ささやんの天邪鬼 ほぼ隔日刊

世にはばかる名言をまな板にのせて、迷言を吐くエッセイ風のブログです。

プーチンと森の関係がどうした

2022-02-25 11:22:34 | 日記


プーチン大統領は笑わない。私は、プーチン大統領の笑った顔を見たことがありません。ところが、この人は森喜朗元首相と会ったときだけは笑顔を浮かべるのです。私は、プーチン大統領と森元首相と、この二人はそうとう親交が深いのではないかと見ています。
そこで総理、ひとつ提案なのですが、森元首相をプーチン大統領の元に特使として派遣して、ウクライナ侵攻を止めるよう、説得を試みてもらってはいかがでしょうか。

きのうの昼過ぎ、テレビをつけたら、NHKが国会中継を流していた。野党議員がこんな質問をしていた。
あほくさ。
あまりの馬鹿馬鹿しさに、笑いを通り越して、怒りがこみ上げてきた。
なんたる税金の無駄遣い、時間の無駄遣いであることか!

私は即座にテレビのスイッチを切り、このアホ議員の名前を頭にたたき込んだ。立憲民主党、白眞勲。

こんな具合では、立憲民主党ももうお終いだな。そう思った。

笑顔を浮かべたから「親交が深い」だって?「親交」がない相手にも、親しみを込めた笑顔を振りまくのが、政治家の十八番(おはこ)ではなかったのか。

仮に二人の間に「親交」があったとしても、森元首相がプーチン大統領を説得できると考えるのは、愚の骨頂である。そもそもプーチン大統領は、それほどウェットな男ではない。
仮にプーチン大統領がウェットなメンタリティーの持ち主だったとしても、一国の命運を左右するほど重大な決定を、一友人の言によって撤回したりすることがあるだろうか。プーチン大統領がそんなことをする男だったら、彼こそ愚かな大馬鹿者の大統領だということになるだろう。

そんなことも弁えずに「親交が深い森元首相を特使としてプーチン大統領の元に派遣したらどうか」なんて、馬鹿も休み休み言え!と、どやしたくなる。
立憲民主党は批判型、いちゃもん型の野党から「政策先導型」の野党へと脱皮を図っているようだが、傘下の代表選手がこんなアホな提案をするようでは、この党の将来が思いやられる。

あまりに腹が立ったので、昨夜、この件についてネットに当たってみた。次のような記事が見つかった。

「岸田文雄首相は24日の参院予算委員会で、森喜朗元首相を特使としてロシアに派遣べきだとの提案に対して『具体的な対応について今は予定はない』と慎重な考えを示した。緊迫するウクライナ情勢について『今後の動向を見ながら適切に対応していく』と述べた。立憲民主党の白真勲氏への答弁。
白氏は、ロシアのプーチン大統領と森氏の親交が深いと指摘した上で『森氏を特使として派遣し、仲介の労をとってもらうことはどうか』と求めた。
首相は『人間関係は大事な要素ではある』と答える一方で、『国際秩序や国際法、基本的な理念が重要だ。国際法をはじめとする基本的なルールや理念を大事にしながら、外交を進めていくことが基本だ』と語った。」
(産経ニュース2月24日配信)

この記事を読む限り、岸田首相の答弁はまともこの上ない。自民党の1強支配はまだまだ続きそうだ。



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