ゆきちゃん通信++tomiの日記++

自閉症の娘、由紀子の毎日と
母の生活を綴っています。

私のこれから

2011年07月17日 | ゆきちゃんの日記
基金訓練が終わり、
老人のデイサービスでのボランティアも終わり・・・

さて、これから何をしましょうか?(笑)

のんびりすればいい!

そうなんです・・・
そうなんですけど・・・・

このまま、何もせずに
歳を取っていくのは
淋しいじゃないですか?!

そんな思いは
基金訓練の前から
私の中で沸々としていました。

そう・・・

由紀子の思春期がおわりに近くなって
落ち着きを取り戻し始めた頃から

私と同じような経験をしている人の
役に立つような仕事がしたいと
思うようになりました。

どこかの施設に勤めて
相談業務なんかができたらいいなぁ~~・・・

そんな事を考えてました。



だから、2年前に
ヘルパーの資格を取ったんです。



でも・・・
資格をとって、
「いざ!」
と、なったとき・・・・


「相談にのる」・・・この言葉に
すごく抵抗を感じるようになりました。


私が人にアドバイスをする?!

私にそんな大それたことが出来るのか?

私は、それ程いい子育てをしてきたわけでは無いし・・・

今だって、毎日反省や後悔の連続なのに・・・

それに、カウンセラーの勉強をしたわけでもない・・・


そんな事を考えたら
身動きが取れなくなりました。

あれから2年!!




でも・・・

最近、基金訓練などで
障害と全く関係の無い世界に触れる中で
私の中でちょっと変化がありました。



昔、つらかったとき
いろんな人からアドバイスを貰ったけれど・・・

一番、どん底にいる時には
どんなアドバイスを貰ったかなんて
ほとんど覚えていないなぁ~~って!(汗)

・・・すみません!m(_ _)m・・・・


あの頃、心に残っているのは
話を聞いてくれて、一緒に泣いてくれた人の顔!


アドバイスが受け入れられるようになったのは
その人たちのおかげで
少し顔を上げて、
前がみられるようになってからだった・・・



だから・・・私
思ったんです。

相談役にはなれないけど
つらい立場の人の話を聞いて
共感してあげることは出来るのではないだろうか?



子どもが荒れても、何もしてやれなかった悔しさや
今まで積み上げてきたものが
崩れていってしまうような・・・
なんともいえない悲しさ!


疲れて、疲れきって
もう、この子と一緒に死んでしまおうか・・・

がけっぷちまで落ち詰められた
親の気持ち

あれは、経験した人でなければ
共感は出来ないだろう・・・

私に役目があるとしたら
そんな思いでいる人の話を聞くことではないかと!



仕事とか、そんなんじゃなくて・・・


と、言っても
誰かに求めてもらわなければ
そんな役目も果たせませんけどね?!(笑)


でも、私がそんな気持ちでいれば
誰かのSOSが聞こえてくるかもしれないし!




そう思いながら・・・

それまで、私自身が
SOSを発信しなければいいな・・・と、
ちょっと心配したりもするのでした。(笑)


頼むぜ!ゆきちゃん!!

=END=
コメント (2)
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