ゆこちんのトランペット

トランペット奏者 藤井裕子のコンサート情報、トランペット談義のつもりが…こぼれ話や大きな声では言えない話も…毎日更新中♪

音色

2012年09月20日 14時28分42秒 | 音楽&トランペット&レッスン
今日はお休みなので、しっかり仕込みをせにゃーならないところを、朝からついついiOS6の新機能はどうなんだろう???などと思っている間にあっという間に11時になり、慌てて床なんか磨いたり洗濯やらご飯やら…思いついて今更ダウンコートを洗ったりなんかして、あとはちょっと事務仕事なんかしたら、またもこんな時間であります。


で、ちょっと忘れドメ的に書くので、またそのうち違うこと言い出したら、出たな!と思ってください(;´∀`)…えへへ。



昔の自分といろいろ比べたところで全く意味がないということは、頭じゃ分かってるんだけど、まあついついやりがちであります。

音色について。。。


前は、いろんなテクニック的なところに問題が山盛りでも音色が良いと言われることが多く、でも自分じゃ別にそれについて特にどうこうしているわけじゃなかったので、さしたる確固とした原因…というか理由というか、とにかくどうしてそういういわゆる「良い音色」ってのが出るのかは、わかりませんでした。


楽器?MP?人間???



とにかく音色は気をつけてなかった。でも音程とか歌い方とか、和音ごとの倍音の乗っかり方とかそういうのは気をつけてました。かなり。



で、最近…


どーも、自分の音色に全く自信がない。そもそもどういう音がいいのかとか考えてなかったから、どうやったらいいのかとかも分からない。

とにかく前は結構好きだった自分の音があんまり好きじゃないときが多い。自分が好きじゃないと人だって好きになりにくいじゃんねー、そりゃー。




でね、


今、急に分かった気がしたから書くわけだけど…





音色なんて、もうその人固有のものなんだから、どうにかしようなんて考えたって無駄なんじゃないかって。



いや、むしろ、音色のことはもう考えないで、それより自分にできるのは音程とか歌い方とか響きとかそういうものだけなんだから、それに集中すべきなんじゃないかって!!!



いい音色なんてものにばっかり気を取られて、その他のことをおろそかにしちまってきたから、結果として音色が生きて来ないんじゃないかって。




うーん。急にそれに確信が持ててきました。


そして急に…

「歌なんて簡単よぉ。音程とリズムだけ。声はその人の持ってるものだから…」的に八代亜紀さんが話していたことが頭に蘇ってきた。



八代亜紀さんのハスキーボイス。あれはあれで好きだ。


あれを直して…で、だからどうだっていうんだ???むしろ、あの声だからこそステキだ。





トランペットなんかってのは、声よりも楽器としての「トランペット」ってものが間にある分だけ、少しばかりメカニックな風に感じるし、楽器を変えたら…マウスピースを変えたら…吹き方を変えたら…そしたら音色が変わるんじゃないか???みたいな思いが起きやすい。


でも、振動の源である唇やら、それを響かせてくれている歯だの骨だの体だの肉だの…すべてが人それぞれ違う。


だからやっぱりメカを通るとは言え、音はその人固有のものだ。


その固有のものをあれこれ考えても仕方がないのではないか??



それより、どんな風に歌いたいのか、どんなサウンドで響かせたいのか、そういうことのほうに心を向けたほうがいいのではないか!

どんな楽器ならどういう音がする…


それって、実際あるような気もする。そりゃーちょっとはある。でも超根本的なところは楽器が変わっても変わらない。


まあこう書いていくと、いやいや音程やらサウンドやら倍音やら…それが音色でしょう?となりそうでもある。


まあ恐らくそうでもあるに違いない。


でもこういうのって、矢印の向きが大切で、必ずしもA→Bだからって、A←Bではないってことはよくある。どちらからのアプローチかで結局同じでしょう?と思えることでも、行ける場合と行けない場合があるのだ。うん。そう思う。


というわけで、今日からしばらくは音色のことは考えません。ウシシ。
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