ゆこちんのトランペット

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新しく新訳「弓と禅」がやって来ました!!面白いよー

2020年01月23日 00時20分00秒 | 映画・本・CDなど
こんばんはー!!

たくさんの本を一度に並行しながら読んでおります。

あとちょいで、「人生が変わるすごい『地理』」が終わります。

相変わらず「世界は音に満ちている」が爆発的に面白いです。

「エフォートレス・マスタリー」は本当に良い本でした。

他にもまだ読んでる本があるのですが、

今日、まずはこの前ポチったイタリアの歯磨き粉が届きました。買ったの、忘れてて、「あー、、、そろそろ歯磨き粉買わなきゃな、、、」と思ったところだったので、いやーちょうど良いところに来たな(^^)

バイオリペアってヤツ。

歯に良いモノが欲しくて、ちょーど探してたところで、デンタルケア用品20%オフの日だったので、コリャー買うでしょ?とね!!

そして、同じ日に「エフォートレス・マスタリー」の中の注釈に書いてあって、とても気になった本、新訳「弓と禅」ってヤツも、えーい!!自己投資をケチっちゃーダメさ!!とポチってまして、こちらは宅配じゃなく郵便だったからまだまだ来ないと思ってたんですけど、

なーんと、今日届いちゃった

届いちゃったからには、もう読みたいのだー!!


午前は、昨日のうちに仕上げようと思ったけど、8小節で満足しちゃった耳コピ曲のコード付けを、とっとと終わらせようと、頑張ってみました。

いやはや、、、

最近うっすらと気付いて来ましたが、


ワタクシ、耳コピが物凄く好きみたいです。。。


それにコード付けたりするのも、だいぶ好きみたいです。


なんか、数学とかの謎解きとか閃きとか、パズル的な感覚とか、なんだか分からないけど、やっててめっちゃ幸福感があります。

なんだこりゃ??って思うようなコードがバチッとできた時なんぞ、ずーっと浸ってたくなります。

ちなみにピアノでヒラ〜っと伴奏付けるのもたまらなく好きなようです。。。最近気付きました。

そういう職業あれば、良いのか??

いやいや、譜面だと「納期」とかありそうだしね

自分のやる曲のコードの耳コピくらいでちょうど良いのかな?!

というわけで、

凄く「よく聞こえない」コードだったんですけど、うわー!!これで良い感じじゃね?と我ながら素晴らしく聴き取りを終え、スッキリ。

しかし、、、まだまだ鬼のように溜まっている仕事たち。。。あははははは。。。

世の中の皆さんはどうやってこなしてるのだろう??

私なんざー、結婚してるとはいえ、旦那が本当に何でもやってくれますし、やることってったら、自分のことくらいなんだけど、それでも毎日練習やら仕事やら仕事の雑務やら仕込みやらやってると、全然遊んだりしてる気はしないのに、あっという間に1日が終わりますよ。

これに、子育てやら完全な主婦業などやっておられる方々は、どれだけスーパーなんだか、、、本当に恐れ入ります。。。素晴らしいです。。。

そんなかんなで、かくなる上は、練習しつつ、本を譜面台に載せて、読んだりしながらまた吹くのだー!!

どっちかにせーい!!

もーね、同時にいろいろしてますから。

で、新しい本も読み始めたわけですけど、


いやー!!!これまた恐ろしく面白い。

ドイツ人の哲学の先生が、「禅」とか「無」の境地ってのが一体何なのか、西洋で勉強していても、全く分かりそうにないから、ちょうどよく日本での数年間教授の仕事の打診があったから、これぞそのような精神を知るチャンス!!と来日。

そこで、いきなり禅の世界は難しかろうってんで、技術から入れる弓道をやってみることに。

で、素晴らしい達人の門を叩くわけだけど、

その方の知り合いの先生が、同じように「精神世界を学びたい」とやって来た西洋の人を弟子に取ったが、全くその世界を感じ取ってくれなくて、酷い目にあったと聞いているから、と断られた。

でも、自分のことは1番下の若い生徒として扱ってくれて良いから、教えてくれと食い下がって、ようやく入門。

それから、達人について学ぶわけだけど、


その心の変化とか、西洋人の感覚からしたら、弓道はスポーツで何か「技術」だと思って「やり方を教えてくれよ」的な気持ちであったところから、徐々にその深遠な世界に入っていく、、、

そして、この感覚は分かったものにしか分からない、深い世界なんだということを体感していくところを書いてるんだけど(まだ前半しか読んでないから、今はこの辺までなんだけどね!)、

いやー、日本人ならある程度までは、「そんなことでしょーよ」と分かっちゃう、でもだからってそれ以上の深い精神世界へはもちろん精神就業あって初めて体得するものなんだろうけど、どこかしらある程度察することができてしまう部分があると思うんだけど、

そこはこの筆者が完全な西洋人マインドの学者であったことから、その精神世界の「差」や、気付きや変化を素晴らしく感じ取って文章にしてくれてるもんだから、めちゃくちゃ分かりやすいし、分かってるつもりだったり、誰でもわかると思っていた部分が西洋人にとっては当たり前じゃない部分、西洋人の考え方の基準、などがとてもよく分かる文章になっていて、素晴らしい!!

新訳ってくらいなので、昔からこの本はあったようだけど、そもそもが古い本なので文章自体が固い表現であったところをとても読みやすく、かつ原文の雰囲気がほんのり分かる感じになっていて、とても良い。

後半を読むのがとーっても楽しみだわー。


今、練習するときに「エフォートレス・マスタリー」にあった、スペースって考え方をちょっともしかしたら曲解してる可能性もあるけど、何も考えずともちゃんと出来るようにしようと思っていて、今までなら「ちゃんとできるようにどうにかしなきゃ!!」というマインドでやっていたり、「もっと歌わなきゃ」とかいろいろ思っていたところを、相当に客観的に、「筋肉が覚えて正しくやれるまで、体が勝手にやるのを客観的に見てる」ように練習することにしたから、

出来てないところも、「わー!!これ出来てないね!!」、じゃあ「ハイ、もう一回」と思うだけで、ほこに善悪とか嫌悪感とかは一切なく、単にできるほどは慣れてないから、できるまでやーろう!っていう感じで、

そうすると「焦り」がないから、無駄に力んだりする必要がなくて、体がその演奏に最適なやり方を見つけて慣れるまで、見届けてるって感じ。

自分がやってるんじゃないから、冷静に見てる(本当は自分がやってるんだけど、精神としては、「スペースから体がやってるのを見てる」って言うスタンス、って意味ね!)から、心はザワつかない。

でも、これが例えばレッスンで見本を、、、とかなった時に、ちょっと「自分がちゃんとしなきゃ!!」って思って、「思ってもない」感じになることがある、ってのが今日レッスンし始めて分かったので、すぐに「スペース」に戻ることにして、楽器を単に最適な位置に持って来て、後はヨロシク!!って感じでやり始めたら、かえって思い通りになってきた。

ここで音色なども気になるわけだけど、そこでも「エフォートレス・マスタリー」の教え通り、「私の出す音は今まで聞いた中で1番良い音」「今まで聞いたこともないような素晴らしい音」と思う(フリでも良いらしい)ことにして、「愛」を持って吹くことにしてみた。

ま、こういうことの繰り返しで「慣れる」「当たり前にする」っていう、この「弓と禅」の世界と似たようなものなんだよね、演奏も、って思う。

とまあ、そんなかんなな1日でございました。

あ、気付けば旦那がさっさと寝息を立てていらっしゃる

それではみなさん、また明日ー!!おやすみなさーい

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