県警音楽隊のみなさんとの練習を終わって(みなさん、お疲れさまでしたー!あーんどお邪魔しましたー!次は12月にお邪魔しますですぅ!それまでに鍛えておこうっと!)、一旦実家まで歩いて帰った。
母校の中学が警察学校の目の前だから、中学生のころは毎日通っていた道なんだけど、微妙に道が変わってたりで遠回りではあったけど、それでもちょいとくたびれたのでちょっと凹むなあ!
中学生のころは、背中に教科書等を全部背負って、スキップしながら超高速で帰る事ができたのに!
頑張らねば!
6時頃、実家に到着!
「まあ!遅かったねー!さー急いで!」
父は家庭菜園でかいた汗を急いでシャワーで流していて、母はご飯を食べて帰れるようにと用意していてくれた。
小アジのマリネがメイン。今日知り合いが釣って来たものらしい。
旨いっ!
家を出るまであと10分しかない。
急いで食べる。
父は、別な駐車場に止めてた車を取りに行って来る!と先に出発!
でちょいと予定より遅れて6時14分、玄関へ。
父の手作りの野菜や、うちの旦那に食べさせてねとマリネをいっぱい持たせてくれた。
荷物を一緒に運んでくれた母に、父「かーちゃんもいくかー?!」
というわけで、父&母が揃って高速バスの鳥原のバス停までおくってくれた。
ウチは小さい頃(と言っても大学生くらいまで)、決してどこかへ送ってくれるなんて有り得ないウチだった。
そもそも父が、仕事が急がしすぎて、とてもじゃないけど送ってなんて頼める雰囲気じゃなかった。母は免許なし。
たまにどうしてもと恐る恐る父に頼んでも、「なにっ!!」と怒られたり、運良く送ってもらえたとしても、決して「快く」ではない。
それが、定年を境に徐々に変わって来て、今は逆に少し喜んで送ってくれてるような気がする。
母とも小さい時はあまり仲良くなかった。
婆ちゃんの方がかわいがってくれるからいいっ!と思ったこともある。
弟が2人できて、寂しくて赤ちゃん帰りしてたみたいで、今までと違って急に聞き分けの悪くなった私のことがどうしていいか分らなくて、ついつい叱ってしまってたとあとで母に聞いた。
叱られてバッカリだから嫌われてると思って、辛かった。でも母も、「婆ちゃんのほうがいい!」などと言われて、辛かったらしい。
いつしか、お互いの気持ちが分かって、今じゃ最高の理解者である。(旦那もそうだけど!)
そんなことをバス停に一人、バスを待ちながらしみじみ思ったら、急に涙が出て来た。
今日までのたくさんのこの恩を果たして何で返せばいいのか分からない。
とにかくずっとずっと元気でいてほしい。