ゆこちんのトランペット

トランペット奏者 藤井裕子のコンサート情報、トランペット談義のつもりが…こぼれ話や大きな声では言えない話も…毎日更新中♪

ぱさーっと。。。

2012年09月19日 11時17分28秒 | 雑感
いや~、あっという間に水曜日ですね~(^_^;)

お陰さまで、ジュニアオーケストラの定期演奏会も、子どもたちの前日からのスイッチオンで何とか頑張ることが出来まして…。
大したもんだ…やっぱり子どもは天才だな…と思いましたわ…。

で、実家で月曜日はパサーっと過ごして火曜日、朝は新潟の専門学校でレッスンして、夜は銀座のゲルマニアに出て…。。




本日は夜の自宅レッスンのみ、ということでまたもぱさーっとしつつ、来週から始まる本番のことについて、ヒーとかヒャ~とかビビリつついるところです。



この数週間、いろんなことがありました。


心も折れたり、ピノキオのように鼻が伸びたり、モヤモヤしたり…いろいろしておりますですわい。


基本的にまるで嘘や隠し事が出来ないという、とても困った性格なため、マル秘的な相談事など口から出してはならないようなものが、いっぱい溜まってくると、普段はストレスフリーな私も人並みになんとなくストレス的なモノが溜まってくるもんだなぁ…。。。

小池龍之介的仏道的発想からすると、これは自分の頭の中で煩悩がぐるぐるしてるせいであって、実際に何かの攻撃を受け続けている、とかじゃないのに、頭の中で何度もそのことをぐるぐるさせるから苦しみが生まれ続けるのであって、たった今の現実ではないのだから、そういう無駄なぐるぐるを止めればすむことなのだよ…そうだ、そうなんだよ…まさにぐるぐる煩悩…それは今を生きてないのだから、死んでるのと一緒だと書かれておったが、そういうことだなぁ…とついに分かるようにはなった…けど、まだバッチリぐるぐるを止められてはいなくて、ぐるぐるに「気付く」というレベルであるよ。




ところで、



先日、とある会で、人間とはこういうモノなんだ!というのをちょいとみた。

中身はいろいろあれなので言えないのだけれど、



Aという事実があったとするでしょー?!


で、Bという本当は事実じゃないんだけど、大人の事情で、まあそういうことにしておけば丸く収まるし…ということで考えだされた、嘘も方便的なことがあって。



だから本来はAとBに全く関連性なんてないんだけど、AとBを聞いた人は、その2つを見事に関連付けて、「そーか!!!BだったからAだったんだねー!!!!」「どうりでAだと思ったら、Bだったからかー!!やっぱりね!」



って。



いやいや、全然関係ありませんよ!と心の端っこで思うのだけれど、Bは嘘ですというわけには行かない立場だから、「あ~、そーかなぁ…」みたいな。。。





そういうのをWatchingしていて、あー今は自分が事実を知ってる側にいるけど、自分だって、AとBみたいな話を聞いたら勝手に関連付けるだろうし、妙に納得するんだろうな…


と思ったら、あー世の中もっとよく見たり感じたりしないと、いっぱいガセ的なモノを関連付けて、あたかも事実であるかのように感じて、勝手に傷ついたり勝手に調子に乗ったりしてしまうよね…と思いましたさ。



人って、自分にとって都合の良いモノを取捨選択して、しかもそれがすべてのように考える癖があるって思う。


ここで言う、「都合が良い」っていうのは、一般的に言う自分に「都合が良い」ことではなくて、例えば自分がとっても悲しい気持ちのときにはその悲しさを裏付けたり強調したりするような事ばかりが目に付くとか、逆に自分が楽しくて仕方がないときは同じ情報(悲しい)がそこら辺にたくさんあっても、そういうことは目にも入らず、すべてのことが楽しい話と結びついて感じたり…



たぶん、この「フィルター」が「マイナス思考」とか「プラス思考」とかであったり、まあその人の性格を決めていたりするんだろうな。




何かをやって、「いや~素晴らしい!」と褒めてくれる10人と「ダメだな」という1人がいたとして、プラス思考の人は10人の言葉から「わーい!」と思うだろうし、マイナス思考の人はたった1人の意見がすべてを代表しているように感じて「ガビーン!」と思ってしまい、そのあと繰り返し思い出して傷ついたりするだろうし。


