末つ森でひとやすみ

映画や音楽、読書メモを中心とした備忘録です。のんびり、マイペースに書いていこうと思います。

やはり、私は「ゆきて帰りし物語」がいい!

2014-04-25 23:26:16 | PJ版:ホビットの冒険
昨夜、PJ版映画ホビット三部作関連で、
大きなニュースが流れたことを、今朝起きてから知りました。

第三部のサブタイトルが、"The Battle of the Five Armies" に
変更になったそうです。サー・PJ監督の FBで発表 されました。

原作の副題でもあり、これまでの第三部タイトルだった、
"There and Back Again" は、PJ監督のコメントによれば、
"いずれ発売となる、ホビット三部作のBOXセットに付くだろう" とのこと。

少し前に出た こちらの話題 は、今回の発表に備えて仕込まれた緩衝材か ・・ 。
サブタイトルの変更に対し、色々と思いを抱きつつも、
"Into the Fire よりはマシ" と呟いている方が、結構いましたから。

不用意な発表が招くファンの反発は、前三部作でのアルウェンやサルマンの件で、
PJ側もイヤというほど経験したでしょうからね。
慎重に進めた結果として、ホビット第三部はストーリー面でも、
DoS以上に、原作から大幅に変えてくる可能性までありそうです。

以前に、web上でどなたかが、
「LotR三部作は、映画化したくて作った作品」
「ホビット三部作は、ビジネスの為に手掛けた作品」
みたいな感想を書いていたのを、思い出しました。

確かに、商業ベースで成り立ってこそ、
シリーズものの映画は最後まで公開されるようになる訳ですが。

原作の 『ホビットの冒険』 で、印象に残る場面は数あれど、
心に深く響くのは、やはり、五軍の戦いの終決後、旅からの帰還後なんですよ。

帰って来られたからこそ、赤表紙本が執筆されて。
エピローグでの旧友たちの再会があるからこそ、
LotR へと続く大きな流れが、物語を一層感慨深いものにして繋がっていくのに。。

今回の件は、単にサブタイトルが変わっただけではなく、
PJ版の中つ国シリーズ最終作が、どう締め括られるのかにまで及ぶ、
大きな懸念を抱え込んでいるように思います。

ところで、上記のFB記事では、DoSのEE版についても言及されています。
追加シーンは25分になるのですね。
日本だと、まだ、劇場版すら発売前 だというのに、
海外ではもう、そんな情報が出てくる時期なんですね。