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昨日の午後、約束していた知人が来宅。白いカタクリの花に案内するという。
今は、雪国越後の魚沼地方はカタクリが花盛り。群生地があちらこちらとみられるチャンス。
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広い面積の斜面で咲き誇るカタクリの群生の中に目立つ白いカタクリ。
数万株、数10万株に一株の割合で発生するのだという。突然変異なのでしょうか。
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紫色の普通のカタクリと比較すると、葉にフが無いのも特徴です。
案内した彼には、見つけた経緯は聞かないでしまった。彼も人伝に聞いたのかもしれない。
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この一枚だと、紫のカタクリと白いカタクリの葉の違いがよくわかります。
動物にも、白い個体が誕生することがあります。それはアルビノとも呼ばれています。
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案内してくれた知人は、この場所にある白いカタクリの株数まで知っている。
残念なのは一カ所大きな穴があったこと。盗掘でしょうね。不届き者がいるのです。
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案内してくれた彼は、白いカタクリを増やそうと努力をしている。
花が終わり、実を結んだ頃に、その実を採取して別の斜面に種として蒔いている。
目立たない、しかし言われてみると分かる、目印の棒が建てられていた。
その棒の根元に、3年前に種を蒔いたというカタクリの小さな葉が見られました。
カタクリは実生(種からの繁殖)だと開花するまでに数年か、それ以上を要するとも。
彼の努力が実ることを祈るばかりです。そして、この記事を見て下さった皆さんにも幸せが来ますよう。
貴重な植物を守っている方のお話に、自分も今関わっている植物、小さな生き物達の事を頑張ろうと思いました。
馬鈴薯も植えてないし、世の中ネギを植えている時期に、蒔いたネギは植えるに程遠い状態。
あれもこれもの毎日になってきました。
寒かったので、油断していました。又しても百姓の来年。
実は昨日も全山カタクリという、六万騎山に行ってきましたが、あの群生地にも白花はありませんでした。
気が付かないだけで、姿を消している動植物も多いですよね。
自然の変化に目配りをした生き方を続けたいと思っています。
本当に、あれもこれもの季節になりましたよね。徐々に体も夏仕様に変えていきましょうか。