「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

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10月10日 誰もがしあわせを夢見ている!(鍵はオトコマエ?)

2013年10月10日 | お昼間カフェ
おはようございます。

10月10日ということで、今日は晴れの特異日だったんですが、

今日はどうでしょう。

まあ、遠い昔、東京オリンピックが開かれた日でもあるんですよねー。

まあ、最近は異常気象が普通になってきちゃったから・・・どういうもんでしょうね。

まあ、未だに暑いし・・・秋はどこへ行ってしまったんでしょうねー。


さて、というわけで、今日も飲み話にしちゃいましょうか。

少し前に、僕はいつものように、夕方4時頃から都内の「立ち飲み」でお酒を飲んでいました。


「でも、あれよね。ゆるちょさんとこういうところへ来ると、安心する感じがするわよねー」

と、仮名、ユキさん(30)は、ビールを飲みながら、豪快に笑っています。

「ユキさんは、「立ち飲み」大好きだもんね。ま、僕も大好きな場所でもあるけどさ」

と、僕もライムサワーを飲みながら、楽しそうに話します。

「ユキさんって、姉御って感じですからね。なにしろ、元ヤンだし」

と、少し酔って口の悪くなっている、ミサキちゃん(27)はグレープフルーツサワーで、赤くなっています。

「でもさー。元ヤンでも、ヘッドだったんでしょ?ユキさんは」

と、僕が素直に聞くと、

「まあねー。ヘッドって結構大変なんだよね。あれで・・・まあ、他の団体とのいざこざも収めなきゃならないし」

と、ユキさんは、そういう話題を特に気にする風でもなく、話してくれます。

「やっぱり、抗争とか、あったんですか?」

と、ミサキちゃん。

「そりゃあ、いろいろとね。ったって、千葉の田舎だからさ、団体だって、大きくないし、せいぜい、十何人って感じだったから」

と、ユキさんは、ことも無げに話します。

「相手のところに乗り込んだりしたわけ?やっぱり?」

と、僕は興味深そうに聞きます。

「まあね。そりゃあ、そういうことは何度もあったさ。信長は言ったんだろ、常に自分の領地の外へ出て戦えって。私、信長、好きなんだよねー」

と、ユキさんは赤くなった笑顔で話します。

「そういえば、ユキさんのマンションに行った時、信長本、漫画も含めて、たくさんありましたもんねー」

と、ミサキちゃんが補足してくれます。

「そうなんだ。まあ、信長も、言ってみりゃあ、ヤンキーのヘッドみたいなもんだからなあ」

と、僕は真面目に答えます。

「だろ?だから、ああいう強い男にあこがれるんだよ。世の男は皆弱くてさー。なんだか、自分を賭ける男がいない感じだよ、まったくー」

と、ユキさんはビールを飲みながら、じれったそうに話します。

「でも、ユキさんって、彼氏が出来ると、徹底的に尽くすタイプじゃないですか。前の彼氏も長かったし」

と、ミサキちゃん。

「へー、そうなんだ。尽くすタイプなんだー、ユキさん。ふーん」

と、マジマジとユキさんを見る僕です。

「そりゃあ、わたしだって一応おんなだから、そりゃあ、惚れた男には尽くすわよ。それがおんな道っていうか、わたしは、中途半端は嫌いだからね」

と、ユキさんは真面目に答えます。

「だって、デートの時に、普段は嫌いなスカートだって、履いたりするんですよね?ユキさんは」

と、ミサキちゃんが笑顔で暴露します。

「え?ユキさんが、スカート?普段、いつも黒いパンツスーツでビシっと決めているユキさんがスカート!へー」

と、僕が驚くと、

「そりゃあ、おめえ・・・好きな男がスカート姿になって欲しいって言えば、尽くすのが女の道だろう!」

と、少し赤くなったユキさんは、お酒のせいではないようです。

「え?ってことは、スカートに合わせてパンプスとか、履いちゃうわけ?普段、あんだけ嫌いだって言ってるのに」

と、僕が突っ込むと、

「そりゃ、まあ、TPOは守らねえといけねえだろ。履くよ、パンプスも・・・」

と、ユキさんは、さらに真っ赤になります。

「ほーんと、惚れたら尽くし抜くタイプですよね。ユキさんは」

と、ミサキちゃんにいいように言われています。

「俺は中途半端が嫌いなんだよ。確かにスカート履いたり、パンプス履いたりなんてのは、大嫌いだけど、好きな男がそういう姿が見たいっつーんだから、それはそれよ」

と、ユキさんは、赤くなりながらも、堂々と反論します。

