萬葉のヤマアイ染め 2008年05月04日 | 山の花 『ヤマアイの古代染め』の記事を先日書きましたが、このヤマアイの”藍染め”を独自に研究したのが、辻村嘉一氏でした。 辻村氏は、なんとかこの藍色に染色ができないものかと、何百回もの試し刷りを試み、長い試行錯誤の末、ついに昭和51年の12月に、銅媒染で藍色の染液がそのまま布に染着して、水洗しても流失しないことを発見しました。今回は、辻村氏が山藍染めを探求し、ついに発見した「萬葉の山藍染め」を、体験してみたいと思います。 詳しくは、『萬葉のヤマアイ染め』としてUPしましたので、どうぞご覧下さい。 « シロバナエンレイソウ | TOP | ヤマシャクヤク »
10 Comments コメント日が 古い順 | 新しい順 本当に染める! (うすのき) 2008-05-04 13:16:50 こんにちは、なかなかさん。 興味深く拝見しました。 なんという濃い藍色なんでしょう。ダクロンなんかで染めると簡単に染まるのですが天然素材は手はかかるけれど愛着がわきますよね。 実践・・・・凄いです。 何回凄いなぁと思ったでしょう。緑色で染めてある葉も、いろんな意味で面白いです。 返信する 芸術的 (とんちゃん) 2008-05-04 15:07:29 なかなかさんの絵心にも下書きのシロバナノエンレイソウはこれからですか?素敵な染め上がりです実際染めも自分でやってしまうなんてすごいのひとことです。生葉では緑色に染まりこれもすごくいいですね。4回塗ったら深い藍色がはっきりしてきて引き込まれるような色になって私までうれしいです。辻村氏の謙虚な姿勢はそのまま藍染につながっていくような気がしました。この蝶々 とってもいいです。 返信する こんばんは (なかなか) 2008-05-04 18:32:20 うすのきさん1番のコメントありがとうございます。昔の人はこんな風に、手間と時間をかけて染めていたんだろうなぁ・・と思いながら、楽しんで取り組めみましたよ。そうそう、緑色も綺麗でしたよ。とんちゃん染め上がりは、自分ながら良くできたと思いました。絵心のほうは??です。ろうけつ染めって、筆をもったら迷わずサッと描かないと、ろうが固まるんです。こんなことも、発見しながらの染め体験でしたよ。 返信する おみごとです (そよかぜ) 2008-05-04 23:26:01 辻村氏の研究を分かりやすく紹介していただきました。硫酸銅を酢酸銅に代えたのはですね。グッと身近になりました。私のブログの「ヤマアイ」(下記URL)からもリンクさせていただきます。http://soyokaze-jp.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_a6d6.html 返信する 追伸 (そよかぜ) 2008-05-04 23:30:21 生葉で染めた緑はどのくらい持つものなのでしょう? 返信する 実験大成功~! (かえで☆) 2008-05-05 00:14:46 なかなかさん~ついに遣りましたね~大実験!完璧お見事でした~(^-^)//""ぱちぱちきっと辻村氏もお喜びでしょうね。平家のアゲハの紋所にも負けてないですよ~♪ 返信する おはようございます (なかなか) 2008-05-05 07:35:32 そよかぜさん酢酸銅ならばできるぞと思いついたのが、実践してみようとおもったきっかけでもありました。 ただ、硫酸銅に比べ染色能力は低いようです。リンクの方もありがとうございました。生葉で染めた緑は、ちょうど1ヶ月たちますが、まだ染まっています。かえでさんある時は、こんな目探検隊! ある時は、素人染色家・・?おお~平家のアゲハの紋所も考えたのですが、技術がともないませんので、あきらめたんですよ。大実験、作品がどんな風にできるのかワクワクで、楽しかったですよ。 返信する まぼろしの山藍染め (イワイ) 2008-05-05 19:59:26 こんばんは!