住職のひとりごと

広島県福山市神辺町にある備後國分寺から配信する
住職のひとりごと
幅広く仏教について考える

備後國分寺の風景 1

2018年06月24日 15時19分17秒 | 備後國分寺の風景

今日の備後國分寺

境内の宝篋印塔に、経に曰く「もし衆生あって、この塔において一香一花を礼拝供養せば、八十億劫の生死の重罪、ひと時に消滅し、生じては災い横死を免れ、仏土に生ぜん」と刻まれています。劫とは、果てしなく長い時間のことで、一劫は牛車で一日到達する距離ほどもある大きな石を百年に一度天女が舞い降りて羽衣でひと仰ぎして石がなくなっても終わらない時間と言われいます。その八十億倍もの、それだけ長い生き死にを私たちは流転再生していると仏教では考えます。どれだけ大変な道のりであったことか、なれば今こそ好機ではないかと問うのですが・・・。





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