「なるほどねー。というか、元ヤンだからこそ、筋が一本ちゃあんと通っている感じだね。ある意味、気持ちのいい男だなあ」

と、僕が言うと、

「だろ。ゆるちょさんなら、わかってくれると思ってたんだー」

と、急に笑顔になるユキさんです。

「おんなは、よ。ハートだよ。ハート。まあ、見てくれも大事だけどよ、やっぱハートをわかってくれる、強ええ男じゃねーと、尽くしがいがねーよ」

と、ユキさんは、ハムカツを頬張りながら、話します。

「だから、俺は弱い男とか、弱いおんなとか、大っ嫌いなんだよ。あいつら、やってること中途半端じゃねーか。人間はビシっとしてねえと、よ。いやなんだよ」

と、ユキさんは持論を述べます。

「ふーん、で、ユキさんは、前の彼氏とは、どうして別れちゃったわけ?」

と、僕が興味深いあたりを直接聞きます。

「うわ、すごーい、ユキさんの弱点にツッコミー」

と、ミサキちゃんが嬉しそうに笑っています。

「浮気してたんだよ。相手がよ。それが見た目もかわいい、弱々しい女と浮気しくさって、挙句の果てに、「俺がいねえとダメなんだ、こいつ」なんて言いやがって」

と、ユキさんは、少し元気なく言葉にします。

「俺は去る者は追わず、だからよ。相手のやりたいように、やらせてやったのよ」

と、ユキさんは、寂しそうに言葉にします。

「そうだったんだ・・・その彼氏もひどい事するねえ」

と、僕が言うと、

「いいんだよ。お情けで、一緒にいられたって、こっちが迷惑だ。好きな男に好きなようにさせてやる。それがおんなの道よ。違うかい?」

と、ユキさんは、少し酔いが回った感じで、しゃべります。

「さすが、ユキさんだなあ・・・嫉妬だって、すごいだろうに。だって、ユキさんだって、普通におんななんだから・・・」

と、僕。

「そういうところを見せないのが、ユキさんですもんね。でも、あの時は、号泣してましたよね。ユキさんは」

と、訳知り顔のミサキちゃんです。

「いいんだよ。泣きたい時に号泣出来るのが女の特権だよ。そう、思わない?ゆるちょさん」

と、ユキさんは僕に振ります。

「そうだね。泣いて気が済むなら、どんどん泣けばいいんだよ。ま、僕も泣き虫だし、人のこと言えないからね」

と、僕は笑います。

「俺は思うけど、本当に強い男ってのは、自分の弱みをさらけだしても、へーきな顔してる奴だと思う。それ、さらしても、どこ吹く風な涼しい顔で笑ってる、そんな男」

と、ユキさんはポテトサラダを食べながら強く言う。

「ゆるちょさんは、それに近い気がするな。俺は」

と、ユキさんは、少し照れながら、言葉にする。

「えー、今、ユキさん、ゆるちょさんに告白しませんでしたー?」

と、すかさずミサキちゃんが突っ込む。

「告白なんかじゃねーよ。男として、強いんじゃねーの?って確認したまでよ」

と、ユキさんは、すかさず反論。

「うーん、どうかな。僕なんかより、強い男はこの世にたくさんいると思うけどな。ただ・・・」

と、僕。

「ただ?」

と、ユキさん。

「サラリーマンでいる時よりは、随分強くなった気がする。一匹狼になって、随分と苦難にひとりで立ち向かってきたから・・・」

と、僕。

「誰も守ってくれないからね。自分で毎日戦うしかないもの、今の仕事は。だから、その分、自然に強くはなったんじゃないのかな」

と、僕。

「まあ、でも、ユキさんのおんな道・・・中途半端は嫌いってのは、わかる気がするなあ」

と、僕は話を変える。

「だろ。何事も中途半端はいけねえと思いますよ。わたしは・・・」

と、ユキさん。

「でも、ユキさんは、強いから中途半端は嫌いでいいけど、わたしなんか、まだまだ、中途半端になっちゃうことばかりだけどなー」

と、ミサキちゃん。

「例えば?」

と、僕。

「恋人が出来れば、すぐ甘えちゃうし、そのやさしさにすがっちゃうし、優しくして欲しいし。でも、女性と一緒に飲んだ、なんて聞くと嫉妬して怒っちゃうし」

と、ミサキちゃん。

「うーん、女性が嫉妬するのは、仕方ないんじゃないかな。嫉妬する生き物なんだし、女性は」

と、僕。

「まあ、それは生き方の問題なんじゃないか?嫉妬する姿を恋人に見せるのを選ぶか、見せないようにするのが、自分の美学なのか・・・」

と、ユキさん。

「ユキさんは、嫉妬するところを見せないのが、自分の美学ということ?」

と、僕は聞く。

「まあな。そういう美学のある奴と、無い奴の違いじゃねーの?」

と、ユキさんは、ばっさり切り捨てる。