先人のヤマアイに対する思い、その先人に思いを馳せる辻村氏、体験し分かりやすく解説してくれたなかなかさん・・・なんだか胸がいっぱいになりました。絵心、確かにありましたよ~♪ 返信する きれいです (panda) 2008-05-05 22:31:15 なかなかさん、とっても綺麗に染まったんですね蝶の絵もステキですそれに藍色も濃い色、薄い色とどちらもきれいで、小さな額に入れて飾りたいくらい。ほんとにヤマアイで染まるんですねとっても感激! 返信する おはようございます (なかなか) 2008-05-06 07:04:13 イワイさん辻村さんの山藍に対する深い思いが伝わってくる、すばらしい本でしたよ。 絵心褒めてくれて、ありがと~♪ pandaさんほんとうにヤマアイで、藍色に染まりました。 どの図鑑にも、緑色に染まるとしか書いてありませんが、辻村さんはちゃんと、藍色に染まることを証明してくれました。 ヤマアイの見方が大きく変わりましたよ。 返信する 規約違反等の連絡
興味深く拝見しました。
なんという濃い藍色なんでしょう。ダクロンなんかで染めると簡単に染まるのですが天然素材は手はかかるけれど愛着がわきますよね。
実践・・・・凄いです。
何回凄いなぁと思ったでしょう。緑色で染めてある葉も、いろんな意味で面白いです。
下書きのシロバナノエンレイソウはこれからですか?
素敵な染め上がりです
実際染めも自分でやってしまうなんてすごいのひとことです。
生葉では緑色に染まりこれもすごくいいですね。
4回塗ったら深い藍色がはっきりしてきて引き込まれるような色になって私までうれしいです。
辻村氏の謙虚な姿勢はそのまま藍染につながっていくような気がしました。
この蝶々 とってもいいです。
1番のコメントありがとうございます。
昔の人はこんな風に、手間と時間をかけて
染めていたんだろうなぁ・・と思いながら、
楽しんで取り組めみましたよ。
そうそう、緑色も綺麗でしたよ。
とんちゃん
染め上がりは、自分ながら良くできたと思いました。
絵心のほうは??です。
ろうけつ染めって、筆をもったら迷わずサッと描かないと、ろうが固まるんです。
こんなことも、発見しながらの染め体験でしたよ。
私のブログの「ヤマアイ」(下記URL)からもリンクさせていただきます。
http://soyokaze-jp.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_a6d6.html
完璧お見事でした~(^-^)//""ぱちぱち
きっと辻村氏もお喜びでしょうね。
平家のアゲハの紋所にも負けてないですよ~♪
酢酸銅ならばできるぞと思いついたのが、実践してみようとおもったきっかけでもありました。 ただ、硫酸銅に比べ染色能力は低いようです。
リンクの方もありがとうございました。
生葉で染めた緑は、ちょうど1ヶ月たちますが、まだ染まっています。
かえでさん
ある時は、こんな目探検隊! ある時は、素人染色家・・?
おお~平家のアゲハの紋所も考えたのですが、技術がともないませんので、あきらめたんですよ。
大実験、作品がどんな風にできるのかワクワクで、楽しかったですよ。
先人のヤマアイに対する思い、その先人に思いを馳せる辻村氏、体験し分かりやすく解説してくれたなかなかさん・・・なんだか胸がいっぱいになりました。
絵心、確かにありましたよ~♪
蝶の絵もステキです
それに藍色も濃い色、薄い色と
どちらもきれいで、小さな額に入れて飾りたいくらい。
ほんとにヤマアイで染まるんですね
とっても感激!
辻村さんの山藍に対する深い思いが伝わってくる、すばらしい本でしたよ。
絵心褒めてくれて、ありがと~♪
pandaさん
ほんとうにヤマアイで、藍色に染まりました。 どの図鑑にも、緑色に染まるとしか書いてありませんが、辻村さんはちゃんと、藍色に染まることを証明してくれました。 ヤマアイの見方が大きく変わりましたよ。