畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

大きな鯛を天婦羅に!

2019-07-15 04:32:01 | 食べ物

 前日の夜遅く、遠慮がちにご近所が大きな鯛を持参。

なんでも、福井の方にまで釣りに出かけ、そのために遅くなったと恐縮しつつ言います。

 翌日、土曜日は雨模様で畑は草刈りのチャンス。朝食後冷蔵庫の鯛を見る間もなく出かけた。

そして、草刈りが一段落すると畑の土も乾いてくる。チャンスとばかりに家からコマメを持ち出して除草代わりに耕耘。

 その耕したばかりの畑に刈り取った草を敷き詰めたかった。畑は「マクワウリ」の蔓が伸びて限界だったのです。

昼食をはさみ、午後も下の畑もコマメで耕して刈り取った草を敷く。こちらは「コリンキー」の畑。

 

 5時近くになり、家に電話を入れる。「鯛は私が帰ってから下すのでそのままに」と。

実は畑仕事をしながら考えた食べ方は「鯛の天婦羅」です。

 徳川家康がそのあまりの美味しさに食べ過ぎて、それで体調を崩して亡くなったとか。

そんな、ぜいたくを一度してみたかった馬鹿なスベルべだったのです。

 5時半を過ぎて帰宅し、急いで処理したので五枚におろした写真は撮れない。

でも、大きな切り身にして天婦羅仕立て。厚みのある切り身と薄い切り身は時間を変えて揚げる。

 

 熱々、揚げたての鯛の天婦羅は塩で頂きます。

それも、少し凝って二種類。こちらは宮古島の雪塩です。

 

 こちらの塩は新潟は「笹川流れの塩」です。

揚げ方も上々で家族には大好評。もちろん全員が初めて食べた味でした。

 そして、驚いたことに大きな切り身を焼いて離乳食の孫へ上げた時の事。

孫はたちまちお気に入りで、顔を輝かせて食べるのでした。「おいおい、毎日鯛かよ」なんてスベルべ。

 

 こちらも近所から頂いた「つるむらさき」です。

我が家も植えてあるけれど、まだ小さくて摘めないのですよ。

 朝から一日休憩もしないで畑仕事。とどめは料理ですから忙しい土曜日になりました。

山の畑に行く途中の沢はまだ一昨年の水害の復旧工事中。でも、最近は土木工事も土日休みなんですねー。

土曜も日曜も祭日も無し。超過勤務手当も無いけれど、これでも満足の暮らしのスベルべなのです。

 


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2 コメント

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Unknown (赤石岳)
2019-07-15 08:16:46
鯛の天ぷら‼ お孫さんのリアクションが全て‼ですね。 スベルベさん宅の食卓は海も山の幸も豊富ですね。 何と言っても 新鮮な魚類はこちらでは貴重です。

野菜の生育が 遅く 採れて困るはずの 夏野菜も もう少し大きくして食べよう😆 と遠慮がちに採っています。 さっきの関東甲信越地方の天気予報では、新潟は日照時間は多いとありました、 ので 、スベルベさんの畑は例年通りでしょうか。 いつかやって来る?食糧難 を思い空を見上げています。 涼しいのは身体にお蔭でもあるのですが。 😅
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Unknown (ミケ)
2019-07-15 10:19:04
すごいー! 鯛を天ぷらにするなんて考えられません。釣りに行かれた方からのいただきものというのもすごいー!私もたまに、鯛めしでも、なんて思って少し買うくらいですね。海無し県はそんなものです。鯛の代わりに蛸飯もおいしいけど、蛸も高いです。この頃は魚類は値上がりしている気がします。仕方ありません、農業、漁業、林業、などは後継者不足もあってどんどん廃業するらしいですから。魚は高くても当たり前、だって自分で捕りに行ったら(行っても捕れないけど)もっと大変ですから、捕って来てもらうのですから高くても当然ですね。
コリンキーも作られていらっしゃるのですね。草を刈って草マルチ、草は捨てずに利用するのが◎ですね。
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