ゆこちんのトランペット

トランペット奏者 藤井裕子のコンサート情報、トランペット談義のつもりが…こぼれ話や大きな声では言えない話も…毎日更新中♪

楽器を洗ったよー!

2010年10月29日 16時01分57秒 | 音楽&トランペット&レッスン
って、別に高らかに宣言するほどのことでもないけど、洗ってついでにピカピカに磨いたら気分が良くなったから~!

旦那が、明日のBrass Eightのいわき公演に備え、我が家でトランペットのセクション練習をしていたので、その間に楽器をキレイにしたってわけ!

楽器を洗うと、ツボが変わっちゃって…っていう人も中にはいるけど、私の場合は楽器が汚れてくると音と吹き心地で分かる。「もう限界じゃー!!!洗ってくれ~!!」と楽器がのたまうので、そんな時は全部ばらして洗っちゃう。そうするとまたツボがバチッと戻って音がシャキッとするよ!

もしかしたら、洗うとツボが狂う人は、楽器の洗い方を気をつけてみると違ってくるかも!
ブラシを通す時は、ギュウギュウ通さずに、シャカシャカシャカシャカって小刻みにやさしく。
汚れを落とすことに必死になり過ぎて、管内の金属の目を狂わせない様にね!均等に。

水(ぬるま湯)を通す時も、なんとなく息の流れを考えて、シャーっと通しましょう。洗剤は完ぺきに落とそう!
熱いお湯とかは、何かポリシーがあってやるならいいけど、普通は体温と同じくらいの温度のお湯が最適だと思うよー!

というわけで、月に1回は洗おう!

ちなみに…H.クラークの本には毎日お湯でピカピカに洗った…という記述があったな。キレイにしてあるに越したことナシ。

あと表面を拭くとき、特に銀メッキの楽器でポリッシュなんぞを使う場合、クロスが黒くなるのは、化学反応で、ほんの少しとは言えメッキが減っていくので、キレイにしたら、その状態がキープできるように、練習が終わったらポリッシュなどの付いていない、楽器用のクロスで手あかなどを落としておきましょう!
ポリッシュは最小限でいいようにねー!

またまたこんな、「知ってるよーぉ!!!」というような内容をご丁寧に書いているのは、何気に「楽器の洗い方」で検索してこのブログにたどりつく人が大勢いるから。
私たちにとっては、楽器を洗うのは歯磨きするくらいの感じだけど、洗ったことのない人にとっては、きっと「壊れたらどうしよう…」とか「どうやって洗うんだろう?」と思うに違いない!
やってみれば何のことはないんだけど、なんでも最初はドキドキするもんだよねー!

あ、あと絶対に気をつけてほしい事は…抜き差し管やピストンなど抜ける所は全部抜いてから洗う事をお勧めします。
簡単に済ませるために、抜き差し管をそのままで水を通す事ももちろんあるけど、その時には、息では抜けないような管も水圧によって簡単に吹っ飛ぶ!ということを絶対に忘れない様に。
ばらさない場合は抜き差し管は手でしっかり押さえておきましょう。水圧甘く見ると、管が吹っ飛んで恐ろしく哀しいくらい凹みができます。どの管が吹っ飛ぶか心配な人は是非先に抜き差し管を抜いて、薄めたブラスソープ(食器洗い洗剤でもOK)に浸けておきましょね~。

ピストンの下のキャップ(ボトムキャップ)はできれば買ったままの順番がいいので、順番が分かるように置き場所
を工夫するとか、ちょっとだけ油性ペンで印をつけるとかしてください。
キャップの順番で音程が変わります。逆に言うと、音程がしっくりこない場合、キャップの順番を工夫してみると、いい答えが見つかる場合あり!
基本的には、3番管の下が一番重いキャップ、あとは順番に軽く…という風にするのが、ノーマルらしいです。もちろん好みでOK。


バックの楽器を使っている人は、3番管のストッパーの位置を工夫しても音程が変わります。一番しっくり来る所を探して位置を変えてみるのもいいですよー!


おっと、調子にのっていろいろ書き過ぎた!

あ、それと…ピストンの下の穴からも一滴でいいので、バルブオイルをさしてよーく馴染ませておくと、内側のサビを予防でき、長持ちするそうな!
と、聞いたので私もいつも注してます!

またも書いてしまった!

というわけで、ちょっとお腹が空いたから、何か食べる事にします。またね~\(^o^)/
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