ゆうやプロジェクト

瞳をキラキラさせながら、ゆうやは今日も足こぎ車椅子COGYに乗って頑張っています。体が不自由だけれど、なんのその~。

赤ちゃんはライバル?

2015-11-17 10:26:46 | 日記
我家のお隣りの奥さんは、出産の為に実家に帰っておられました。

先日、お隣のご主人にお会いしました。
「泣き声がうるさくないですか?」
「いえいえ、全く聞こえませんよ~。」

昨夜、ご夫婦は赤ちゃんを連れて挨拶に来てくださいました。
赤ちゃんは、聡明そうな、それはそれは美しい顔立ちをしていました。

「はじめまして。」と私は赤ちゃんに挨拶をしました。
「この子、すぐに泣くんです。泣いてばかりなんです。」とご主人がおっしゃった途端、赤ちゃんは泣き始めました。
「ほら、すぐに泣くでしょう?」

私はご主人に言いました。
「赤ちゃんは会話を全て聞いているから、否定するようなことを言ったら泣いてしまいますよ~。」

新米ママの腕の中で、赤ちゃんはひたすら泣いていました。
私は赤ちゃんの頭が下がっていることが気になり、ちょっと抱っこさせてもらうことにしました。

赤ちゃんはピタリと泣き止みました。
私は、赤ちゃんの背中を私の胸にくっつけて、縦抱っこしました。

頭が上になり、視界も広がって赤ちゃんはあちこち興味深そうにキョロキョロ見回していました。
姿勢が苦しかったのですね~。

その後、新米パパとママも抱っこの練習をすると、赤ちゃんは泣かなくなりました。

お風呂に入っていたゆうやは、赤ちゃんに会うことができませんでした。
「お母さん、赤ちゃん可愛かった?」
「可愛かったよ~。」

ゆうやは「おかあしゃん~♪」と甘えた声を出して、私を呼びました。
ゆうやに近づくと、腕にすり寄ってきて「おかあしゃ~ん。」と繰り返していました。

「はいはい、ゆうやも可愛いですよ~。」と言うと、ゆうやは嬉しそうな笑顔を見せました。
ゆうやったら、赤ちゃんにライバル意識を持ったのでしょうか。

思い返せば、ゆうやも小さな小さな赤ちゃんでした。
こんなに大きくなって、22年間という月日が経つのをとても早く感じたのでした。



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コメント (2)