こんなの考えてみたら、ひょっとしてどっちも嘘かもしれないしどっちもホントかもしれないし、たまたまそこにいた人たちのリアクションであって、普遍的な評価じゃないかもしれないし、声の大きい人の雰囲気で流されて乗っかっただけかもしれないし、いずれにしても今や真実はどうだったかも分かりませんし、それを繰り返したところでどーにもなりゃーせんのだから、それを考えてる間は今のことには集中できないわけで、それだと小池龍之介言う所の「死んでるのと同じ」ってことなわけで、そのことが当人にとってどれほど重要だと感じようと感じまいと、脳内でグルグル回してたって、もう事実でもなんでもないんだよね。


結局、どんな事実が並んでいようと、その人なりのフィルターで勝手に情報処理しちゃうんだ。


これこれこうだからきっとこうに違いない!的に。そのフィルターがその人それぞれであるから、あたかも事実がいろいろあるみたいになっちゃうけど、本当に起こったことは何か1つのことでしかなくて、しかも一瞬で過ぎ去って行っちゃうから、もう今のことでもなくて、今は今でいろんなことが瞬間瞬間にいろいろ起きてて、集中してないと見逃しちまう!というほどたくさんのことが起きていて、過去のことなんかグルグルしてる場合じゃないのだ。


過去のことをグルグルさせると、自分が持ってるフィルターで濾したモノばかりが頭の中に揃っているんだから、余計に自分の思い込みは間違いない!と確固たる信念みたいになっちゃって、もうそれが真実みたいになって、それで余計にそういう情報を集めてしまい、結局今起きてることより、そっちに忙しく、でも自分の思い(込み)が正しい!私は正しいっていうのは、ぶっちゃけ快感(不快な事実だとしても、自分が正しいってのはアイデンティティが揺らがなくていい)なので、やめられないのさ。




そういうことがちょっとずつ分かって来ましたよ。



分かったからって出来ないところが、なんとも悲しいかなですが、分かったからいろんなグルグルを止めて、順番にやるべきことでもやるかな!!!と思う水曜のお昼でございますε-(´∀`*)
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2 コメント

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Unknown (バナ)
2012-09-20 09:56:23
ジュニオケの演奏会、お疲れ様でした。
前日に子供達がスイッチオンできてよかったね♪きっといい演奏ができたんでしょうね。
いや~、私、親の立場と演奏者の立場でいろいろ言っちゃったけど・・・藤井さん、すっかり『先生』なんだなって頭が上がりませんでした。
そうだよね、今の子供って親に縛られて本当の自分を出せない子が多いね。私たちの時代よりはるかに恵まれているのに、心の方は恵まれていないような気がします。
これからも指導 頑張ってね!応援してま~す♪
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バナちゃん (ゆこちん)
2012-09-20 23:52:40
わ~い!お返事ありがとう(´▽`)

ホント、スイッチオンになってくれて、ホントにホントに良かったよぉー(TOT)

過去にね、普段の練習も上手くいってて結構良く仕上がってると思ってたんだけど、今思えば詰めが甘かったんだわね…本番に私の方にも油断があったんだと思うんだけど、私の合図より1拍早く入っちゃった子がいて、それで私も焦ったし、子どももあわわわー!となったし、挽回しようと私が焦ってかなりシャバダバしたことがあってね…


そのときのバッシングったら結構ひどかったのよ。「A合奏(ちびチーム)なにやってんだ?!」って。

その日までみんなで頑張って来ても、やっぱり聞く人は本番しか聞かないから、それですべてを判断する。プロ相手ならもちろん、本番がすべてでいいんだけど、子どもなんだから成長を見て欲しいよ…と思ったりしても、結局世間はそうは見てないんだって思い知った瞬間だったね。

やっぱり、自分は子どもたちを育てている立場なんだけど、どうせならその出来上がった一番いい姿を見て欲しい…そういう気持ちがやっぱりウラにさぁ、あったと思うわ。。。

バナちゃんとかが書いてくれたのを見て、そーだな、やっぱりそういう気持ちは「守り」だし、もっとこっちもいい意味捨て身で向かってかなきゃね!と思ったよ!

それがきっと少なからず通じたと思った(´▽`)
ありがとね!

あー、今の子…羨ましいな~って部分と、何だかかわいそうだなぁ…ていう部分がいっぱいあるよ。

ついつい、子どもの可能性ってのを最大限に伸ばしてあげようって、良かれと思ってやってるに違いないんだけど、結果的にいろんなスケジュールに追われるだけの、集中する暇のない子が多い。

そうそう詰め込んだからって、何でもできる子になるとは限らないし、勉強だけじゃこれからの人生、なんの保証にもならないし…生活力ってのか、生きてく力の方が大事な気がするのよぉー。

そういう子にも、みんなと頑張ることの楽しさ、集中することの幸せさ、一瞬一瞬を大事に生きること…そんなのを感じてもらうために、私の方も成長していきたいわ~。
(*´∀`*)
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