてみました。
 「港で」は、奪格の語をとる前置詞 in を用いて、in portū で表してみました。portū は第4変化男性名詞 portus(港)の単数奪格です。

-初学者のためのラテン語-

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