「別に私だって、美学はありますよ。ただ、女性って、弱いモノでしょ?って言ってるんです。皆がユキさんみたいに、強いわけじゃないってことです」

と、ミサキちゃんは、珍しく強く反論します。、

「女性が弱いなんて誰が決めたんだよ。それは自分でその弱さに逃げ込む為の理由づけに過ぎないだろ。逃げこんでっから強くなれないんだよ」

と、ユキさんは、にべもありません。

「だって、弱さに逃げ込みたくも、なりますよ。世界は弱い男ばかり、自分のことしか考えない、周囲を恐る恐る覗いている、そんな弱い男ばかりじゃないですか!」

と、少しキレ気味のミサキちゃん。

「自分のことばかり、いっつも正当化して、いつも周囲を悪者にするだけ。そんな最低な男ばかり。いっつも悪いのはわたしなんだから!」

と、ミサキちゃんは何かに怒っているよう。

「ミサキちゃん、最近、なんかあった?好きな男と喧嘩したとか?」

と、僕はわざと地雷を踏みに行きます。

「多少いいかなと思った男と飲みに行ったんです。っていうか、デートしたんですよ。そしたら、最低な男で、飲んでる最中に言い合いになって、怒って帰って来たんです」

と、ミサキちゃんはちゃんと説明してくれます。

「なるほどね。そういうことがあったら、かみつきたくもなるよね。実際」

と、僕。

「ふーん、そんなことがあったのか、ミサキ・・・」

と、ユキさんも思案顔。

「すいません。つい、大声出しちゃって・・・ちょっとその男の事、思い出しちゃって」

と、ミサキちゃん。

「具体的には、どんなことがあったの?ミサキちゃんと言い合いになるなんて・・・普段の聡明なミサキちゃんからは、あまり考えられないから」

と、僕。

「なんていうのかな。自分を正当化ばかりする男だったんですよ。あの時は俺は悪くない、奴が悪いんだ・・・みたいな話ばかりするもんだから、次第に腹が立ってきて」

と、ミサキちゃん。

「そんなことしてたら、いつまで経っても、自分が成長しないじゃないですか。自分を客観視する癖をつけなきゃ。そうしないと成長出来ない」

と、ミサキちゃん。

「誰だって間違いを犯すもんです。その間違いを間違いだって認めるから、それを直す方向に一歩踏み出せる。踏み出せるから成長が始まる、違いますか?」

と、冷静にミサキちゃん。

「そうだね。それは正しい考え方だ」

と、静かな表情のユキさん。

「それが出来ない男なんて・・・生き方の基本さえ出来てない男でしょう?だから、わたしは、怒ったんです。いや、怒ったのさえ、無駄だわ。意味がないもの」

と、ミサキちゃん。

「期待してたから、怒っちゃったんだわ。そんな男、怒るにも、値しないわ。ほんと、それが今わかった」

と、ミサキちゃんは、少しふてくされながら、新たに取った、ピンクグレープフルーツサワーをぐいっと飲み干します。

「おじさーん、次、ライムサワーください!」

と、ミサキちゃんは、意図的に表情を変えて、いい笑顔で言いました。

「言うだけ言ったら、少しせいせいしたわ。ね、気分を変えて、飲み直しましょう!」

と、ミサキちゃんは、いい笑顔で、僕とユキさんに言います。

「そうだね。せっかくゆるちょさんと飲んでるんだから、楽しく飲まないと、ね」

と、ユキさんも、やさしい笑顔です。

「僕も両手に華だからな。それを楽しまないと」

と、僕も、鶏レバーをむしゃむしゃ食べながら、ライムサワーでそれを流し込むのでした。


夕方5時過ぎの都会の空は、まだまだ、明るさを保っているのでした。


おしまい。


まあ、しかし、社会には、いろいろな人がいて、いろいろおしゃべりしているのが、楽しかったりもしますねー。

過去がどうあれ、今、しあわせを求めて生きる人々がいる。

そういう人たちと話しているのが楽しい・・・僕はそんな感じで生きていますねー。


まあ、どういう団体であろうと、トップに立てる人間というのは、それだけ人々からの信頼もあるし、ひとをまとめる力があるわけで、

じゃあ、なぜ、そうなるのか・・・という疑問を持ちながら話していると、その理由が透けて見えてくるもんだ・・・ということに気づく事が出来ますね。

なかでも、やっぱり、大切なのは、オトコマエであること・・・女性も男性も・・・だと思いますね。

ま、おしゃべりしていると、いろいろな事に気づけるもんです。

おしゃべり、大事ですよねー。


さてさて、今日は木曜日。

週末も、もうすぐですね。

なんだか、最近、一週間が速いです。

なんか、すぐに年末が来そうですねー。

ま、のんびり仕事をやっていきましょう!


ではでは。