末つ森でひとやすみ

映画や音楽、読書メモを中心とした備忘録です。のんびり、マイペースに書いていこうと思います。

コンセルトヘボウの音が聴きたい!

2007-04-02 21:54:50 | 音のはなし
ハルサイ を聴いた先日よりこっち、
昨年のコンセルトヘボウ管来日公演のことが、いろいろと思い出されております。
あれは、実に幸せな日々でした。 是非ともまた、ナマで味わいたいものですね。

― と、懐かしんでいた折もおり、RCOレーベルLIVE盤から、
  マーラーの1番が発売 になるようです。 なんて、いいタイミング (笑)
  思えば、昨秋の公演でもっとも感動したのが、マーラーでした。
  これは絶対に “ 買い ” です!

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さて、上記の新譜前祝い♪ と称し、
同じく、昨シーズンの公演プログラムでメインの一つを担った
ドヴォルザークの 『 新世界より 』 を、久し振りに聴いてみました。



RCO ( 輸入盤 04002 )◇ ドヴォルザーク :
  交響曲第9番 ホ短調 作品95 「 新世界より 」


   ♪ 演奏 / コンセルトヘボウ管弦楽団
     指揮 / M・ヤンソンス
     録音 / 2003. 6. 6.
           ※ライヴ録音


これは、まだ、ヤンソンス氏が首席指揮者として就任する前年に、
コンセルトヘボウ管を振ったときのライヴなんですが、
木管セクションの音色の美しさを巧みに活かし、
低弦の響きとティンパニーでもって、重心のバランスを整え、
オケ全体をしっかりと歌わせた仕上がりになっています。
フレッシュな顔合せとしての個性と節度が、非常におさまり良くかみ合った印象で、
私は特に、第2楽章と第4楽章の展開が好きかなぁ。。

( 昨年の サントリーホール川崎 で同曲が演奏された際には、
  指揮者とオケとが、その後に培ってきたコンビネーションを披露したかったのか、
  無邪気なのか、作為的なのか、“ おや? ” と感じられる部分もあり、
  そのあたりの受け止め方は、ファンの間でも意見が分かれたようですね )

なお、私は 『 新世界 』 よりも ドボ8派 なので、
“ いつかこのコンビで、ドボ8を録音してくれないだろうか ” と、
このCDを聴くたびに、密かに期待しています。

でも、まずは、今月末に予定されているマーラーを楽しみに。。

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