行政マン・コーチのはじめの一歩

自治体職員でストレングスコーチ&ファシリテーターの丸本です。
人と組織の持つ強みを活かして、応援を続けています。

なかなかFが標準装備されないわけ

2015年05月04日 | ファシリテーション

 

おはようございます。

 

ストレングス・コーチの丸本です。

 

今年のゴールデンウィークは比較的天気が良く、衣替えや家の片付けなどゆっくり過ごしています。

 

皆様はいかがでしょうか。

 

 

昨夜は「まるさん's Bar #2 〜行政とファシリテーションってどうよ〜」と題し、行政とファシリテーションについて、Google+のハングアウトオンエアを使って語り合いました。

 

まだ慣れてないこともあり、なかなかみんな入れずにスタートを45分も押すというトラブルがありましたが、その間もそれぞれに呑んでたようで、リラックスして参加していただいたようでした。

 

 

テーマを「行政とファシリテーションってどうよ」としたのは、何年も前から「行政の仕事を進めていく上でファシリテーションは標準装備になる」と語り合いながら、その実身の回りではそのような変化はなく、しかし市長がファシリテーターという氷見市のようなトピックスも散見され、「どうよ?」と話してみたいというのが動機です。

 

1時間半ほどの時間話をしましたが、その中での気づきは、「まだ行政職員は困ってない(つもりでいる)」ということでした。

 

なんで「標準装備」になると思ったかというと、予算もなく人もなく、しかし仕事は量も分野も増える中で仕事をしていこうとすると、必然的に住民や民間団体・企業に手伝ってもらわざるを得ない。

 

というか、場合によっては全てを一端住民に降ろして「じゃあ役所でやることは何?」という作業すら必要になるんではないかという予測の元、その際には住民の意見・思いを引き出し合意を形成するファシリテーションという技術は絶対的に必要になる…という考えからでした。

 

しかし昨夜の話の中で、「実は役所はまだ自分で何とかできると思ってるんじゃないか」という話があり、それだからファシリテーションを身につける必要性を感じてないんだというのが気づきでした。

 

まあ、困ってないなら別段学ぼうとは思わないし。

 

 

そんな環境の中でどうファシリテーター仲間を増やしていくかという話もありました。

 

一人でやり続けるのはしんどい。

 

会議でホワイトボードなんて引っ張り出すと変な目で見られそうだし、付箋とか使い出すと「えっ」と言われそうだし。

 

なので一人ずつでも仲間を増やしていきたい。

 

「はじめは何でも一人なんだから」という加留部さんの言葉は、ある意味ホッとさせてくれます。

 

しかし一人ではしんどいので、昨夜のようにゴールデンウィークのまっただ中で好きこのんで集まるような(笑)、そんな色んな場所の仲間と互いに押しかけ手伝い合うというのもいいなあと思いました。

 

よそからも注目されてると感じることで、「これって実は価値があるものなのかもしれない」と受け止めてもらえるので。

 

 

互いにお酒を呑みながらの「まるさん's Bar」でしたが、互いに気づきと元気をもらった1時間半でした。

 

「行政にファシリテーションを」という点では、更なる展開もありそうな。

 

楽しみです!

 

 

 

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